劇場公開日 2008年8月2日

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闇の子供たちのレビュー・感想・評価

全36件中、21~36件目を表示

2.0鑑賞注意‼︎

2014年4月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

実にグロい作品。
覚悟して見よ!

子供を餌食にハイエナどもが群がる様に怒りが収まらない。

貧しい…って残酷なんだと実感。

生まれた場所が日本で良かった。
今の幸せに感謝すると同時にこんな事がなくなる世界になって欲しいと切に願う。

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eriee

4.0この映画には、いま描かれるべき葛藤がある

2010年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

興奮

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広谷賢次

5.0闇を抱くのは子供たちだけなのか

2010年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

「海外の臓器密売のお話」
それだけ、前もって知っていました。
かなり重い作品になるだろうな、との
覚悟はしていましたが、、、、

― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

今回、映画終了後、舞台挨拶がありました。
そこで、佐藤浩市さんが話されたのが、全てかと。

「舞台挨拶は、上映終了後に、やるべきだと、
 いつも思っています。ただ、この作品に
 関しては、上映前に、やりたかったです」

ものすごい深刻に、もしかしたら、
佐藤さんご自身が、泣き出してしまうのでは
ないか、と思われるほど、でした。

この作品、
原作とは、主人公が変えられています。

原作は「NGOの女性」、
今作は「男性新聞記者」です。
男性に変更することで、
作品のテーマを、より監督の近くに寄せたかったそうなんです。

殺人シーンがあるように、
「臓器売買」が絡む、実際問題
かなりリスクの伴う作品であり、
以前ドイツクルーが、同様のテーマで
撮影をしたときも、同国内のマフィアに襲われ、
中断を余儀なくされた、そんな曰くすら、つきまとっているんです。

文字通り、命がけの撮影だったわけです。

眼をそらしたくなるようなシーンも、
眼をそらすことなく、全て描かれています。

・幼児売買
・幼児買春行為
・エイズ感染
・ペドファイル

まるで、観ている我々が吐き気を
催しそうな場面が、スクリーンに映し出されます。

この、子供を演じる子役、
現地で、オーディションで選んだ。

裸をさらしたり、
ゴミ袋に入れ捨てられたり、
銃撃をされたりする、演技とはいえ、
精神的ダメージを受けそうなシーンが
多かったので、監督は子役のケアもされたそうです。

もっとも、その監督ご自身が
一番精神的なダメージを受け、
失語症に罹り、緊急入院。
撮影を、別の監督に委ねようかと、
真剣に、考える、それほどまでに追い込まれてしまった。

舞台挨拶、
監督含め、キャストの方が、
あまりにも、真剣に、しかも長い時間、
作品の感想や、意見を、話されるので、驚きました。

それは、制作そのものが危ぶまれたことや、
作品が、はらむメッセージ性からして、
役者の方々も、それ相応の覚悟をして
挑まれたからに、違いない。

”ノンフィクションに限り無く近い、
 フィクション”そして、海外での、
幼児の虐待シーン、性交渉シーンを、
ネット上の闇サイトにアップしている日本人が多い、事実。

「こんな作品、よく映画にできたよなぁ」
今は、もうそれしか言葉がでてきません。

「上映後の感想ですか、
 上映できて、ホッとしています」
これは、監督の言霊でしょうね。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

【 補足 】

①撮影は、タイで行われたのですが、
 現地キャストも、タイでは映画に
 よく出演されている有名な役者さんらしいです。
 「豪華キャストは日本の役者さんだけじゃないです」
 と、監督は、誇らしげに話されていました。

②作品、音も音楽も、とてもよかった。
 EDで流れる、桑田さんの歌も、またよかった。
 そこで、もう一回、涙が溢れてしまいました。
 それは、感動ではなくて、とても辛くて。。。

③セリフのない、
 モノや動きだけで、
 魅せられるシーンが多かったです。
 そちらにも、是非、ご注目下さい。

最後に、
あんなに、重苦しく、
でも、熱い舞台挨拶は、初めてでした。
きっと、本当に、映画が大好きなんでしょうね。
そんな、作品を、鑑賞できて、うれしいです。
ありがとうございました!!

