ハンサム★スーツのレビュー・感想・評価
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とても面白かったと思います
なんかちょっと映画ランキングで苦戦している風だったので不安だったのですが、とても面白かったと思います。コメディ映画というより、コントに近かったかもしれませんが。
一番の功労者は谷原章介。彼はハンサムになってしまったブサイクを演じるので、思考回路や行動パターンを塚地演じるブサイクと合わせないといけません。それが非常にうまく行っていたと思います。
ほんのちょっとのゲスト出演で色々な芸能人が出てくるのも楽しかったし、「My Revolution」をはじめとするちょっと懐かしい音楽もよかったと思います。
とこれだけほめておいて何ですが、わざわざ映画館で見なくてもいいかも、と思わなくもありません(^^;)。みんなそう思っているからランキングで伸び悩んでいるのかも。
期待せずに行ったので…
試写会で観ました。
当時はまだビジネスジャンプで連載をしていた時だったので、
内容は解っていました…が、その内容を知っていても、
笑える面白い映画に仕上がっていました(^^)
正直、期待をしないで観に行ったのですが、
期待していない分、凄く面白かったです。
自然に拍手も湧き起こり、試写した人達は満足だったと思います。
ただ、佐田真由美さんがゲストだったのですが…
劇中に『幸せを携帯電話の写メで撮る』という行動があります。
そんな映画なのに、佐田真由美さんの登場時に言った係員の言葉…
「カメラや携帯での写真を撮ることは止めて下さい」
…え??
佐田真由美さんはこの映画に出れて幸せでは無いってことかい?
とも取れました(笑)
私があなたを見ただけで好きになったら、嬉しいですか?
映画「ハンサム★スーツ」(英勉監督)から。
単なるコメディ映画だと思っていたら大間違いだった。
「人は見た目が9割」という本が売れ、
やはり、なんだかんだ言っても「人は見た目」だよなぁ、と
私が呟いたのは、つい最近のこと。
しかし、それはブームに流された私の判断力の甘さがだった。(汗)
異性に「私のどこが好き?」と訊ねられ、
「可愛いから」「美人だから」「格好いいから」「ハンサムだから」
の理由で喜ぶのは、まだ子ども。
「一目ぼれ」も、若いからこそ許される。
いい歳になって、一目ぼれしました・・と告白されても、
確かに、あまり嬉しくないかもしれないな。
だからこそ、この台詞を選んでみた。
「私があなたを見ただけで好きになったら、嬉しいですか?」
また「一緒にいて、笑顔になれる人って誰ですか?
私は、そういう人といたいです」の台詞も輝いていた。
予告・チラシ等で、発想の面白さだけが強調されているが、
なかなか考えさせられた作品だった気がする。
よかった、観ることが出来て、見逃すところだった・・ほっ。
谷原章介がハマリ役
これは谷原章介がハマってましたね。レッツハンサム!
塚地武雅と大島美幸見事なブサイク、ブスぶりを発揮してました。
ただ正直思ってたほど乗れなかったなぁ。前半が結構かったるい。ウケない琢郎のギャグも、そんなことする奴いるかよと言いたいぐらいつまらないし、あえて光を取り入れすぎてる映像がなんだかイマイチ古臭いし陳腐に感じてしまいました。そしてテーマ曲は何故か渡辺美里の『My Revolution』。いい曲ですけどね、『My Revolution』もちょっと古いよね、しかも小室さん捕まっちゃってかなりBad Timing。
ブサイクはモテないし、ひどい対応をされる
ハンサムはモテモテで、いい対応をされる
というのを強調したエピソードがあまりリアリティなしです。だってさ、混んでるバスで隣の人がぶつかってきた時にブサイクだからってあそこまで嫌な顔しないでしょ、普通。ブサイクだから痴漢に間違われるってどうなのよ。ちょっとあまりにもブサイクを卑屈に描きすぎてないか??あまりにもブサイクに対して差別がひどすぎて酷だよ、これは。
そしてハンサムもねー、あそこまで注目浴びないわな、普通。確かにカッコイイ人には目いっちゃうけど、カッコイイと結構凝視しちゃうけど。でもあんなあからさまな態度は普通はとらない。
でもあそこまであからさまじゃないにしても、ハンサム、美人はやっぱり普通の人とは違うんだろうな、とは思いますけどね。ちやほやされ具合が絶対違うと思う。かっこいい子、かわいい子はやっぱり徳か?
ハンサムスーツを着て光山杏仁となった琢郎、つまり谷原章介が笑えます。外見は杏仁だけど中身は琢郎なのがすごくよくわかって上手い。二枚目俳優であそこまでの演技ができるのは谷原章介ぐらいかな。ハマってましたね、本当。声も渋いしね。初めてハンサムになれてウキウキで妙に二枚目を気取ってる杏仁の姿はかなり面白かったです。
あとお風呂のシーンは笑えました。わかってたけど笑えたし、ハンサムスーツがあんな状態いなっちゃうなんて。。。だけど來香はびっくりだよなぁ。ショックだよなぁ。あんな仕打ちされたら。
そして以外に良かったのが大島美幸。なんだかほのぼのした空気が漂っててほっとさせられました。それにしても塚地武雅と大島美幸が一緒にいるシーン、顔がそっくりだった気がしたのは私だけ?すごい似てたよ、あの二人。
そしてラストの展開。
あー、気づかなかった。私気づけなかった私は鈍感?
