チェブラーシカ 全4話完全版のレビュー・感想・評価
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ゲーナが好き
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2010年版を観たときも思ったけど、ロシア版を観て更にゲーナが好きになりました。アコーディオンで、誕生日の歌や人生の歌を歌う静かな彼が愛おしくなりました。チェブラーシカのおうちは電話ボックスだったんだなとか、いじわるなおばあさんは、たくさん掻き回していたんだなとか、発見も楽しい90分でした。ロシアの歌というと思い浮かぶのがパルナスのコマーシャルソング。厳密にはちがうのですが、物哀しい響きで記憶に刻まれる調べが、ゲ−ナの歌と重なりました。入場時にもらった福袋の中にゲ−ナのストラップが😃よい記念品になりました。チェブラーシカ・プロジェクトに感謝です。
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優しいゲーナ
鳥の巣箱は作れなくても油圧機を駆使して子どもたちのために公園を造ってしまう実行力!意地悪ばあさんのシャパクリャークにも「あなたはマダムですから」と座席を譲る礼儀正しさと優しさ。ゲーナは私の理想の男性と言えます。 ひねくれ者のシャパクリャークもなかなかいい味している。翌日が始業式なのに真面目に修理作業をしようとしない労働者たちに喝を入れるところは爽快。実際、オデッサでは「リモント(修理中)」のために文学博物館でも美術館でも観られなかった展示があったからなあ。シャパクリャークみたいにしたかった。 第3話のラストで流れる「今日はとってもいい日だった。過ぎてしまって二度と戻ってこないのは残念だけど、明日はもっといい日だろう」というような歌詞の「水色の客車」を聴いていると心が温かくなります。
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