色即ぜねれいしょんのレビュー・感想・評価
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乾にはやさしいおとん(リリー・フランキー)とおかん(堀ちえみ)がいる。 乾は同級生2人から夏休みに島根県の隠岐島に行こうと誘われる。 そこはフリーセックスの聖地で、楽しいことがいっぱいあるらしい。
動画配信で映画「色即ぜねれいしょん」を見た。
2009年製作/114分/日本
配給:スタイルジャム
劇場公開日:2009年8月15日
渡辺大知
峯田和伸
堀ちえみ
リリー・フランキー
臼田あさ美
石橋杏奈
森岡龍
森田直幸
安藤サクラ
大杉漣
塩見三省
みうらじゅん原作
映画タイトルは主人公が仏教系男子高校に通っているからと思われる。
予備知識なしで見はじめる。
知っているのはリリー・フランキーが出演していることだけ
田口トモロヲが監督だということは後で知った。
乾はボブ・ディランを愛する京都の高校生。
やさしいおとん(リリー・フランキー)とおかん(堀ちえみ)がいる。
乾は同級生2人から夏休みに島根県の隠岐島に行こうと誘われる。
そこはフリーセックスの聖地で、楽しいことがいっぱいあるらしい。
隠岐島で乾は女子短大生のオリーブ(臼田あさ美)や
ユースホステルの世話人ヒゲゴジラ(峯田和伸)らと知り合う。
2日後オリーブは突然島から帰ってしまう。
ひとり桟橋に見送りに行った乾にオリーブは電話番号を書いた紙を投げた。
その晩、同級生2人とヒゲゴジラと酒を飲んだ乾は
騙されているかもしれないと思いながらヒゲゴジラのレコードを3000円で買った。
乾は騙されていてもかまわないと思った。
結局、島ではフリーセックスとか、そういうことは何もなかった。
京都に戻った乾はオリーブに電話をかけた。
後日、乾はオリーブと会うことになった。
オリーブとのいろいろなこと、
その後の学園祭での出来事など、
物語は続く。
臼田あさ美出演の映画は計6本を見たのだが、
この映画での臼田あさ美はとてもセクシイである。
彼女の関西弁はとても上手い。
彼女の関西弁は90点をあげられる。、
関西人だったかなと思ったが、
千葉県出身だった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
何だか最高でした
ずっと青春の物語。
そういえばこれ観ていなかったなと初鑑賞。監督もトモロヲだしワクワクです。
まぁキャストが濃い。
渡辺(チェルシー)、峯田(銀杏BOYZ)、岸田(くるり)、からの堀ちえみにリリーに安藤サクラですよ。
さらに大杉漣や官九郎もいるじゃ無いですか、目が離せませんでしたね。
フリーセックスの島へ行く。ただそれだけでこれといった展開も無いのに、何だか実に作品が愛らしい。
それにやっぱり峯田の存在感ですよw
海に飛び込んだのアドリブですよね?本人過ぎて素で大笑いしましたwww
村八分の「どうしようかな」もアツかったし、何だか最高でした。
京都の仏教系男子高校に通う純は、ボブ・ディランに憧れる平凡な文科系...
京都の仏教系男子高校に通う純は、ボブ・ディランに憧れる平凡な文科系男子。初恋の女子に告白できずに悶々としていた純はある日、童貞仲間に誘われるがままフリーセックス主義者が集まると噂される島へ行くことに。そこでオリーブと名乗る美少女に一目ぼれする純だったが……。
今はさらに9年も経過してテレビなどでもどうなっているか観ていないの...
