「美しいの意味が現れていない」MW ムウ sawachiさんの映画レビュー(感想・評価)
美しいの意味が現れていない
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原作のボリュームを厳選してここまでまとめて、ストーリー展開できたのは見事。事前情報のない観客にも理解できると思う。
ただ1点、美しきダークヒーローの結城役に「美しい」と形容詞をつけた意味が反映されていないため、悪役度合が狭まったように思う。MWに口を閉ざす男たちの娘や孫やただの女たちを、美しさを利用してガンガン誘惑しそしてあっさり殺していくところが描けていないと、「美しく」ある意味がない。賀来との同性愛のために美しかったわけではないはずだ。冒頭の一人殺したぐらい、美しくなくてもできる内容だと思う。
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