劇場公開日 2009年2月7日

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生のレビュー・感想・評価

全214件中、181~200件目を表示

3.5メイキャップのスゴサ

2009年3月6日

悲しい

単純

あまりに期待していたので 少し肩すかしかな。でもメイキャップ技術の素晴らしさに簡単。原作を読んでみたい。

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エコ

1.5いいのか・悪いのか?

2009年3月5日

寝られる

私が、あまりに期待しすぎたからか・途中寝てしまったからか、分かりませんが・・・あまりいい映画ではありませんでした。

まだ、ビラピが出られてる中では、バベルやMR・Wスミスのが面白かったです。
何はともあれ、私の眼が腐れてたのでしょうか?!
観に行く価値はあまりないと思いました。

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tinusan

4.5ただ一言良かった。

2009年3月5日

幸せ

人の死が結構出てきていた。でも、重くないというか、ある意味軽すぎる面も。2時間47分の大作が、あっという間に感じられる程物語に引き込まれました。ブラピの20代の頃は、かっこ良かったな。

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おたま

4.0淡々と・・・

2009年3月4日

幸せ

萌える

この映画を観終わった時
『とても良質なウイスキーに水を多めに入れちゃった水割り』
のようだったなぁ~と思ってしまいました。

2時間47分退屈もせず、長過ぎるとも感じず
なのになんとなく物足りないように感じてしまった・・・

映像は素晴らしく、最近の『見所はCG!SFX!』という
作品とは違い映画に静かに浸透していて好感がもてました。
ブラピはもちろん、ケイトブランシェットの20代と60近くの
身体のラインの違いはぞっとするほどリアルで
その映像を観ているだけで人の一生がしみじみと感じられて。
映画とは語らずとも悟らされるものだなあと思いました。

「どんなに頭に来たってその時が来たら人は嫌でも死んでいく」
いかに生きるかいかに死ぬかのメッセージも随所にあり
それに共感も出来ました。

生まれながらにして死が身近にある環境で育った
ベンジャミンは人の死、別れも淡々と受け止めていく。

それは判るのですが、あまりにも淡々とし過ぎています。
幼い頃もあまりに物解りが良過ぎるというか
好奇心だけはおおせいですが、どうも感情が平坦過ぎるんです。
子供らしい無謀さも我儘もない。
生命の危機を感じるだろう場面でもあまり恐れる風でもない・・・
全編で彼は怒りも恐れることも声を荒げることも
転げ笑うこともなくただ淡々と人生を生きていく・・・

障害を持って生まれても精神は健全に成長しているはず
の設定でこの喜怒哀楽の少なさ・・・平坦さ・・・

彼の日記というかメモを読むという設定で
物語が流れるせいでもあるかもしれませんが。

淡々としていたのは映画のつくりというよりも
彼自身の感情なのです。
これがどうしてもベンジャミンというキャラが立たない
というか魅力がいまひとつになってしまっているように
私は感じてしまいました。

物語は小説でも映画でもテレビでもキャラクターが
立っていて魅力的なら、多少内容がいまひとつでも
それなりに面白く観れてしまいます。

この映画はベンジャミンという彼の人生が主題、
映画を淡々と撮るのは素晴らしいと思いますが
彼のキャラクターが淡々とした不思議ちゃんで
「彼が特殊だったからみんなが忘れていたものを
思い出させるんだ」ではフォレストガンプ?って
感じです。でもあれはあのキャラだから成り立つことで
ベンジャミンはまた別のキャラクターのはず。
(いつも同じじゃね)

この映画はエピソードもそこそこ面白くて
設定も人生の逆送と画期的であり
内容もしっかりしているにもかかわらず
キャラクターが皆弱いために私には
メッセージすら心に響いてこなかったんです。

だから観終わった後感動に取り残されてしまったようで、
いくら呑んでも酔えない素晴らしいウイスキーの
薄過ぎる水割りを飲んでしまった印象だったんです。

でもこの映画はいろいろな意見を受け止められる
幅の広い許容量の大きい映画だとも思います。

良質な映画であるということは間違いありません。

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にゃらん

4.0長編でしたが満足です。

2009年3月4日

笑える

知的

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わらび

3.5すべてを受け入れざるを得ない人生って悲しい・・・

2009年3月4日

知的

2時間47分という大作だが、不思議に長さは感じなかった。私の関心はもっぱらどのように若返っていくかだった。ブラピはどんどん美しくなっていき、一番美しかった「リバー・ランズ・スルー・イット」の頃のようだった。一人の女性を想い続けるという点で、原作者の代表作「グレート・ギャッツビー」が思い出された。考えてみれば、その映画化「華麗なるギャッツビー」はレッドフォード主演だ。レッドフォードの再来と言われたブラピとの因縁を感じてしまった。主人公は人生に流されていくだけで、それに抗おうとしなかった点が、ストーリー的に無理かもしれないが、物足りなかった。