今はさらに9年も経過してテレビなどでもどうなっているか観ていないのでわからないが、42歳の頃の堀ちえみが出ていて、私としては、アイドル歌手の頃はそんなに良いとも思わなかったのに、
熟女になった堀ちえみの色っぽさを感じていた時期で、まさにそうした雰囲気が出ている頃だった。しかし、堀ちえみというのは、離婚後半年に再婚を2度繰り返しているということで、離婚前に不倫交際して乗り換えてきたのかと、そういう意味では良くないが、美人だったので、離婚後すぐ交際できたのか?それにしても半年でとは。2009年と言えば、東日本大震災以前で、ワーキングプアはマスコミに出ていた時期だと記憶が確かではないが、高校生が3人でフリーセックスの出来る島に行こうとするトキメキがテーマとなっている。青春にもいろいろあるのだろうが、これを青春映画として肯定していいのかは、私は反対の立場をとらざるを得ない。こうした立場で書く人がいないと、どこまでフリーセックス、乱交を良いイメージに洗脳してしまうことだろう。みうらじゅんというアーティストも私にはよくわからない属の人だが、監督した田口トモロヲもプロジェクトXだけでなく、ピンク映画やアダルトビデオに出ていた俳優だそうで、島についた後くらいだが、どんな映画になっていまうのかと思うところである。メジャー化してきた峯田和伸も出ていた。だがなんとなくフリーセックスの島というのは、高校生たちの勘違いな気がするのだが。それを主役の渡辺大知が直接自己紹介で語ってしまうと、笑いが起きるのだが。この段階では肯定否定がわからない感じか。キャンプファイヤーで大勢の男女が峯田のギターに伴って牧歌的な合唱をする。二人のヒロインの石橋杏奈は松井裕樹と結婚したばかりで、臼田あさ美も結婚が最近らしいが、それぞれ現在が26歳と33歳くらいみたいで、9年の歳月を感じるが、二人の女優は女性として順調な結婚だろう。安藤サクラも少しだけ出ていた。途中の雰囲気からどうもやはりフリーセックスの島というのは噂に過ぎない予感がしてくる。その通りで島で性行為もなにも高校生たちは無かったが、これは問題だが、未成年たちに峯田が酒を飲ませて青春を語ると高校生は別れるときに泣くほどの中になったが、また学校に戻った。学校ではヤンキーたちにフリーセックスとからかわれた。これは1970年代くらいの話なのだろうか、80年代にしてはちょっと違うような、そうでもないのかというような。主人公がタバコを吸うのも高校生なのによくないが、島であった臼田あさ美と再会する。臼田は短大生役とのこと。堀ちえみのいる主人公の家に行く。父親役がリリー・フランキーである。主人公が臼田の歌を作ったのを部屋で聴かせると、臼田は泣きだし、あの島で振られたのだという。振られた人に会うために毎年島に行っていたのにと。そして男子高校生と短大生は急遽付き合うことになった?が、「自由とはなんなんかなあ」「思い出の中にしかないもんと違う」というような、真面目な話し合いをする。女子短大生も「うちが一番好きなわけではないやろ」と実は真面目な女性だった。と思うが、突然一瞬のキスを男子にして「ごめんね」と言って駆け出して去ってしまった。「何もしてやれなかった」と男子はつぶやくが、淡いような不思議な通りすがりの女性だった感じだ。みうらじゅんという人が仏教的な関心があるからか、タイトルもそうだが、色即是空というような話を絡ませ、男子高校生は、文化祭に自分の好きなボブディランスタイルのロックを歌うことに賭けようとする。そして、本当に好きな、石橋杏奈演ずる同級生に電車で会って、良かったらみにこないかと誘うことに成功した。ほくそ笑む主人公の渡辺大知。この展開は去る人来る人、去る女性、来る女性という感じで、流動する世界という感じか。仏教的か。主人公の歌ったのは、「エロティシズムブルース」、行き所のない性衝動をだみ声ロックで唸って聴かせた。ヤンキーの多い体育館の聴衆連中が立ち上がり拍手をしてくれる。そのコンサートをきっかけにヤンキー番長と意気投合できたりした。なんだかんだ主人公は初恋のあこがれの石橋杏奈演ずる女子高生とデートの約束を取り付けたりするが、親族の葬式が出来てしまい、デート延期すると、次は受験の後ということに長引いてしまったりする。主人公は葬儀で、喪服の女性の胸のふくらみをちらみしたりするが、いつ俺は誰とセックスするのだろうなんて思いながら、友人と雑談したりしている。