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septaka

5.0闇に光を当てる一歩

2009年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

自ブログより抜粋で。
--
 子供の人身売買というこの難しい題材を映画化するにあたって、いい意味で“劇映画”としての適度なエンターテイメント性を加味しつつ、それでいて過度に演出されたお涙頂戴な悲劇や安易なハッピーエンドにしなかった真摯な映画化にまず拍手を贈りたい。

(中略)

 大人の性の玩具とされたり、一方的な都合による臓器移植のための商品とされた子供たちの悲劇に憤りを感じずにおれないのは、前情報として作品の概要を知った時点で予想できたことだが、この映画が真に訴えようとしているのは外国で起こっている出来事に対する日本人への当事者意識の喚起であろう。まさかの衝撃のラストがそのことを如実に表している。
 この手の落としどころは、いわゆる娯楽作としてのサスペンス映画ならさして驚くようなオチとは思わないのだが、こんなガチガチに硬派な社会派作品でこういう終わり方をするとはまったく予想していなかったがゆえにあまりに衝撃的で尾を引く。

 宮崎あおい演じる世間知らずの自分探しNGO娘と対を成すこの結末は、口先だけで当事者意識を持ったつもりでいることの浅はかさを浮き彫りにする。
 あるいは、本筋のストーリーとは直接リンクすることなく進行する、エイズに冒された少女がゴミ捨て場から脱出し、文字通り地面をはいずって自力で故郷へ戻るエピソード。そこには日本人キャストが関わらないで完結することからもまた、それらが我々日本人の知り得ない出来事として闇に葬られている現実を象徴しているようでもある。

 阪本順治監督の確かな演出とともに俳優陣の演技も申し分ない。
 子供らが臓器のために売買されている事実に憤りつつも新聞記者として冷静でいようとする江口洋介、あくまで自分の思いに実直であろうとする宮崎あおい、お調子者だが正義感も持ち合わせた妻夫木聡、我が子のためにはたとえそれが不穏なものであってもすがろうとする佐藤浩市、誰も彼もが隙のない演技を見せており、そういう意味でもスクリーンに緊張感がみなぎっている。

 映画一本観たところで問題が容易に解決するはずもない。しかし闇に光を当てる一歩とはなろう。
 安易な気構えで観られる映画ではないが、この紛れもない傑作を一度でいいから観て、そして考えて欲しい。

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かみぃ

4.5あまりにも重い

2009年2月11日

悲しい

怖い

難しい

見ていて吐き気がする場面が多い。
人間の人権などまったくない。

でも現実としてアジアには当たり前の状況に
あることが想像できる。

同じアジア人として辛い現実である。

この映画は撮るに値する映画だ。
そして観るに値する映画だ。

しかしあまりにも観ていて辛い。本当に辛い。
自分にできることから始めよう。

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ルート

4.0闇から光ある世界へ。

2008年12月13日

悲しい

怖い

難しい

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ハチコ

3.5NGO、所詮、自分探しなんだろ?

