幻影師アイゼンハイムのレビュー・感想・評価
全24件中、1~20件目を表示
まさにイリュージョニスト、見入ってしまう内容でした。きれいな映像も...
まさにイリュージョニスト、見入ってしまう内容でした。きれいな映像も必見です。
面白かった。かなえられない愛をどのようにしてつかみ取るのか。あ~そう奪い取るのか~とビックリしました。
ひきつけられた。面白かった。最後えっと思うほど何とも、時間がたつの...
ひきつけられた。面白かった。最後えっと思うほど何とも、時間がたつのが感じられなかった。本当にイリュージョンであった今まで見た映画では味わえない面白さだった。
三浦春馬さんのこの舞台を見たかった。実にそう思った。もうかなわない。悲しすぎる。
想像力を働かさないと、みえないんだね。
『私を消えさせて』というソフィの願いから、 15年後、ウィーンに戻ってきた。
消えることができるようになって戻ってきたと後で分かったが。
私もウィーンの警察になって、 この謎を一緒に解きたいと思った。警部(ポール・エドワード・バレンタイン・ジアマッティ)が言ったように 蝶々がハンカチを持って飛ぶところを解明したい。 この謎を、警部のように、私も同じことを言いたい。
19世期のウィーン(プラハでの撮影らしい。こんな古い劇場が残っているんだね。)の街の雰囲気、まだ手がつけられていない自然、そして、科学やコンピューターの世界ではない、神秘的な世界がある。
イルージョンの世界。どこに本当の答えがあるんだろう? 果たして、本当のことは存在するのか?不思議な、自分を幻想の世界に持っていってくれる映画。
社会正義の映画やドキュメンタリーが好きな私は、この映画をみて、目が覚めた。 インタビューでエドワードノートンがこういう幻影師のいい映画がないと言っていたが、まさにこれが、いい映画なんだと思った。現実を離れて、私に夢を見せてくれるから。
また映画に戻るが、見えるところにないから、トリック(イルージョン)を見逃しちゃいそうな映画。ちょっとヒントをくれないかと何度も思った。でも、想像力を働かさないと、みえないんだね。見えるところにないからね。困っちゃった。
この映画でいくつか気になった言葉や動きがある。それに、それらがその後のストーリーの中で重要な意味や関連性をもたらしていることに気づいた。
前述した『私を消えさせて』というソフィの願いも消してあげたし。
それに、ソフィアが死んだと聞いたときのアイゼンハイムの驚愕の少なさ。 顔の表情に悲しみが十分でていないと思った。(ノートンがインタビューで当時の人々は感情を今のように直接出さなかったから、これに努力したと。そうか???)
アイゼンハイムがステージで 『一緒にいたいだけto be with her.』と 警部にいうときに警部は同情心を心からから表しているようにみえた。これも、警部がアイゼンハイムを理解してあげていると思った。実際は反体制派なんだとも思った。
これらで、ストーリーの動きを掴むことができるんだが、警部が子供から渡された『オレンジの木』の本が本物のトリックの本でトリックがを理解できたとなっているが?
みえないところを見ることができなかったから、このトリックにまんまと私ははまってしまった。Faker is plaintiff, (orange tree) 見たものはトリックで幻想だと。見たもの以外に真実があるということ。
アイゼンハイムがソフィーに暖炉のそばで、『本当に僕といっしょに行きたい?』と聞いてかれは、頷きながら考えているようだった。ここで二人は生きて一緒になる答えを出している。
薬をボストンバックに入れて、ソフィーに渡すが私はこのシーンを見逃していた。
スーツケースの中はなにと警部は聞いているが、私も分からなかった。
結婚をキャンセル!愛のための計画にまっしぐら。
アイゼンハイムは懐中時計をみて時間を気にしているらしいし。きっとなにかが?ここにもヒントがある。
医者が絡んでいたし、医者が警部にソフィーを検死させなかったところにもヒントがあるが気づかなかった。
好きなシーン:
ある市民がプリンスを調べよと警部に言うところは力強い。当時の市民のパワーが見られる箇所だと思う。
警部の役割はこの話を美談にしたし、彼は戸惑いながらも仕事をまっとうして権力に負けなかったのが良かった。
『I will make you disappear』 という言葉で、ソフィーはアイゼンハイムがかっての恋人だったことを確信する。この時振り返るシーンが好き。
ちょっとロミオとジュリエットのようだけど、この二人は幻影の世界では死んだようだが、人々はこのトリックにひっかかった。警部は鋭くて心のあるシャーロックホームズ。最後、問題解決した彼はそれで自己満足した。
蛇足
個人的に、この音楽に惚れた。どうでもいいと思っていたが、音楽に引き込まれた。幻想的な音楽に。
https://www.youtube.com/watch?v=f2LvFBlQi5U
ポール・エドワード・バレンタイン・ジアマッティはエドワードノートンの大学での先輩だと書いてあった。
見えざるところに真実が!