最後のセリフが、「ボクらの青春ノイローゼはまだはじまったばかりや」で締めくくられるのであるが、性が自由とされる時代は、このような、どうしていけばよいのかわからない迷走のような話になってしまう。性も酒もたタバコも、大人に向かう過程で、途中で出てきて、迷わすようなものでもある。一方で規定があるとされながら、その規定を破ることでなんらかの立場のようなものも醸し出すような、そんな思い込みさえさせてきたのかも知れない。そんな掻痒な描写を扱っているのだが、何が良いのか悪いのか、無軌道に突っ走ってしまったりする人もいる。揺らいだ中で決めていくしかないし、それを逸すると手に入りづらくなってしまう。悪と善の狭間で、大人の社会がやってくる。そういう周囲の進み具合に悩んでしまうだろうけれども、私としてはそうそう良い内容だとも思わない。ぐちょぐちょアダルト系とは違う方向性で安心した面もあるが。
性春真っ盛り
京都の仏教系の高校に通う乾純。文科系とヤンキー系で極端に分かれたスクールカースト内でウジウジとした毎日を過ごす彼が友人の誘いでフリーセックスの名所と呼ばれる島へ出かける一夏の性春を描いた性春映画。
日本のMJことみうらじゅんによる原作を監督に田口トモロヲ、主演に黒猫チェルシーのvo.渡辺大知、脇を固めるはもはや立派な俳優人の峯田和伸、そしてまさかの出演かつ超ロン毛の大根役者くるりの岸田繁などバンド関係者の出演も目立つ好きな人にはたまらない作品。
臼田あさ美のエロさ可愛いさを前面に押し出したオリーブとの出会い、人生を変えたと言っても過言ではないヒゲゴジラとの出会いを経験したフリーセックス島から帰宅し、微妙に変化していく純と伊部と池山の関係性、オリーブとの失恋からの吹っ切れたような勢いで文化祭のステージへ上がる純が情けないながらも誇らしい。ただアコギであの盛り上がりは不可ではと思う笑。
ヤンキー系のボス、須藤が結構良い味出してて良かったと思う。
エンドロールの岸田峯田渡辺3人での村八分のカバーも良かった。
あとは島を離れるときに気持ちが爆発して海にバク天しながら叫んだ峯田がすごい良かったアレ絶対ケガするやつだわ笑。
「今を生きる」とっても仏教的な考え方が根底にある映画だなーと思った...
「今を生きる」とっても仏教的な考え方が根底にある映画だなーと思った。
高校はあれ東山高校やね。南禅寺の近くだし。
高校生の淡い恋。
気持ち悪くなるのに飲む酒。
関わる大学生の一言一言がすっごく大人に聞こえる。
そんな中途半端なポジションにいる悪くもなく、小心者な高校生の背伸びしたがる気持ちがよく伝わった清々しい作品だった。
スウェディッシュ・エロチカ
私は53歳なので、映画の設定よりは少し若目。けれど、多分、ロックや性への憧れはほぼ同等。自分ならオリーブに嘘をついてもお願いしていたなあ。黒猫チェルシーの渡辺大地、銀杏BOYZの峯村さん、くるりの岸田さんも役者以外に見えない。でも、それ以上に胸がキュンとなる青春映画でした。ちなみに題名の「スエディッシュ・エロチカ」は80年台に有名だったスウェーデンのポルノAV。ドイツ映画の「グッバイ・レーニン」にも出てきました。一応、フリーセックスの代表として。
人生は別れの連続
臼田アサミの胸ポッチの真偽を訊きたくて、質疑応答に手を挙げようと思ったのだが、座席両側に妙齢の女性が鎮座していたお陰で、残念ながら真相は闇の中に(苦笑)
そんなにバイオレンスになる訳でもなく、ある意味、みうらじゅんの育ちの良さを改めて再確認できる映画なのではないだろうか。愛されるってのは結局、愛情を貰った人間のみに備わるものなのだろうね・・・
とにかく『カッツアイ』の原型をこの作品で発見できた一本ではある。
主役の黒猫チェルシーは知らん。
フリーセックスの島に行こうと誘われる
文科系男子を題材にした青春映画ってあんまりない気がする。
ちゃんとヤンキーも登場するにはするけど。
あとキャストにミュージシャン(あんまり知らん人)が起用されている、らしい。違和感は全然ない。
物語自体もなんだかすっと引き込まれる。
今の十代のコが観て共感するかどうかは分からんけど、でも悩み多き若いコに見て欲しいなぁ。
黒猫チェルシー聞こうと思った。主人公かわいすぎる。ミュージシャンな...