2008年11月25日

泣ける

悲しい

難しい

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shimo

4.0この作品を殿堂入り出来ない理由

2008年9月23日

泣ける

悲しい

知的

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カサキショー

4.5ムゴすぎる現実…。

2008年9月4日

悲しい

怖い

難しい

映画を観終わって、こんなに重い気分になったのは久々ではないでしょうか?『悲しい』とか、『泣ける』とか言う類の言葉では括れない。トンでもない“問題作”です。
 観ている間、何度もスクリーンから目を逸らしてしましました。心中で『勘弁してくれ』って、呟いてしまいました。ショッキングな事実と映像。“児童性愛”と“臓器売買”。普通の感覚を持っている人なら『もう充分だ!』と言うくらいに、堪らない気持ちになるでしょう。更に吾輩のように“児童”と呼ばれる年齢の子供を持つ親にとって、この映画はまるで“拷問”のような、『ムゴい』としか言いようがない、2時間18分でした。そして『ムゴい』と感じると同じくらいに、烈しい憤りを覚えました。『何とか、ならんのか!?』と。
 しかし、コレが現実なのです。それも、需要の側に一部の日本人も大いに関わっている、作中『東京から地図で20Cmの距離』と台詞で語られる街・バンコクで、実際に起こっている出来事なのです。キレイ事では済まされない、この現実を描いた梁石日(ヤンソギル)の原作を、阪本順治 監督が、真正面からぶつかって入魂の1本に撮りあげています。特に作中、子供たちが無邪気に遊んでいるシーンと、売春宿で鎖に繋がれているシーンの対比が、あまりにも鮮明すぎて吾輩の頭の中から離れません。或る意味トンでもなく、素晴らしい演出です。

 江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市と、豪華なキャスティングが揃って、ラストまで救いのないストーリー(本当にラストで、とどめを刺されます。覚悟してください)が展開されます。正直『出来れば知らないままの方が良かった』とも思えるテーマなのですが、一度は観ていただきたい映画です。但し、決して軽い気持ちで映画館に行かないで下さい。観たことを後悔(“しょうもない映画”とか言う意味ではなく)させてしまうことになるかも知れない映画を、吾輩はおすすめしていますから。
 もう一度言います。覚悟を決めて、映画館へ足をお運び下さい。そんなに遠くないアジアの片隅で、凄惨な状況に置かれている子供たちの現状を見るために。

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mori2

3.0最後がなぁ・・・

2008年9月3日

悲しい

幼児虐待・幼児人身売買、闇社会の現実を世に暴こうとするジャーナリストと、子供を守ろうと命を張るボランティアの女性のお話。重いっすね、描写もやたら酷っすね、幼児に対する性的虐待のシーンなんて、そこまで描くかって感じだし・・・。この問題に真摯に真っ向から向き合おうって意志なんだろうけど、観ててとにかく辛かった。

こんな闇社会、ぶっつぶれて当然、簡単に出来そうなものだけれでも。なかなかそうもいかない現実をまざまざと見せつけられます、この映画。気になったら観てみてもいいんじゃないでしょうか。

たーだね。最後までリアルな重みのある映画だけど、最後の最後で誇大な演出が入ってます。なんであんな演出したのか僕にはさっぱりわからない。十分過ぎるほど伝わっていたのに、なんで最後の最後で嘘くさいドラマチックないわゆる「どんでん返し」を用意しちゃうかな?そーゆー映画じゃねーよな、コレ。

演出ってストーリーや人物を湧き立たせるものでしょう、演出の為に人物を小道具にしてどうしますか。

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chomoge

5.0安易なセンセーショナルに走らなかった点が、素晴らしいと思います。

2008年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 幼児人身売買、そして生きたまま臓器が取られてしまう臓器密売の実態がまるでドキュメンタリーのごとくタイの現地ロケによって描かれていて、ショックを受けました。
 しかも買春や臓器売買に日本人が関わっていることも触れています。これまで臓器問題では、余命わずかな子供の命をどう救うかに関心が集中し、その裏側に潜む脳死が人の死かということと臓器密売などのアンダービジネスにつながりやすい側面までいかなかったと思います。
 これまでただ可哀想だという感情論で、ドナーカードの推進や臓器移植の推進を支持してきた方に、一度この作品を見ていただきたいものだと思います。
 作品中登場する日本人夫妻は、余命半年の息子の命を救うなら、すぐドナーを見つけてくれるタイでの移植を当然のことのように思っていました。タイから駆けつけた記者に同行したNGO法人スタッフの恵子に、「人の命をお金で買うのですか」と詰め寄られても、平然と追い出してしまうのです。」
 そこまでしてもわが子の命が大切なのか。日本人夫妻は記者に「あなたのお子さんならどう思うか」と逆に問いかけます。皆さんならどう思われるでしょうか?

