ウォンテッドのレビュー・感想・評価
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2回目からだね(笑)
ジェームズ・マカボイのアクションが観たかったので久しぶりにレンタルしました。
1回目に観たとき、あまりのB級具合に口あんぐりww
おまけに“あの”吹き替えであるwww
ヒドい映画だなぁ…と思っていました。
時が経ち(笑)、洋画は字幕で観るようになり、改めて本作を観ようと決意ww
あれ?意外と面白いぞ!と思ってしまった自分がいたのが悔しい!!
B級すぎて、逆に清々しいwww
ふにゃちん野郎からクールでスタイリッシュな暗殺者へと変化していくウェスリーを観るのが特に面白かった!
1回目じゃない、2回目ですww
面白いと感じれるのはwww
まぁ字幕で観ればの話ですがwww
今回は
3.0としましょう(笑)
アクションがスッゲー
弾道が曲がるほど気合入ったアクション映画
バカな上司にいびられ、恋人は親友に寝取られ、ストレス満開の毎日を送りながら、その生活から逃げ出すことのできない主人公ウェスリー。
現代社会に生きる身として、同じような苦痛の毎日に生きている人は少なくないと思う。
そんな「オレたち」からすると、この作品はとっても共感に満ちたスタート。
ところがアンジェリーナ・ジョリー演じる謎の女フォックスが登場するあたりから、話は急展開。正体不明の連中に拉致され、預金残高が跳ね上がり、自分に関係すると知らされた事件がニュースに出ている等、退屈でストレスに満ちた人生から、生まれ変わったかのような気分を味わう。
しかし、これくらいでいい気になってもらったら困る。そんな「オレたち」の声が届いたのか、文字通り痛い思いをしていく。
なるほど、退屈な人生から卒業するのも楽じゃない。
そもそもウェスリーが学ぶ教師たちは、銃の弾道をカーブさせ、おったまげなカースタントをやらかす技術の持ち主。選ばれし者というだけでマネできるくらいなら、「"オレ"だって世の中変えてやるぜ」ということになってしまう。
昨今では教育現場の体罰はタブーになっているけど、ここの"学校"はそんなの通用しない。「根性叩き直してやるぜ」を文字通り実践する人、「弾丸詰まりも弾丸切れもない」とナイフの有用性を体験させる太っちょの屠殺人。などなど。
こんな教師に叩き込まれると、とっても見事な技術を体得できるようだ。
頭を抱えてうずくまった男をどう回収するか、パトカーで封鎖された道路をどう突破するか、対弾仕様の高級車に守られた標的をどう射撃するのか、あるいは走行中の列車にどう乗り移るのか。
その回答は本作の中にある。
カーアクションが大好きな人にとって、こんなにブッ飛んだシーンが満載された作品はそんなにないんじゃなかろうか。
また『ウォンテッド』の目玉の一つはカーブする弾道だが、文字にすると途端にダサくなる。レビュアー泣かせ。こればっかりは観てもらうしかない。
一つ言えるのは、物理法則を無視しているようで、本作世界における説得力は十分に持ち合わせているということ。
たとえるなら映画『リベリオン』におけるガン=カタに近い。レビュアーとしては、これで察してくださいと拝むしかない。
こういうマンガかアニメでやらかすアクションを多用するからだろうか、人間も程よくワープする。
あっちを見ていたら、こっちで美女が見つめている。
階下に侵入したアイツが屋上のコイツの背後に立っている。
アクション演出が派手である以上、リアリティを追求しようという努力は放棄してスタイリッシュに仕上げようというのがよく分かる。その上での演出だから、ちょっと奇妙だけど受け入れがたいレベルには至っていない。
スタイリッシュなのは映像だけではない。
本作に込められたメッセージは、誰しも直面する人生の課題。
それが運命づけられたとき、そしてそれが自分に降りかかってきたとき、どういう決断をするのか。
ウェスリーは、フォックスは?
