劇場公開日 2008年5月31日

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長い長い殺人のレビュー・感想・評価

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4.0主役の刑事(長塚京三)には三つの心配事がある。 一つは外泊しがちなひとり娘のこと。 一つは重い住宅ローンのこと。 もう一つは自分の健康(心臓)に問題があること。

2025年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

幸せ

動画配信で映画「長い長い殺人」を見た。

2007年製作/135分/日本
配給:WOWOW、エスピーオー
劇場公開日:2008年5月31日

長塚京三
仲村トオル
谷原章介
平山あや
大森南朋
酒井美紀
窪塚俊介
伊藤裕子
西田尚美
床嶋佳子
吹越満
佐藤藍子
石井正則

2025年の今から18年前の映画。

原作は宮部みゆきなので期待は高まる。

主役の刑事(長塚京三)には三つの心配事がある。

一つは外泊しがちなひとり娘のこと。
一つは重い住宅ローンのこと。
もう一つは自分の健康(心臓)に問題があること。

子役に見覚えがあった。
三丁目の夕日の堤真一の息子だ。

窪塚俊介ってのは自分にとっては初見だが窪塚洋介の弟だろう。

平山あやは作品上でほとんど見たことが無い。
なかなかの美女だと思った。
実は速水もこみちの妻だということは知らなかった。

実生活ではたぶんいい人だろうと思える谷原章介だが、
映画の役では悪い人を多く演じている。

たくさんの出演者と長い上映時間。
しかし心配はいらない。
注意深く見なくても話はよくわかる。

一人の男が車に轢き殺された。
被害者の妻には愛人がいる。
被害者には3億円もの保険金がかけられていた。
誰がどう見ても怪しい。

事件は連日マスコミによって騒がれる。
しかし、彼ら(妻と愛人)にはアリバイがある。
捜査は難航する。

実行犯とされる予備校生と司法浪人の男の登場が唐突だと思った。
原作は読んでいないが、これは脚本の問題だろうか?

犯罪者が自分の犯した犯罪を誇りたいという
動機や考えが自分にはどうしても理解しがたい。

突っ込みどころはいくつかあると思うが、
原作の雰囲気やテイストが好みなので

満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

2.0ロス疑惑

2025年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

 マスコミは保険金目当ての殺人事件が大好物。劇場型犯罪として警察よりも先んじて報道を始めて、我が正義だと言わんばかり。そうした世の中の現象を皮肉ったような内容に加えて登場人物の財布が語り部だというユニークな設定という点では興味深いところが多い。

 ただ、残念なことに財布の語りが全く活かされてないばかりか、登場人物の多さに混乱さえしてしまう。原作は読んだことがないのでわかりませんが、宮部みゆき作品ならば絶妙な描写で感銘を受けたに違いない・・・数作しか読んだことないのですが、詳細な場面設定や人物描写にはミステリーらしからぬほど筆が立っているからだ。

 擬人化された財布ならば、もっと感情を込めてもいいのではないのか・・・少年の財布でそう感じた。刑事の財布は主人の病気まで知っていたのだから、不良中学生に盗られた財布君なら自分の運命も感じ取ったはずなのに。ブレスレットを入れられた財布さんも何か気づいてたはず。なんだか一貫性がないなぁ。

 台詞はほぼアフレコ。内容は聞き取りやすいけど、映画っぽくないのが難点か。原作は面白そうだな・・・としか言いようがない。

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kossy

2.5映画は映画として作るべき

2023年5月13日
スマートフォンから投稿
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かっちゃん

2.0メディアが犯罪容疑者にコミットしたがらない現在では時代錯誤の印象

2023年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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徒然草枕

0.5だらだらと長い

2019年10月16日
PCから投稿

時間稼ぎのように無駄に長い。
結末もこじつけ。

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アサシンⅡ

3.5タイトルが意味不明。だが…

2019年10月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

章ごとに映画は進む。
前半の章では登場人物、ストーリーが全くクロスしないので、
短編オムニバス?
あれ?おわった?
と、心配になりかけモヤッとしかけたときにビシッと繋げて一気に引き込まれる。

サスペンス物なので「誰が犯人なんだ」と考えながら観ているまでが充実してるが、終盤の理由付けがなんとも惜しい。
こんな事は無いわと、共感できなかった。

俳優陣の豪華さは贅沢の極み。
今頃観ると、当時駆け出し俳優達も今じゃ主役級や名脇役ばかり。

最後に。
何が長い長いなのか分からないまま終わってしまった。

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零式五二型

3.0一体何が長かったのだろう

2019年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

タイトルに"長い長い”とあるんでずっと何が"長い長い"んだろうと思って観ていたんだけど、結局なにが長かったのか不明のまま終わってしまった。
事件関係者10人の財布が次々語っていく構成。原作未読だけど原作は全部お財布さんの語りだけで構成されるんだろうか。映画版は財布の声がナレーションとして要所に挿入され、後は普通に役者が演じている。この10個の財布の声にそれぞれキャラ設定があって声も全部違う人がやっているんだけど、これがキツイ。まず声にキャラがついてるから前に出てくる。でも登場回数少ないから受け止める前に終わる。小説版では読者は財布視点で読むんだと思うんだけど、映画版では何の視点で観ていいのか良くわからない事になってしまっていると思う。

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佐ぶ

3.0長い

2015年6月6日
Androidアプリから投稿

登場人物も多くて、それぞれのエピソードも犯人像を浮かび上がらせるのに欠かせないとは思うけど、長い!
つまらなくはないけれど、いまいち盛り上がりに欠ける淡々とした感じ。

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おこげ

4.0最初から映画として作られていないとは思えないほどの完成度

2008年7月1日

興奮

出演者も豪華だし、ストーリーも凝っていてとてもよかった。普段善人役の役者が悪役をやっているのもインパクトがあってよかった

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デルフィニューム

5.0長い長い殺人

2008年6月13日

怖い

興奮

知的

WOWOWドラマでも2回、劇場にも2回、都合4回見た。
何故、サスペンスを4回も見たのか?
信じられないことだが、それには訳がある。
さすが、宮部みゆき、登場人物の背負っているものが重みを持って描かれ、
多くの登場人物が、それぞれの人生を背負って、殺人事件に関わる。
緻密な映画なので、見るたびに、新たに発見することが多い。
また、劇場で見る醍醐味は、豪華な演技陣の、芝居の上手さが良くわかること。
台詞だけでなく、目の動き、手足の仕草、細緻に計算された芝居は見事。
長塚京三、仲村トオル、大森南朋他、オムニバスのそれぞれを演じる
全ての役者の演技が光る(チョイ役まで凄い!)。
ロングランが決定したようだが、僕のように何回も通う客がいるからだろう。
こんな日本映画は珍しい、映画の永久保存版、いわば、文庫である。

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映画狂