 作品では、幼児人身売買と幼児売春と臓器密売が一体となっていることが明らかにされます。移送するブローカーの男性を「悪者」としてだけ描くのではなく、彼自身も精神的な被胃を過去に負っているという人間の複雑さがきちっと描かれています。
 売春シーンでは、かなりきわどい表現もありました。但し子どもたちへの暴力シーンは余り描かれておらず、子どもたちの非力や無力を強調するのではなく、醜い買春者らの表情がクローズアップされていて、安心しました。
 そして買春者を断罪するために、現地のNGO施設では、子どもたちが本来もつ伸びやかな生命力を表現しており、児童買春はそれらの力を奪う犯罪であることを観客に強くイメージ付けます。
 人間性をすり減らすような人身売買という重いテーマ。そしてエイズに罹患して売春宿から生ゴミとして捨てしまう幼い少女の過酷な運命。ショッキングな映像が続くなかで、冒頭の幻想的な満月や、ヤイルーンが故郷に向かう際に大木に抱きつくシーン、ラストのヤイルーン姉妹が水辺で戯れるシーンは、彼女たちがほんとうにふつうの少女であったことを回想させ、ほっとさせてくれました。

 日本は人身売買受入大国と言われています。子どもたちもまたさまざまな方法で日本に連れてこられて、被害に遭う実態があります。複雑かつ巧妙に縮み合う背景を伴う人身売買ビジネスの根をどう断ち切るか。私たちひとりひとりに突きつけられた課題であると思います。また小地蔵と地蔵菩薩界の願いでもあります。

 こうした背景に、タイでは南部に行くほど警察など公的機関のコントロールが効かないため、タイを通過して、中国やミャンマー、カンボジアからマレーシア、シンガポールに移送される事例も多くなっているようです。
 タイ政府の名誉のために、政府レベルでは先進的な人身売買政策をとっている国なのです。しかし、それでも根絶できない大きな理由は、貧困や社会格差だけでなく需要側の問題であると思います。需要が削減されていないのに、いくら供給側を水際で防止しても、元の木阿弥分なのです。

 ところで本作では、面白い問題提起を登場人物に語らせています。臓器密売を追う現地支局記者南部は、悪しき循環を断ち切るために、見たままの事実を報道することに使命感を持って取材を続けていました。
 しかし、取材のなかで浮かび上がった臓器移植の事実について、取材に協力していたNGO法人スタッフの恵子から、なぜ伝えるだけなのか、なぜ殺される子供を助けようしないのかと詰め寄られます。
 恵子の言葉に、記者として、人間としての狭間で苦悩する南部ではありました。ただ、ここで1人助けても、また誰かが犠牲になるだけだ。根本を報道の力で変えていかなければという南部の思いもよく分かります。記者と事件の関わり方まで提起する作品でした。

 また本作では、キャストの意気込みがビンビン伝わってきました。南部を演じた江口洋介は全く別人のような使命感溢れる記者になりきっていました。
 南部から世間知らずな「自分探しボランティア女」と名指しされる恵子を演じた宮崎あおいは、子供たちを助けたいとKYに叫び詰め寄るところなど、本心で語っているのではないかと思ったくらい情がこもっていました。
 その他のキャストも通常の作品にはない、強いモチベーションを全員から感じさせてくれました。
 ただ、桑田佳祐が書き下ろしたエンディング曲は少々ミスマッチな気がしましたのですが、いかがでしょう。

 阪本監督が撮り下ろした本作は、怒りを押し殺し、事実関係を丹念に追いつづけた骨太の演出が光る名作として、何年も語り継がれることでしょう。安易なセンセーショナルに走らなかった点が、素晴らしいと思います。

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流山の小地蔵

1.5プロパガンダ?