爽快でありながら驚くべきラスト・・・などとラジオ番組での映画評を耳にしてしまったのが失敗。伏線も絶妙なんだからソレしかないだろう!と、見えざるところに真実があることがわかってしまった。かと言って、19世紀ヨーロッパの美術や俳優の上手さ(エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ルーファス・シーウェル)のおかげで評価が下がるものではない。特に良かったのがイリュージョンのステージ。もちろん実際に大がかりなマジックを行ってるわけじゃないのに、なぜか映画の中の観客と同化してしまうような錯覚に・・・とにかく撮り方が上手いんです。
基本的にはエドワード・ノートン扮するイリュージョニスト・アイゼンハイムとジェシカ・ビール演ずる公爵令嬢ソフィの恋物語に、ハプスブルグ家皇太子レオポルド(シーウェル)が絡んでくる三角関係。平民と貴族という身分違いという壁。しかもライバルが皇太子ときたもんだから、さあ大変だ。やらしいことに、皇太子はアイゼンハイムのトリックを暴きたくてしょうがない・・・
マジシャンの基礎的なネタに関しては皇太子もウール警部(ジアマッティ)も知っているほどで、19世紀末の当時にもイリュージョン人気があったんだと教えてくれる。だけど、鏡を使ったネタやホログラムのような幻影は観客にとっては全く未知の世界。死者の魂を呼び戻すショーにはファンタジーを超えて、どことなく霊的な世紀末思想さえうかがえるほど。見える部分には真実がない!と言われても小市民は信じちゃう悲しさ・・・
身分違いの恋。大人になってからよりも、2人の幼少期がノスタルジックで心地よいのです。ソフィの「わたしを消して」という願いをかなえるために10数年も幻影師の修行をしたんだろうなぁ。そしてウール警部だって肉屋の息子という設定で、アイゼンハイムを陥れるように命令されても自分と同じ平民なので本気になれない心情が見事に表現されていました。
ちなみに実際に起こったマイヤーリング事件を参考にして・・・などとあるのですが、どこが似ているのかわかりませんでした・・・
個人的に好きです。
最近、こういう映画が少なくなってる気がする。
ストーリーの中に散りばめらたタネ、
そのタネが芽を出す頃には、
口にしたくなる気持ちにみんながなる、
でも、それは口にしないでその人が確認すべきことなのである。
花はそんなに道中には落ちていませんが、
想像力を働かせ最後まで見たくなる映画。
最後まで見るべき映画☆
ドンデン返し!
スカッと痛快にやられたい人、オススメします。かなり面白いです!このお話、タイトル名通り、幻影師なるものが娯楽としてイリュージョンマジックを駆使して、当時のウィーン民衆の心を射止めていたわけですが、斬新なのはストーリーの中で劇場内の観客とこちら側(テレビの前で観ている私達)の心が同じなんですよね、見事なイリュージョンを目の前にしてわくわくどきどきを享有している。更に私達視聴者は物語が展開していくサスペンス&ロマンス部分も十分楽しめるというわけで美味しいものの二度食いというんでしょうか(笑)?
そして、最後見事なラストにやられてください!お髭のエドワード・ノートンはまり役です!