でも気づけなくてよかった。そのおかげで評価があがりました。よかったです。前半はすごいかったるかったし、書けばきりがないほど突っ込みどころも満載だったし、最後に渡辺美里がでてくるのもどうかと思いましたけど、観終わってみればなかなか面白かったと思えた映画でした。
レッツ、ハンサム~
ハッキリ言って見に行く予定ありませんでしたぁ~
でも誘われたので行くことに・・・
面白かったぞ~!
さすがに公開してちょっとたってたし、レイトショーだったので
お客さんは10組弱・・・(笑)
そのため、ちょっとした音が響く・・・w
最初の出だしさえ笑っちゃえばこっちのもんって感じで
笑いをこらえる事なく楽しんできました
結構、笑い上戸の人達が多くて良かったです★
谷原さんがあんなに、はいりこめる役者だとは
思っていませんでしたぁぁぁ~そこまでやっちゃうの~みたいな。w
やっぱり、カッコイイ人&綺麗系の人が真剣にやる
コメディーは面白いですね♪
音楽ずるいよ~
ってか、30歳~世代向けだったね~
テンポがかなり良く、爆笑の連続でありました
色んな人が出てたねぇ~ちょい役で・・・w
見終わった後は、スッキリした感じで
かなりパワーをもらいました。
ラブコメってやっぱりいいねって思える暖かく面白い映画でした
私も女版ハンサムスーツあったら着てみたい!!w
サプライズにあふれる作品
公開前のネタばれ禁止に関するドキュメントを頂いたほど
サプライズにあふれる作品です。
男性ファッション誌
「MEN'S CLUB」私愛読
もしっかり絡んでおり(メンズクラブ編集長ちょい出演)
→これは公表されている情報なのでOK
ファッション面でもしっかり勉強になりました。
作品を拝見するまでは、良くあるドタバタコメディーだと
思っていたのですが、甘かった…
これが、面白い。
公表されていない出演者を含め
かなりのサプライズが仕込まれています。
キャスティング、脚本、演出の妙です。
近年のハリウッド映画の香りさえ感じることができました。
(ちょっと褒めすぎ)
とは言え、エンドロール後、客席から拍手があがるなど
多くの方々のハートをグッとつかんだ作品であることには
間違いありません。
ブサイクという表現はいただけない。
今どき
イケメンを「ハンサム」と形容する人がどのくらいいるのか。
おそらく
カップルを「アベック」と言ってしまうのと比例するよな。
…私は明らかにその時代を過ごしてきたので^^;
映画そのものよりもまずこの言葉にグッときてしまった(古)
…古語・死語ばんざい♪「クラブ」じゃないの「ディスコ」よ。
そういう持論は置いといて。。
とにかくイケてないブサイク(この言葉は好きじゃない)男が
ハンサム★スーツを着て、いきなり「谷原章介」になる話。
人をバカにするのもいい加減にしろ?ばりのTVネタっぽい
展開で、キャストを見たらほとんどオチも分かってしまった。
でも谷原のハジケっぷりがなかなか堂に入っていて^^;
現代のハンサム顔は、彼なんだなぁ(ホント杏仁豆腐みたい)
ツルっとした柔らかい顔立ち、品のある喋りも定評あるもんね。
なぜ塚地が選ばれたのかは…ラストまで観ると納得するかも。
スーツの中身が誰なのか(爆)は意外に重要だな、と感じた^^;
でもそれ以上に役得だったのは、鈴木氏の妻、大島美幸かな。
北川景子や佐田真由美以上に、イイ女っぷりを披露している。
自分の妻をブスの代名詞に使うのは、実は脚本家自身が
女の容姿にかなりコンプレックスを抱いているからだと感じる。
ブスだから性格がイイとか、美人だから中身が悪いとか、
そういう奴ほど、実は容姿にコンプレックスを持っているものだ。
普通はいちいち相手の外見や性格を、ことさら強調などしない
もので、なにかが存在するなら、それは「好み」なんだと思う。
ここで描かれる琢郎(塚地)も寛子(北川)もコンプレックスの塊。
確かに長年生きてきて、そんな事ばかり言われていたら…(爆)
人間はそうなってしまうものなのかもしれない。が。
一緒にいて楽しくもない相手と長続きはしないものだと思うし、
寛子が「私は自分が笑顔でいられる相手と一緒にいたいです!」
という当たり前の一言を発するまで、なんでそんな簡単なことに
気付かないんだ(まぁドラマですから)と結構イラつかせてくれる。
…というわけでこの映画の良かった点は、、
谷原のハジケっぷり。
スーツの中身あれこれ。
スーツくん宣伝アニメ。
美味しそうな料理。
そして80年代ポップス♪
れっつ・はんさーむ!!最後までお席は立たぬよう。
(青山だったら三浦友和よねぇ。中条きよしとは「うそ」っぽいぞ)
マーイ、レボリューション
笑えます!楽しいです!そして、ちょっと懐かしい気持ちにさせてくれます。
ストーリー展開はベタベタですが、それがまたよいです。気軽に見ることができるデートムービー、特にお勧めは30代です。
なんといってもテレビやラジオ局では一時的に自主規制となりナイナイ岡村が悔しがったあの曲が何度も聞けます。挿入曲も90年前後に流行ったものが次々と出てきます!
