「それぞれの道へ」天安門、恋人たち 雨雲模様さんの映画レビュー(感想・評価)
それぞれの道へ
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正直(´ε`;)ウーン…となりながらも正直に観た感想を頭の中で整理しながら書く。
主人公のユー・ホンは故郷に家族と恋人を残した状況で北京の大学へと進学するが、女子寮で知り合った別の部屋の同級生と親しくなり、彼女と彼女の恋人、そしてチョウ・ウェイと運命の出会いがやってくる。本作ではユー・ホンがチョウ・ウェイと親しくなるまでを描き、やがて二人で過ごす時間が増えるにつれカップルになる。
ところで故郷の恋人はΣ(´∀`;)
自然消滅したというのか?
故郷の恋人もいながらのチョウ・ウェイと熱いラブシーンを繰り広げるのだが、これは単純に愛に貪欲で寂しがり屋なユー・ホンの自由奔放な恋愛遍歴の結末とも言えるのだが天安門事件を機に2人の方向性が変わってしまったのは間違いない。
二人は別れてそれぞれの道へ、そしてお互い新しい恋を始めるのだが、モヤッとボールがあるなら投げたいぐらいのエンドロール(笑)
結論、復縁には至らない。
ユー・ホンがずっと心の片隅に置きながらも忘れないでいたチョウ・ウェイとガソリンスタンドで落ち合う形で再会を果たすと懐かしみ合いながらも既に既婚者となっていたユー・ホンがチョウ・ウェイとよりを戻すことはなく、かたやチョウ・ウェイは未練たらたらの状態で居続けることになったのは果たしてハッピーエンドだろうか?
二人は再会後、二度と会うことはなかった。
この字幕だけが若かりし二人の恋の終焉を見ているような気がした。
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