ウォンテッドのレビュー・感想・評価
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意外に深い
はた織り機のお告げを受け入れられず、仲間を騙し続けて組織を私物化し強大な権力を得ようとする自らの行いで、結果、織り機の予言通りに行動しているモーガン・フリーマン。そのため、本人達の意志とは関係無く仲間全員を悪の手下とゆう立場に堕としてしまう。
罪業を犯す前の悪人を1人殺すことで未来の1000人を救えると信じ、組織の掟に忠実に従い戦ってきたアンジーは、クライマックス、説教じみたボスの言い訳で、自分も含めた全員が知らぬ間にただの悪党の側であり、殺しのお告げが出されている立場になっていた事を理解する。そして、将来への禍根をその場で断ち切る覚悟を一瞬のうちに決めて実行し、ジェームズ・マカヴォイに全てを託す。アンジーの潔さに激しくシビレました。
会社、地域、国。どんな組織でも1番上に立つ者が間違っていると、結果その責任を下の者が全て背負う運命にあるとゆうことを身につまされる作品。この国も、数年前のように「試しにやらせてみてダメなら代えればいい」では遅いってことを思い知らされましたよねw
かっこいいいいい!!!!
無駄にスタイリッシュ
期待していただけに残念でした。
映画を見終わった後にこういったなんとも言えない複雑な気持ちになったのは久しぶりです。
平凡な人生を送っていた一人の青年があることをきっかけに暗殺者集団の仲間入りを果たします。
注目はド派手なカーチェイスと銃撃戦の数々。
こういった類のものが大好きという方にはオススメできますが、私としてはストーリー面で物足りなさを感じました。結末もひねりを効かせようとして失敗したように思えます。
特にスローモーションの使い方にはイライラしました。はっきり言って使いすぎのように思います。“ボーン”シリーズのようにもっと自然な形でアクションシーンを観ることができればいいのにと言うのが正直な気持ちです。
演技面でいうとアンジェリーナ ジョリーはともかく、ジェイムズ マカヴォイとモーガン フリーマンの起用はミスキャストのように思います。もしも私が監督だったらきっとヘイデン クリステンセンとサミュエル L ジャクソンを起用したことでしょう。なぜ演技派である二人がこのような作品に出ようと思ったのかは私としては不思議です。しかし、まさかあのモーガン フリーマンが“Mother F○○○er!!と叫ぶとは思いませんでした。
この作品をオススメできるのはアンジェリーナ ジョリーのファンとCGの力を借りてすごいことを遣り遂げる人間が観たいという人達だけです。
まあ、DVDでも十分なような気がします。
何度見てもアンジーはかっこいい!
WANTED
アンジェリーナ様様。
アンジーの存在感が全てをねじ伏せる
あり得ないことの連続に説得力を与えているのはやっぱりアンジェリーナ・ジョリーの存在感だと思う。情けないほど平凡な男が、自らの潜在能力に目覚めて変化を遂げいくさまをジェームズ・マカボイが魅力的に演じていた。
心に残る弾道
軽く観れる爽快アクション映画
冴えないサラリーマンの主人公が、凄腕の暗殺者だった父親が所属していた暗殺者集団「フラタニティ」に入り、暗殺者として成長していく中で「ある陰謀」に巻き込まれていくという話です。
アクションの場面がとにかく格好良くて見応えがありました。
何にも考えずに観てスカッとした気分になれる作品ですね。
少々グロテスクな場面もありますけど、テンポが良くて軽く観れると思います。
久々の。。
カッコイイアクション・・・それだけ。
テレビや劇場の予告でカーアクションや銃撃戦満載のエンターテイメントと思い、劇場に行くことも考えていましたが、第6感が働いていきませんでした。・・・正解でした。
アクションはマトリックスで見たような感じ。
主人公とお父さんとの再会はスターウォーズで見たような感じ。
主人公が職場のストレスでぶち切れちゃうのはファイトクラブで見たような感じ。
1000人を救うために1人を排除するって思想を基に動いているけど、大勢の人を犠牲にしすぎ!