2008年8月26日

単純

寝られる

日本を貶めるためのあたらしいプロパガンダとしか思えない作品。タイ人たちが白人を神としてあがめ、子供を平気で供出するのは彼ら自身の問題。日本人に罪を擦り付けないように。
映画ではなんとでも描けますからね。
日本人が「ヘンタイ」で軽蔑すべき人間であるという刷り込み・工作活動は既に毎日新聞が行っている。南京も従軍慰安婦も嘘がばれたので、今度は「日本人の児童買春」ですか…
児ポ法の追い風雰囲気作りたいのでしょうが、工作しすぎでしょ。
映画ファンが国際派のお人好しばかりだと思って舐めすぎだよ。
白人の児童買春に興味のある方は以下のサイトをどうぞ。

「日付けのある紙片」
//iscariot.cocolog-nifty.com/kuantan/2006/08/post_1d2e.html
本当の児童買春民族はオーストラリア人です。
以上

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kenji

5.0知ることが大事です

2008年8月25日

泣ける

悲しい

難しい

「幼児売春」が行われていることは誰もが知っているけど、実際にどう悲惨なのか、痛々しいのか、より現実的に知るためにこの映画は重要な役割を果たしていると思います。臓器移植問題も衝撃ですが、買春に来る欧米人や日本人の鬼畜さに絶句。「幼児売春宿」が存在していることは知っていても、まさかあそこまでひどいなんて・・・。行為中に死に至る子、陵辱している様子をネットにUPする日本人、エイズになったから生きたまま生ゴミとしてゴミ収集車に乗せられる子・・・。全てお金で済ますことができるなんて、おぞましい。知ったからといって何かできるわけじゃないけど、「知らないことが問題」と佐藤浩一さんがインタビューで仰っていましたので、まずは見ることに意味があると思います。女性にはちょっときつい内容ですが、1人でも多くの人に見て知って欲しい映画でした。

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riki7

4.5現実を知ること

2008年8月15日

悲しい

この作品は、フィクションですが
「いかに事実を伝えるか」
と言う部分に重点をおいて作られている作品だと思います。

“子供の人権を守ろう”と言うだけではその重さは理解できません。

貧困による子供の売買が問題の根源ではなく
子供を商品として買う人間がいると言う所に闇が存在しています。

マフィアの介入なしには成立しないビジネスだからといって
責任の所在をそこに置くのは間違っている事。
買う大人と買われる子供たちが同じ人間だと言う事。
買う人間はごく一般的な身近にいる人達である事。

これらの事実を知る事。

衝撃を受けると言うよりは、じんわりと胸の痛みが続きますが
見ておく価値ある作品です。

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hana

4.0現実をみつめて

2008年8月13日

悲しい

怖い

タイにおける、いやアジアにおける闇のマーケットを曝した映画。
ドキュメンタリーに近い作品だった。

子供たちの受ける性的虐待の描写はあまりにも残酷すぎると思ったが、我々はこういった事実から目をそらしてはいけないのである。
現実を受け止め、まずは知ることが必要ではないだろうか。

闇に生きる子供たちの哀しみがただただ聞こえてくる。

キャストが豪華なので、ぜひ多くの人に観ていただいて、哀しい現実を知って欲しい。そしてそれが社会を、世界を変える第一歩となることを祈る。

衝撃のラストは解りづらいが、気付けば深い。
江口洋介の台詞ひとつひとつが伏線になっていたと気づいた時は、なんともいえない葛藤が生まれた。
ラストシーンがあることで、映画の本質をぼかしているような気もするし、ここがあるからこそ活きるような気もする。
どちらにせよ良い作品であった。良いというか観るべき作品である。

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TOKUSHI

4.5我々も知らなければならない

2008年8月5日

悲しい

怖い

知的

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シンコ