ストレンジャーズ 戦慄の訪問者のレビュー・感想・評価
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七光り不要のリヴ
むかしエアロスミスのクレイジーのプロモーションビデオがヘビーに放映されていて、なんども見た。
アリシアシルバーストーンとリヴタイラーが出てくる。
女ふたりが逃避行する──みたいな、みじかいロードムービーになっている。
学校を抜け出す。コンパーチブルで郊外へドライブ。たいがいな店員がいるgroceryで盗みをはたらく。そのお礼にボックスでスラッティな写真を撮る。ストリッパーをやる。男の子を拾う。トラクターが畑にCrazyの地上字を書く。
アリシアシルバーストーンもリヴタイラーも、勢いの盛りだった。
若い女と、その気まぐれと、たぶんにスティーヴン親父の趣味が絵にあらわれていたと思う。
アリシアシルバーストーンはクルーレスで知名度をあげた。アイドル人気もあった。いたずらっぽい猫顔は、日本でも人気が高かったと思う。
リヴタイラーはアルマゲドンでの認知度が高い──のではなかろうか。日本で超異常ヒットしたが未見だった。
──かつての厨二な視聴動向が、そのままになっていて、いつか見ようとは思っている。厨二とは、古い日本語でいう「あまのじゃく」のことだ。
長らく見かけなかったシルバーストーンをヨルゴスランティモスの鹿殺しで見た。
クレジットを確認していなかったので、とてもびっくりした。
なんでランティモスにアリシアシルバーストーンが・・・。
変わらない顔立ち。たっぷりした体つき。いきなりコリンファレルの指をなめる。
いい。
一方リヴタイラーといえば、個人的にはこの映画である。
underrated。しばしば過小評価のホラー映画としてこの映画が紹介されている。
Keddie murdersという、アメリカを震撼させた現実の事件がある。
その有り様は、多くのホラー/スリラー/サスペンス映画で使われた。
平和なベットタウン。
平均的な一家。
夜唐突にやってくる。
お面を被っている。
目的がわからない。
殺戮をはじめる。
近年ではジョーダンピール監督のアスにもKeddie murdersの空気感がある。
かんがみれば、相当数のホラーが、部分にせよこの方法を用いている。
そのKeddie murdersを、再現した映画だった。
じゅうぶんに怖いし、underratedと言われたら、そうかもしれない──とは思うが、パスカルロジェとか対比してしまうと、もっといけそうな感じはあった。純粋な怖さとなると欧州人にはかなわない。
監督はZoe Kazan主演でThe Monster (2016)というのを撮っている。アイデアを凝らしているが画が暗くて材料が生きてこなかった。
2020年の現在、シルバーストーンとタイラーは42(または3)の同年齢となっていた。とうぜんmilfであって今クレイジーをやってくれたほうが個人的にはくる。
タマラはいますか?
朝の4時に訪問者。その訪問がなければ彼らはベッドインしてたはずなのに・・・ジェームズはふられた勢いでドライブに出てしまった。一人ジェームズの別荘に取り残されたクリスティンだったが、またもや少女の訪問者。今度はドアを開けなかったが、不気味なノックが繰り返される。
戻ってきたジェームズ。しかし車は壊され携帯を奪われた二人。マスクをした男と不気味な仮面をつけた女(?)に恐怖のどん底に突き落とされたのだ。ジェームズの父親の銃を探しだし、闖入者に対処しようとしたが、運悪く親友マイク(クレン・ハワートン)が訪れ、マイクを誤って撃ち殺してしまう。朝日が射してきて、犯人たちが姿を現し、ジェームズとクリスティンを縛り上げる。マスクを被った男、人形のマスクの女、そしてピンナップガールの3人。ジェームズは刺され絶命。クリスティンも刺されるが・・・
小学生の男の子たちが異変に気づき、別荘を見に来る。そして、死んでいるのかを確認すると、クリスティンが悲鳴をあげた・・・終わり。
なんともわけのわからないワンシチュエーション・ホラー。友人を殺してしまったことへの罪悪感と後悔の念。これが一番痛々しかったな。
ものすごく不条理さを感じます。
この映画が公開される前にトレイラーを見て・・・・・
一人じゃ怖いかな~?っと、劇場に行くのを躊躇してしまった作品。
触れ込みとしては、「実話に基づいた・・・」 って話ですが、実際は 実話とは程遠いです。
とはいえ、実際にアメリカでは このような事件は起きているので、怖いですよね。
友達の結婚式の夜、
ジェームズは 恋人のクリスティン(リブ・タイラー)にプロポーズするも
クリスティンの返事はジェームズの思っているものではなかった。
気まずい空気が流れる中・・・突然ドアをノックする音が。
午前4時に 一体誰が?
ドアを開けると 女が立っていて
女 「タマラいる?」
J 「そんな人はいない」
女 「絶対?」
J 「あぁ、悪いけど」
女 「・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・またね」
またねって・・・
もぉ来なくていいよw って感じですが、そこで引き下がる訳もなく・・・。
とにかく、音でビビらせてくれます。
ドンドン! ガタッ! キャー!
って感じです。
なので、そういうドキドキ感を楽しみたい人にはオススメします。
不条理な作品ですが「ファニーゲーム」には かなわないので
☆3.5
これはオススメ!滅茶苦茶コワイ、、
久しぶりにリヴ・タイラーさんを見ましたが
相変わらず本当にお美しいです。
(この映画では少し蒼井優さんの表情とかぶる気がするのは私だけでしょうか?)
その美しさがこの映画の中で
見事に崩れていくのが天晴れすぎてもう何もいえません、、
このお話は実際にあった事件からヒントを得たそうで
2005年の2月11日にクリスティンマッケイ(リブ・タイラー)さんと
ジェームズ・ホイト(スコット・スピードマン)氏が友人の結婚式にジェームズ氏の両親の別荘に
泊まる所から始まります、、
そこへありえない時間に鳴る(朝の4:00)訪問者の呼び鈴に
出てしまった事を皮切りに始まる極上の恐怖という恐怖、、
ぐいぐいと引っ張られるようにストーリに引き込まれます、、
登場人物も設定も極端に少なく、であるからこそ、この2人が経験する
見えそうで、見えにくい物に対しての恐怖がまるで実体験のように感じられる気がしました、この手法は昨今の日本のホラー映画っぽい空気感がしました。
日本人がとても好きな冷たいコワさだと思います。
リヴ・タイラーさんの演技が本当に熱演で素晴らしいと思いました
実話ベースなので実話の最後がとても気になる所です、
本当にコワイコワイ映画を作っていただいて有難うございました。
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