騙されたと気づいたとき、幸せになれます。
それが幻想ならば、そこは現実の世界。
それが現実ならば、そこは幻想の世界。
ストーリー的には、中世ヨーロッパを舞台にしたありふれたサスペンス。
しかし、それが見事なまでに演じ上げられ、見事なまでに描き上げられることによって、とても爽快な良作に仕上がっている。
一見、中世の冒険活劇の雰囲気も残しつつ、しかし裏には暗い影が漂い続ける。
正直、途中まで「何がしたいのだ?」と半信半疑で見てしまった。
それも、すべてが最後に集約すると思えば、納得。。。
何も予備知識を持たずに、何も勘ぐらずに、この作品に身をゆだねるように見入ってしまえばとても幸せな気持ちになれる。
神をも騙す威信をもって
幼い頃アイゼンハイムは、自分の奇術の未熟さ故に、ソフィを失っていた。
それから彼は世界を転々とし、取り付かれたように、奇術の全てを学び尽くす。
十年以上たって、彼はウィーンの地に戻ってきた。
彼のイリュージョンは、美しくて、幻想的で、完璧な神の仕業に思えた。
誰も彼の奇術がインチキだという、根拠は見つけられなかった。
悪名高い、皇太子からソフィを奪還するため・・・
アイゼンハイムのリベンジの鐘が鳴るとき
警察、権力者、観客、関わる全ての人たちが、幻想の闇に包まれる。
ソフィを守るため、神をも騙す威信をもって・・・
・アイゼンハイムのイリュージョンの映像が美しく圧巻。
どこか、ほの暗い印象のアイゼンハイムは魅力的。
死者を蘇らせる力を身につける過程で、負の力も吸い込んだ為だろうか。
皇太子の息のかかった、ウール警部も躍起になって彼を追ったが
結局彼の術中にはまり、気づけば一番のファンになっていた。
見る人全てがウール警部のように釘付けになり、騙され、最後は微笑んでしまう。
そのトリックの果てには
悪を征して、取り戻した最愛の者との楽園が待っているのだから。
美しい背景の暗がりに浮かび上がる魔術の妖しさ
総合:75点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 80
ビジュアル: 80
音楽: 65
映像は衣装も含めてかなり美しく撮られているだけでなく、その時代の雰囲気が良く出ている。また主人公だけでなく威厳があるけどいかにも傲慢で残忍な皇太子や、有能だけど出世のために自分の感情を押し殺して生きる警察署長の演技も存在感がある。
だが例えば剣の魔術とかここまですごい魔術が出来ないだろうということは思うし、ヒロインを仮死状態にするような薬品が登場なんて都合が良すぎるだろうとか思うのだが、それらはとりあえず目をつぶらないと駄目か。でもあまりに魔術がすごくて最早超能力並みになってくると、どんな障害でもその超能力で解決するみたいになってしまう。
それと物語上気になった点がある。皇太子は暴力を振るったり女を殺したというような話もあるほど素行も悪いし皇帝退位計画を進めていたりして悪者ではあるのだが、あくまで噂話の域を出てなくてノートンには真実を知る由もないこと。また歴史上数多く行われた行為での1つである皇帝に退位をさせることについても、それをしたからといってそれが社会にとって悪いとも言い切れないだろう。
ノートンが愛を貫こうとして皇太子が殺人を犯したことをほのめかし彼をはめ、その結果として彼は自殺することになった。また警察署長も職を失い彼の人生は大きく狂ってしまった。自分の幸せのための計画がもたらしたものだが、果たして彼はこの結末を予想していたのか、そしてどう受け止めるのだろうか、それとも自分の幸せのためには他人のことなどたいして気にもしないのだろうか。ノートンは他人の人生を犠牲にし国家の命運をも自分のために変えてしまった。見終わった後にそのあたりはしっくりこなかった。
(゚⊿゚)ツマンネ
この映画何かの賞を取ったらしいけど・・・
何でこんなのに賞を出した????ってくらいつまらん(;´д`)=3トホホ・・
まずCGが安っぽ過ぎる(´∀`)木が生えてくるシーン何てもろCGですよ~っていう映像だし。
そもそもこの主役2人、一緒になるためには手段を選ばんのだな~ε-(´・_・`)ハァ・・
確かに王太子ひどい奴だし、今まで散々悪事を働いてきたんでしょうよ。
だけどさ~逃げるだけならまだしも殺しちゃいかんだろ殺しちゃダァー(゚ω゚)bメッ!!
普通に考えたら相当ひどいことしてるぞこいつら???
最後のネタバレのシーンも実はここまで周到に示し合わせて・・・かなり無理があるし何で警部はそこで全部気が付くんだ???
そりゃここまで策謀を繰り広げてればな~アイゼンハイムも弾圧されてしかるべきでしょう(o´・ω-)b ネッ♪
そして最後に家をなぜ消さない???あれだけ映画の中で色んなものを消してたんだから、最後に家を消せばカタルシスもあったのに。
映像のCGのダサさだけなら必見ですよ(・∀・)イイ!!
やっぱエドワードノートン!
久しぶりの
イリュージョンモノ💦
皆さんが書いているように 個人的にも プレステージよりもドキドキした😤
プレステージは何か長々しい感じで後半は少し退屈でした。
でもこっちは、
2時間以内に収まっていてとても見やすかった✋
まず 僕は エドワードノートンが大好きなんで😜とりあえず最高でした。
喋らなくても、あの無言が似合う俳優さんは、
エドワードノートンただ一人と言っていいかも💦笑
内容はシンプルでわかりやすいので肩の力を抜いて見れますー
ラストはショーシャンクへのオマージュかなぁ?!