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瑞

4.0不思議とあたたかい気持ちに。

2009年3月2日

泣ける

悲しい

幸せ

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love-n-hate

3.5数奇ってなんだ。

2009年3月1日

泣ける

笑える

知的

やっと見れましたよぉ~
ずぅ~っと見たかったんですよ~
・・・その期待が高すぎたのかな・・・w
ちょっとCMとか、予告を見過ぎちゃったな・・・w

いやぁ~でも面白かったですねぇ~
特殊効果ってすごいなぁ~って思わずにはいられないって位、
幻想的な映像でしたね
数奇な人生を見ているのに
温かい気持ちになりました
前半は、映像のすごさに感動。
後半は、お話の深さに感動。涙

ファンタジーなので感動はないと思っていたけれど
不思議な感動に導かれた感じでした
良い意味で期待を裏切られました

若き日のブラピがかっこ良すぎる&
出てる人達みんな好きなので★一つ多めで・・・w

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ラブコメ娘

3.5あっという間の2時間47分

2009年2月27日

泣ける

悲しい

ブラッド・ピットのファンにはたまらない一本である。
なにせ、彼の若かりし姿から老人の姿までじっくり鑑賞できるのであるから、目の保養(?)にはうってつけといえる。
老人姿のシーンの長さに比べ若者姿のシーンが若干少なめなのはちょっと残念でもあるが、「リバー・ランズ・スルー・イット」の頃のブラピをリメンバーな人には必見である。男の私も「やっぱブラピには誰もかなわないなぁ」と改めて思わされた。
劇中ケイト・ブランシェット演じる恋人が、若い姿のブラピを観て「完璧だわ」と言うシーンがあるが、まさにその通りである。
全体的には「フォレスト・ガンプ」に似た雰囲気。
老人で生まれ、年を追うごとに若返っていく男の人生を淡々と語る形で進む。
障害を持って生まれた者が、真剣に人生について考えさせてくれる。
映像美も相まってかなり良質な作品(もやに煙る公園で踊るケイトのシーンはかなりイイ)。もっとシンプルにできる気もするが、全然長いという印象は無かった。さすがデビット・フィンチャー監督。

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ニワトリ

4.0これ観たあとあてどもなく街を歩いちゃいました(苦笑)

2009年2月26日

泣ける

悲しい

萌える

本当は「チェンジリング」が観たくてわざわざ時間まで合わせて映画館に行ったつもりが時間を勘違い。やむなく20分後に上映だった本作を観ることにしました。

それから2時間40分画面に釘づけ。一糸の乱れも感じさせないような映像と老いていき若返っていく主役二人の特殊効果が素晴らしいのです。本作の主役は、その二人を演じたブラット・ピット&ケイト・ブランシェットと特殊効果につきるでしょう。

内容的には脚本が弱く、いまひとつ設定との一体感を感じません。でも観ている間はそれが気にならないくらい、自然体で演技する二人がとても良いのです。(「レボリューショナリー・ロード」のレオ&ケイトWのがつがつした演技とは大違い)

総合的には傑作といえる程の作品ではありませんが、わたくし個人的には人生について考えさせられたという意味でとてもインパクトのある作品でした。映画というものは総合的にパッとしなくても、何か一つつかみのあるものがあれば心に残るものなのだと思ったものです。生き急ぐのは間違っているが、それでも人生は刻一刻と終わりに近づいている。そんな事思うと泣けてきちゃいました。

欲を言えば本作はデビッド・フィンチャーではなくフランスのパトリス・ルコントに作ってほしかったです。

でも最近観た映画の中では珍しく心に染みる良い映画でしたよ。

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あんゆ~る

2.0ブラッド・ピットは永遠の美男子である。

2009年2月25日

単純

幸せ

という定説を再確認できる作品。彼が演じる老人時代のうまさに注目が集まりがちだが、個人的には、20代(あるいは10代後半?)まで遡っていった姿の演技はまさに秀逸だと思う。
ケイト・ブランシェットも負けじと10代後半の役どころを演じきっているが、そこはさすがオスカー女優、見事である。
「生まれた時が老人で、年をとるにつれて若返っていく」主人公の「不自然さ」がテーマではあるが、主演ふたりの演技力の高さから、そこがすべて「自然」に見える。そこがこの作品の最も評価されるべきところ。
ただ、やはりタイトルに「人生」とあるだけに、全体として主人公の「人生」を淡々と追うだけになってしまった。そういった意味で、ストーリー性の凡庸さ(盛り上がりに欠ける)は否めず、正直、「つまらない」気分になる。

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mira

4.5あるいはファンタジーかも

2009年2月19日

泣ける

知的

萌える

最初の赤ちゃんはびっくりでした。年とともに若くなる主人公をブラビが演じていますが、年寄りの演技は素晴らしかった。おとぎばなしのような映画でした。

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未散

3.5『ガンプ』を連想せずにはいられない

2009年2月18日
PCから投稿
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The Dude

1.5環境を受容できる幸せ

2009年2月17日

単純

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ホ

4.0この作品すごく哲学的なテーマを感じました。 それは無常と永遠。でも全然深刻にならないは、人と人との出会いに喜びを描いているからでしょう。

2009年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 この作品すごく哲学的なテーマを感じました。
 それは無常と永遠。
 監督は、登場人物に永遠という言葉を何度も語らせ、「8」という数字の意味とかハチドリの舞に腐朽・普遍を暗示させていました。
 だけれど、物語はベンジャミンの若返りしていく加齢と周りの老人たちの死や恋人のデイジーが老けていくところを見せていき、人生は無常なんだということを際立たさせていきます。
 ベンジャミンがデイジーとの時間のズレに耐えられなくなったとき、彼女は永遠ってあるのよと励ました言葉が印象的です。
 デイジーは永遠って、具体的には答えなかったけれど、彼女が語る「みんな人と違う人生を送っていると思うけれど、たどる道が違うだけ。結局同じなの」というセリフには、いのちとは「大河の一滴」、大きないのちの大海に注がれてひとつに結ばれるという意味も込められているように思えました。