見た目がイケてる映画だと鑑賞後が軽かったりするが、本作はそこまで軽くもない。
最悪でもアンジーのケツが拝めるので、ブーブー言わなくていいと思う。
では評価。
キャスティング:9(アンジェリーナ・ジョリーにモーガン・フリーマンと、脇の構えが豪華)
ストーリー:8(サクサク進むストーリー展開。ダサ男だったウェスリーの変化が見物)
映像・演出:10(弾道が曲がるというトンデモが、とっても美しい。カーアクションも派手かつスタイリッシュ)
リフレッシュ:8(ストレス満載の現代社会から解放される映像とストーリー)
ガン&カー:9(リアリティよりシネマティック。観てて爽快のアクション)
というわけで総合評価は50点満点中44点。
アクション好きな人にはとにかくオススメ。
現代社会のストレスに押しつぶされそうな人は、コレ観たら憂さ晴らしになること請け合い。
意外に深い
はた織り機のお告げを受け入れられず、仲間を騙し続けて組織を私物化し強大な権力を得ようとする自らの行いで、結果、織り機の予言通りに行動しているモーガン・フリーマン。そのため、本人達の意志とは関係無く仲間全員を悪の手下とゆう立場に堕としてしまう。
罪業を犯す前の悪人を1人殺すことで未来の1000人を救えると信じ、組織の掟に忠実に従い戦ってきたアンジーは、クライマックス、説教じみたボスの言い訳で、自分も含めた全員が知らぬ間にただの悪党の側であり、殺しのお告げが出されている立場になっていた事を理解する。そして、将来への禍根をその場で断ち切る覚悟を一瞬のうちに決めて実行し、ジェームズ・マカヴォイに全てを託す。アンジーの潔さに激しくシビレました。
会社、地域、国。どんな組織でも1番上に立つ者が間違っていると、結果その責任を下の者が全て背負う運命にあるとゆうことを身につまされる作品。この国も、数年前のように「試しにやらせてみてダメなら代えればいい」では遅いってことを思い知らされましたよねw
かっこいいいいい!!!!
無駄にスタイリッシュ
期待していただけに残念でした。
映画を見終わった後にこういったなんとも言えない複雑な気持ちになったのは久しぶりです。
平凡な人生を送っていた一人の青年があることをきっかけに暗殺者集団の仲間入りを果たします。
注目はド派手なカーチェイスと銃撃戦の数々。
こういった類のものが大好きという方にはオススメできますが、私としてはストーリー面で物足りなさを感じました。結末もひねりを効かせようとして失敗したように思えます。
特にスローモーションの使い方にはイライラしました。はっきり言って使いすぎのように思います。“ボーン”シリーズのようにもっと自然な形でアクションシーンを観ることができればいいのにと言うのが正直な気持ちです。
演技面でいうとアンジェリーナ ジョリーはともかく、ジェイムズ マカヴォイとモーガン フリーマンの起用はミスキャストのように思います。もしも私が監督だったらきっとヘイデン クリステンセンとサミュエル L ジャクソンを起用したことでしょう。なぜ演技派である二人がこのような作品に出ようと思ったのかは私としては不思議です。しかし、まさかあのモーガン フリーマンが“Mother F○○○er!!と叫ぶとは思いませんでした。
この作品をオススメできるのはアンジェリーナ ジョリーのファンとCGの力を借りてすごいことを遣り遂げる人間が観たいという人達だけです。
まあ、DVDでも十分なような気がします。
何度見てもアンジーはかっこいい!
