「最初から中盤までダラけ、それ以降から泣ける。」7つの贈り物 太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
最初から中盤までダラけ、それ以降から泣ける。
最初は本当にダラダラ。
主人公がしょっぱなから訳がわからないことをする。
その先はよくわからないシチュエーションで人と話をする。
それはいいのだが、スピードが遅い。寝そうにもなった。
が、しかしだ。中盤から先は本当に悩む。
前半はダラダラなため、全く頭に入らなかったので主人公の真実や弟の発言はビックリした。
そこからいい感じでラブラブなシーンが出て来る。
その後からこの作品の良いところが一気に来る。
タイトル通り7つの贈り物(中盤くらいまでにに何個か贈り物をしているのもカウントして)をする。それも同情しているからとか、かわいそうだからではない。ただいいことをしたいという一心の思い(想い)。ほんとうに凄い。
そしてラストはつらい、悲しい。共感できない展開なのに気持ちが痛いくらい伝わる。
多分、去年の夏の再放送で観た「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」くらい泣いた(ジャンルは違うが)。
つらい展開が大好きな僕にとっては、後半はかなり楽しめた。スタッフロール直前のシーンは涙腺崩壊第2波が襲う。ある意味めちゃくちゃ怖かった。
ただ、前半のダラダラが半端ないのと映画そのものが二時間もあるところ。そこがかなり残念。90~100分程にまとめた方が十二分なヒューマンドラマが仕上がったのではないか?
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