黒猫チェルシー聞こうと思った。主人公かわいすぎる。ミュージシャンなのに演技素朴でいい。童貞らしさが出てる。話しもいかにも青春で爽やか。
なんかいいな
主人公の渡辺さんが主人公らしくなくてなんかよくて、穏やかでゆるい日々にある非日常との戦いもなんかよくて、全体的になんかいいなと思える雰囲気をもった映画でした。
わたしがすきな部分は峯田さんを中心にみんなで歌を歌うシーンで、作中の音楽は何度も見入ってしまいました。
突っ込みどころもありましたが、総じてゆったりと、そして、臼田あさ美ちゃんのかわいい映画でした。
おもしろい!!
主人公の渡辺大知さんはすごく好感が持てました!!
青臭くてエッチのことばっか考えてる
男の子をすごく正直に演じてました。
ギターを演奏するシーンでもサスガ!って思いました。
きっとなんでもそうだと思いますが
楽器を持たせるとよく解りますよね
ギターに持たれてない!!
有頂天ホテルの香取慎吾さんやベックの人全般・・・
ギターがぶら下がってるだけww
楽器に負けてる
例えばスポーツを題材にした映画でも
絶対に経験者を器用するべきだと思いますね
そういう意味でこの映画はキャスティングがめっちゃよかったです!
最後の歌を歌うシーン・・・・
圧巻でした!水を得た魚状態!!!
少しだけ謎やったのが
なんでオリーブが主人公を特別視するのかが???
そのへんをもう少し描けてたらなぁ
ゆるくて熱い、青春!
面白かったです。観て良かった!
みうらじゅんの自伝的小説が原作です。中級高校生純くんの、中くらいのゆるくて熱い青春。
期待通りビミョーで絶妙、たまらないです。
キャストもピッタリで申し分なしでした。
主演の子、飛び抜けてました。いい子を見つけたものです。歌声も、とても良かった。
女優さん達、ほっぺのラインが優しくておメメぱっちりの、じゅんさんの描くカワイコちゃん似な気がして。
にんまりしちゃいました。
思っていた以上に・・・
まず、しょっぱなから豪華すぎ!!!
大杉漣やクドカンがでてきたシーンでまず、吹き出してしまいました!
しかも、その後もう出てこないし!!!(キム兄とかも)
そういうところもツボでした!
そして、何より渡辺大地いいですね!!!ほんとカレだからこそあの映画は成功したのではと思います。
映画好きな人が見ても、もちろん面白い、そしてほわーっと、あたたかくなれる映画だと思うのですが、くるりや、銀杏といった、音楽好きの人が見るともっと面白いと思います!
わたしは、後者なので、存分に楽しませていただきました。
岸田くんよかったなーーー。
と、いってると、一見地味そうな人物が強烈なパンチを放つので、ほんとあるイミ落ち着きなく見ちゃいました!
最後まで、よかったです。
見てない方は是非見たほうがいいと思います!
法然・・・
ロックの青春に同感
音楽を用いた青春映画、ロック映画は数多くある。これからも作られ続けることだろう。
そんなありふれた題材の映画。
どこにでもいる文化系男子の悶々たる悩み。
それこそが青春であり、人生はそんな悩みの積み重ねで出来上がっていく。
「出会いと別れの繰り返しが人生」と劇中で峰田が言う科白であるが、まさにその通りである。
青春映画らしくきちんと黄昏れていて、馬鹿げていて、切なくて、
だけど、どこか温かい。
そんな青春映画の王道をきちんと行く映画だった。
それ故に、どこか物足りない面も感じつつ…臼田あさ美が個人的に好きなのでワンランクあげてA-
で御願いします(笑)。
P.S:ロック喫茶が「BOWIE」だったのがベタで良いね(笑)。
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