テンポもなかなかいい感じで2時間弱の時間を感じさせません。
僕も青山にスーツ買いに行きたくなりました!(もちろん2着目1000円のやつだけど・・・)
レッツ!ハンサム!
おもしろいです★
とても楽しめる映画です!!何回も笑いました~。ハンサム(外見)だけが良ければ幸せになれるわけではないって事を気づかせてくれる映画です。
30代の私には、音楽も全て良く聴いたものばかりで、懐かしかったですよ。
何も考えず気軽に観れて、おすすめです。
めちゃおもろい映画
昨日、試写会で見ましたが、本当に面白い映画です。会場も終始笑いに包まれていました。面白く、ラブロマンスもありで楽しめるストーリの映画だと思います。キャストもブサイクとハンサムと美人が織り交ざっていて良かったです。
爆笑&ほっこり
まさに直球の“コメディ”で、絶えず爆笑させられつつどこかホロッとさせてくれるという、コメディの王道を行く、単純明快な娯楽作品。
映画を観てウンチクを語るよりも、ワイワイ楽しみたいという人にはオススメ!
また、原作ものでないオリジナル企画であることも評価したい。
ハリウッドでもコメディは定番ジャンル。日本でももっとコメディが作られてもよいのではないだろうか。
人間見た目?
こういう映画は何も深く考えちゃダメですよね。
考えずにタダ楽しんじゃう気持ちで見て欲しい。
だって…不細工言うな!とかブスは生きる資格無し!とかいう諸々のことを
考えてたら、この作品は見ていられません。
ハンサムさんだって万人から好かれるとは限らないし…
売れっ子のモデルさんでも人類が皆その人のことを好きかといえば
そうではないでしょうし…
人の好みはそれぞれですよね。
でもまぁ…やっぱり見た目が美しいと人生は少なからず徳な気はしますが…。
この主人公もそのお得感を味わったけど…
やっぱり自分が一番ってことに気付く。。。
小さな幸せに喜びを感じられた彼にバンザイ!です。
ベタな笑いとシリアスに人生を語りかけるバランスが絶妙。脚本鈴木おさむの新妻賛歌なのだぁ!
ドタバタしたベタな笑いの波状攻撃の中に、思わず人生を考えさせるシリアスな場面が絶妙に入り混じった、傑作です。ラストには、誰も思いつかない大どんでん返しになっていて、『アフタースクール』の内田けんじ監督を彷彿させるくらい驚きがありました。中身は内緒ですが(-_-;)
谷原章介と塚地武雅とがクロスするところが特に可笑しかったです。谷原が口パクで演技して、台詞は塚地が語るというもの。そのときの谷原のブサイクモードになりきった演技が忘れません。会場は爆笑の渦に包まれました。
紳士服の青山と全面タイアップしていて、作品のなかで実名で店舗が登場し、「あなたの人生を変えるスーツがあります。」というコピーのパンフレットまで登場します。ひょっとして、ハンサムスーツは青山で販売しているかもしれませんよ。
お客に豚郎とあだ名されている琢郎のブサイクさには、迫力すら感じさせるものがありました。どんな人にも口には出さないけれど、外見上の悩みはあるものです。意外にかっこいい人でも、結構コンプレックスを持っているものです。だから観客の多くが琢郎の気持ちがよくわかるし、きっと自分が琢郎になった気分で見てしまうでしょう。
憧れの寛子ちゃんに振られたときの琢郎のブサイクという思い込みは、すごく共感できました。でも、寛子ちゃんの断った理由がどうもそうではなさそうと匂わせるところが、巧みだなと思いました。そのための複線として琢郎に寛子ちゃんが初めて会ったときの思い出が描かれており、寛子ちゃんの琢郎への思いが暗示されているのです。
琢郎を振った寛子ちゃんの変わりに、入店する大島美幸演ずる店員は、美人とはいえないけれど、仕事はできて、気配り最高の人でした。
店員を見ていて段々大島美幸が素敵に見えるようになりました。実は、脚本を書いているのは、新婚ホヤホヤの彼女の旦那さま、鈴木おさむ。
きつと鈴木はプライベートで見せる大島のいい妻ぶりを、おののけ見たいにこの本であてがきしているのだろうと思います。そんな鈴木だから、「当事者」として観客に問い掛けているのが本作なのでしょう。人は見かけの良さばかりが全てなのかと。
確かに杏仁のような美貌へ変身したいという願望は、否定しがたいものがあります。でも、琢郎のようにほんとにそれを手に入れたからといって幸福になれるのでしょうか。その問いかけは、ストーリーのなかで次第にはっきりと考えさせられるものがありました。
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