 また養老施設で育つ幼少時代の死期の迫った老人たちに囲また生活。「幼い」ベンジャミンは、自らの外見と同じ周囲の人の死と間近に接することで、やがてくる自分の運命も悟ることができたのではないかと思います。その達観したことが、やがて自身の家族との別離する決断に繋がっていったのでしょう。

 ベンジャミンが味わう不条理は、結局彼を孤独と絶望に追い込んでいくことになります。普通の人なら老いていくと、やがて死を迎えることになります。しかしそれはいつのことか決まっていないことが、わずかな救いとなっているのですね。けれども、ベンジャミンの場合、80代相当の年齢で生まれて、日々若返っていくなら、あと何年生きられるか、その変化のスピードから、察しがついてしまいます。
 自分があと何年生きられるか、予想がついてしまう「無常じゃあない人生」なんて、どれだけ当人にとって、「苦」であったでしょうか。

 でも画面から全然ベンジャミンの深刻さは伝わってきません。それは演出において、彼の内面に踏み込んでなく淡々と描いていることも関係しているかもしれません。
 また彼が人生の途次で出会う素晴らしい人との一期一会に喜びと充実感を漲らせているところを多く描いているからだとも思えます。
 ラストにワンカットずつ再登場する、ベンジャミンに関わり死んでいった人たち。それら人々のショットに監督の深い哀惜の思いを感じずにいられませんでした。無常という言葉の響きは、悲しいものがあります。しかし、こんな素晴らしい出会いももたらすものなら、喜びでもありますよね。
 あとデイジーとひさびさに出会う場面が、印象的でした。『少年』時代から、憧れていいて、海の仕事に就いてからも、寄港時に欠かさずハガキを送り続けていたデイジーがいきなり大人の女に化けていた衝撃。しかも淫売のようにいきなり激しく求められたら「若い」ベンジャミンが引いてしまうのも無理からぬもの。
 二人の時間のズレというのが、際だったシーンでした。

 それにしても、ふたりがやっと同じ時間を刻める40代になって、本格的ラブストーリーが始まるまでが、長~い伏線と言えます。ここまでくるまでになんと1時間半もかかります。その間、こんな事もあんなこともありましたよとエピソードは繋がっていくのです。でも2時間47分は長い。もっと前半は短縮してもよかったのではないでしょうか。
 ただ前半のエピソードは、ブラビの老け役のリアルさ見せつけるところだから、仕方がないのかもしれません。
 加えてデイジーのバレーを踊るシーンは、きれいでしたね。演じているケイト・ブランシェットは、幼いころバレエを習っていたそうです。だから『エリザベス』でも華麗なダンスを披露できたわけなんですね

 最後に皆さん、この物語の本当の主人公は、何だと思います?
 小地蔵は、冒頭に登場した駅に付けられた大きな時計だと思うのです。その時計を作った時計職人は、第一次世界大戦で息子を失いました。息子を蘇らせて、元の平和な時代を取り戻したいという思いから時計は、逆回転していきました。
 この時計が逆回転を始めた1918年に、ベンジャミンは誕生し、彼が亡くなる年に時計もまたデジタルに付け替えられました。
 この時計の生涯をベンジャミンに託して描いた作品なんだと思うのです。

 この時計がリタイアして倉庫にしまわれ、台風による浸水で、水没しかけたとき、何故か止まっていた時計は、突如右回りに動き始めます。
 そのエンディングシーンにどんな意味を監督は込めたのでしょうか。意味深ですね。

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流山の小地蔵

3.0ベンジャミン・バトン

2009年2月15日

単純

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yoite

4.0すべての言葉はさようなら

2009年2月15日

泣ける

悲しい

幸せ

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ベレエ

5.0数奇な人生に悔いなし。

2009年2月14日

悲しい

知的

幸せ

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ハチコ

4.0人は、人生の最後にオムツをする

2009年2月14日

泣ける

悲しい

知的

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shimo

4.0生きて死んで

2009年2月13日

泣ける

老いて若返る事と若く誕生し、老いていく事と
自分ならどちらが良いだろうと考えさせられた。

劇中、逆に動く時計がゆっくりと針をを進めて行く様に
この作品も静かに物語りを展開していく。
だからこそ、『ベンジャミン・バトン』という人の一生を
ゆっくり感じながら見る事が出来たのだろうと思う。
作中に漂う静粛な雰囲気は、人の一生を描くには良いトーンだったように感じる。

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橘哉