ちょっと 気持ちの良い終わり方💪💪💪
まぁ見る価値は、
かなりあります😲
是非一度 見てみてはー
原作の脚色と、ポール・ジアマッティの好演が光る!
原作は、ピューリッツァー賞作家・ミルハウザーの短編小説集『バーナム博物館』に収められた『幻影師、アイゼンハイム』。
だが原作といっても、登場人物名と19世紀ウィーンという舞台、主人公アイゼンハイムの奇術ショーの数々のみを材料に大胆にアレンジされた別作品になっている。
そもそもミルハウザーには懐古主義で幻想・博覧気質の強いマニアックな作品が多く、原作も同様、アイゼンハイムが繰り出す奇術のみが幻想的に淡々と描かれている。
映画の中核となる階級社会を背景に繰り広げられる人物模様とラブストーリーは、監督・脚本のニール・バーガーの手によるものだ。
宝塚でもお馴染みのミュージカル『エリザベート』ファンの方には是非観て欲しいところだが、美貌の令嬢を王妃に迎え入れてハンガリー民衆の支持を得ようとする政略結婚や、王に反旗を翻した皇太子の悲しい顛末など、19世紀オーストリア王朝の物語に造詣のある方には思わずニヤリとさせられる設定がチラホラ登場する。
同じ19世紀の奇術師をテーマにしたクリストファー・ノーラン監督作品『プレステージ』が奇術師同士の対決とトリック解明に焦点を当てていたのに対し、本作では奇術のトリックはほとんど明かされることはない。奇術師が提示する“幻想”のタネはただ想像するのみであるべき、というポリシーが通されているのが、鑑賞後の余韻とすがすがしさを生み出しているように感じた。
原作とは異なる物語だが、ニール・バーガーのセンスが光る良作に仕上がっている。
トリック解明や二転三転のサプライズを期待していると肩透かしをくらうのであろう、ネットでレビューを検索すると本作の評価が大きく二分しているのが見て取れる。
そんな中、評価が一致していたのが、天才奇術師アイゼンハイムと皇太子に挟まれて葛藤する警部を演じたポール・ジアマッティの名演。
アイゼンハイムを演じたエドワード・ノートンのシリアスな演技と数々のイリュージョン(指先をつかったマジックをかなり練習した?)も見ものだが、本作の要所要所がポール・ジアマッティの演技によって支えられていることは間違いない。
オチは意外だったけど、お粗末だなぁ。。。
正月に借りたDVDで、この映画の宣伝が気になり、正月最後として観ました(一日何本観てるんだ(汗))。
オーストリアの宮廷時代を舞台に繰り広げられる、身分の違う二人の哀れな恋物語と幻影師の男による復讐物語。何も知らない人にこの映画を表現するとしたら、こう言うのが一番無難だと思います。(もちろん、映画自体にしかけはあります。)
女性がすごく好みそうな作品。
とくにラストで泣く人いるんじゃないかな。とても美しいエンディングです。
でも、ここでオチを書けませんが、わたくしとしてはただ一言。悪役の皇太子さんかわいそー。もう少し配慮してほしかった。あのオチでB+がなくなりました。
エドワード・ノートンはやはりいい俳優さんです。そして皇太子演じた俳優さんは、どこから見ても嫌な人そうで、そう言った意味で好演だったと思います。
幻影師にはノートンの甘い顔がピッタリです
「幻影師」=げんえいし、って読むんですね。
でも、こんな言葉辞書にはありません、造語です。
普通に言えばマジシャンのことです。
さて、お嬢様のソフィと平民の子アイゼンハイムは
幼友達で、ソフィーの方がお熱ですが、
時代柄二人の仲は引き裂かれ、彼は諸国を流浪
十年以上の歳月を経て、ウィーンへ戻ってきました。
有名な幻影師となった彼のもとへ再びソフィが現れるのですが
彼女は皇太子の婚約者です。
この恋を実らせる為に、アイゼンハイムは策を練ります。
幼い時もそうでしたが
ソフィがアイゼンハイムにつきまとう事によって、
彼の身が危なくなるのです。
彼のような能力を持っていたとしても、危ないのです。
事実、幼い時には大人の手によって蹂躙されたのですから。
成人した身となっては、殺されるかも、と思わされました。
彼はクールな感じなので、
どうしてもソフィの一方的な恋愛感情のように思えました。
そんなソフィをジェシカ・ビールが演じるわけですが、
ちょっと役不足と思うのは、私の好みのせいでしょうか。