WANTED
アンジェリーナ様様。
アンジーの存在感が全てをねじ伏せる
あり得ないことの連続に説得力を与えているのはやっぱりアンジェリーナ・ジョリーの存在感だと思う。情けないほど平凡な男が、自らの潜在能力に目覚めて変化を遂げいくさまをジェームズ・マカボイが魅力的に演じていた。
心に残る弾道
軽く観れる爽快アクション映画
冴えないサラリーマンの主人公が、凄腕の暗殺者だった父親が所属していた暗殺者集団「フラタニティ」に入り、暗殺者として成長していく中で「ある陰謀」に巻き込まれていくという話です。
アクションの場面がとにかく格好良くて見応えがありました。
何にも考えずに観てスカッとした気分になれる作品ですね。
少々グロテスクな場面もありますけど、テンポが良くて軽く観れると思います。
久々の。。
カッコイイアクション・・・それだけ。
テレビや劇場の予告でカーアクションや銃撃戦満載のエンターテイメントと思い、劇場に行くことも考えていましたが、第6感が働いていきませんでした。・・・正解でした。
アクションはマトリックスで見たような感じ。
主人公とお父さんとの再会はスターウォーズで見たような感じ。
主人公が職場のストレスでぶち切れちゃうのはファイトクラブで見たような感じ。
1000人を救うために1人を排除するって思想を基に動いているけど、大勢の人を犠牲にしすぎ!
最後の決戦でなぜかモーガン・フリーマンだけがいつの間にかいなくなってしまうは、最後に暗殺するシーンを見せたかっただけ。
逃げられても、主人公ならアンジェリーナ・ジョリーが死んだ後にすぐに追いついて殺せるはず。
アクションは派手だけど、一つ一つのシーンがうまくつながってなくて、何だかもったいない。
高級ひき肉と玉ねぎだけで作ったハンバーグを食べた感じです。
やっぱり「つなぎ」をちゃんと使わなきゃだめですよ。
『ダークナイト』とは対極の痛快アクション映画
自ブログより抜粋で。
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久々に骨のあるアクション映画に巡り会えた。
思わず身を乗り出す冒頭のカーチェイスから切れのいいラストまで、息つく間もなく一気に見せてくれる。
(中略)
予告の「1を倒して、1000を救う」とのセリフから、悪人を暗殺していくハリウッド版『必殺仕事人』みたいな映画かと思いきや、かなり印象の違う内容だった。
スローモーションを交えたバレットタイムによる映像からも連想されるが、筋立て的にも『マトリックス』を彷彿とさせるウェスリーの特訓シーンで占められる前半。
中盤以降は意外な方向に話は進み、最後はカタルシス満開のスカッとする幕切れ。
このストーリーがアクション映画としてはよくできている。
まずは最初のウェスリーのさえなさ加減がある種の共感を呼び、その成長ぶりに惚れ惚れとする。
古くから続く暗殺組織が紡績工場を隠れ蓑にしている理由付けまで用意されていて、荒唐無稽な話には変わりないのだが、さもありなんと思わせる嘘のつき方が巧い。
その一方で、「1を倒して、1000を救う」と言いながら、いったい何人関係ない人を巻き添えにしてんだよとツッコミたくなるのだが、そんなド派手なアクションも申し分なし。
暗殺される側の背景をまったく描かない脚本的な割り切りもいい。
そこから話の矛先の行方は予想できてしまったのだが、クライマックスの“究極の選択”から幕切れまでの畳み掛けは、下手に続編に色目を使って半端な終わり方をするヌルイ映画とは一線を画す、思い切りのいい大団円。
それでいて、すでに製作が決定しているらしい続編への伏線もちゃっかり残してあるのが憎い。
筋立てのことばかり書いて触れなかったが、暗殺者でありながら人間味溢れる主役ウェスリーを演じたジェームズ・マカヴォイの熱演も素晴らしい。
また、どこか影のある女暗殺者フォックスを演じたアンジェリーナ・ジョリー、どこまでもクールなリーダー・スローンのモーガン・フリーマンもいつもながらにいい味出してます。
とにかくね、気になっている人はネタバレが流布する前に早めにご覧になることを薦める。ただR-15指定だから、その辺は覚悟して。
今年を代表するアクション映画としては苦悩するヒーローを描いた『ダークナイト』がまだ公開中だが、それとは対極に位置する、娯楽に徹した痛快バイオレンス・アクション映画として見応えのある一本、この手のド派手映画好きにはオススメの快作です。
アクションがスゴい!!
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