最後の決戦でなぜかモーガン・フリーマンだけがいつの間にかいなくなってしまうは、最後に暗殺するシーンを見せたかっただけ。
逃げられても、主人公ならアンジェリーナ・ジョリーが死んだ後にすぐに追いついて殺せるはず。
アクションは派手だけど、一つ一つのシーンがうまくつながってなくて、何だかもったいない。
高級ひき肉と玉ねぎだけで作ったハンバーグを食べた感じです。
やっぱり「つなぎ」をちゃんと使わなきゃだめですよ。
『ダークナイト』とは対極の痛快アクション映画
自ブログより抜粋で。
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久々に骨のあるアクション映画に巡り会えた。
思わず身を乗り出す冒頭のカーチェイスから切れのいいラストまで、息つく間もなく一気に見せてくれる。
(中略)
予告の「1を倒して、1000を救う」とのセリフから、悪人を暗殺していくハリウッド版『必殺仕事人』みたいな映画かと思いきや、かなり印象の違う内容だった。
スローモーションを交えたバレットタイムによる映像からも連想されるが、筋立て的にも『マトリックス』を彷彿とさせるウェスリーの特訓シーンで占められる前半。
中盤以降は意外な方向に話は進み、最後はカタルシス満開のスカッとする幕切れ。
このストーリーがアクション映画としてはよくできている。
まずは最初のウェスリーのさえなさ加減がある種の共感を呼び、その成長ぶりに惚れ惚れとする。
古くから続く暗殺組織が紡績工場を隠れ蓑にしている理由付けまで用意されていて、荒唐無稽な話には変わりないのだが、さもありなんと思わせる嘘のつき方が巧い。
その一方で、「1を倒して、1000を救う」と言いながら、いったい何人関係ない人を巻き添えにしてんだよとツッコミたくなるのだが、そんなド派手なアクションも申し分なし。
暗殺される側の背景をまったく描かない脚本的な割り切りもいい。
そこから話の矛先の行方は予想できてしまったのだが、クライマックスの“究極の選択”から幕切れまでの畳み掛けは、下手に続編に色目を使って半端な終わり方をするヌルイ映画とは一線を画す、思い切りのいい大団円。
それでいて、すでに製作が決定しているらしい続編への伏線もちゃっかり残してあるのが憎い。
筋立てのことばかり書いて触れなかったが、暗殺者でありながら人間味溢れる主役ウェスリーを演じたジェームズ・マカヴォイの熱演も素晴らしい。
また、どこか影のある女暗殺者フォックスを演じたアンジェリーナ・ジョリー、どこまでもクールなリーダー・スローンのモーガン・フリーマンもいつもながらにいい味出してます。
とにかくね、気になっている人はネタバレが流布する前に早めにご覧になることを薦める。ただR-15指定だから、その辺は覚悟して。
今年を代表するアクション映画としては苦悩するヒーローを描いた『ダークナイト』がまだ公開中だが、それとは対極に位置する、娯楽に徹した痛快バイオレンス・アクション映画として見応えのある一本、この手のド派手映画好きにはオススメの快作です。
アクションがスゴい!!
アンジェリーナ
荒唐無稽のビジュアルの真骨頂
ビジュアル先行の映画に内容を求めるのは酷かな…
弾を曲げたり、お風呂で傷を癒したり
荒唐無稽な話に突っ込む事を敢えてしないで観てたが
一番気になるのは
「一を倒して一〇〇〇を救う」という精神が
列車の脱線シーンで矛盾していて観る氣がみるみる落ちた。
ラストの奇襲も小動物への愛情のなさにもうダメ…
アンジョリーナが素敵だったから
あのキャラが清廉潔白(?)で潔く幕を引いたから
まだ…まぁ…まぁ…
うーん。
でも一番素敵なシーンは会社を辞める主人公が
同僚にキーボードで殴るシーンが素敵☆
そこだけかなぁ…(笑)
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