でも、単なる恋愛ものではなく、
サスペンス仕立てになっている御蔭で
興味が尽きません。
特に、ポール・ジアマッティの警部役が素敵なのです。
野心家でありながら分をわきまえ、
人間として立派な役をしていて
とてもいい味出していました。
そして、お人よしで、見事アイゼンに引っ掛けられちゃって
利用されてしまいます。
まるで、ルパン三世の銭形警部の役のようでした。
アイゼンの役にはノートンの甘い顔がぴったりでした。
対等になれると錯覚するな
映画「幻影師/アイゼンハイム」(ニール・バーガー監督)から。
主人公が、奇術を使い、街の人気者になる。
皇太子などの目にも止まり、近づくチャンスが増える。
話す機会も当然多くなり、親しくなっている気がした。
しかし、それを嗜めたのは、
今まで何十年間もトップに接してきた、警察官だった。
その台詞が「対等になれると錯覚するな」。
正確には、
「どこまで親しくなれる?対等になれると錯覚するな。
彼らは出し抜けない、やるだけ無駄さ」である。
こんな台詞ばかりをメモしていたから、
最後の大どんでん返しに、う〜ん、なるほど・・となった。
話は戻るが、つい意見、進言などを許されると、
勝手に親しくなった・・勘違いをする。
けれど、実際には、そんなことはありえないから、
この台詞を選んでしまったのかもしれない。(笑)
何でもいい、言ってみろ・・は、対等になったわけではない。
危うく、勘違いするところだった、ふぅ。
にんまり。
19世紀末のウィーンで素晴らしいイリュージョンを披露し、
大衆を魅了していた幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)は、
舞台上で皇太子(ルーファス・シーウェル)の婚約者という女性、
そして幼なじみであり、かつて恋に落ち、身分違いのために引き裂かれた
女性ソフィ(ジェシカ・ビール)と再会する。
当時の文化なり衣装が丁寧に再現されているようで、
そこで展開される幻想的でもあるラブストーリーの、主人公の一途な愛と、
復讐物語にリアルさを与えている。
対決を、ラストを前面に押し出していたプレステージとは同じ様な題材で、
同じ様な雰囲気ではあるが、こちらの方が好みではある。
アイゼンハイムが行うイリュージョンは、
完全CGの説明なしで、そこが腑に落ちないと思うか、面白いと思うか。
ラストシーンでも同じ様に、それではおかしいだろうと思うかもしれない。
魅せ方として分かりやすく出来ないことはないかもしれないが、
この作品はそれでいいのだと思う。
ただプレステージと同じ様に分かってしまったのは確かです。
幻のノートン氏。
ひっさびさにE・ノートンを観た気がします。
まったく変わってないな~このヒト☆容姿も演技も。
今回も名演?怪演?にて観る者を翻弄してくれます^^;
いわゆる、イリュージョンモノには違いないですが、
昨今で記憶に残る「プレステージ」とはだいぶ違う~。
平たく言えばどちらも復讐劇にはなるんだけれど、
鮮やかさ!プラス…ニンマリできるロマンも欲しい(爆)
観客は、P・ジアマッティ演じるウール警部と一緒に、
その経過を辿るわけですね…。観終わってから納得。。
だいたい「幻影師」ってなんぞや??だったんですが、
なんか昔よくTVで観た気がしますね~。あの、霊媒師?
みたいな人が、自分の横に煙みたいに霊を出しちゃうの。
えぇっ!?と観ているこっちはビックリなんですけど、
あれは…何だったんだろう?今思うと。イリュージョン?
もしそれがホンモノだったら、この映画だって題名が
幻影師じゃなくて霊媒師、ですもんねぇ(爆)って話それた^^;
もともとは子供時分に、身分違いの恋に身を焦がした二人、
偶然に出逢ってまた、恋に落ちてしまう…(といいますか)
彼女は、いわゆる政略結婚をさせられる運命なもんですから。
彼に助けを請いたいワケですね…。で、彼がどうするか。
ネタばれ厳禁映画ですので(爆)このくらいにしておきます。
最後のオチのつけ方を、おぉ見事~!!だと思うか、
うぅ~ん?チト分かりづらいかも。。と思うかは其々かと。
どうあれ、演技派たちの競演がスゴイ!ので飽きません。
(ノートン氏、発音もなかなか。皇太子、上手いうえ怖すぎ^^;)
全24件中、1~20件目を表示