ベンジャミン・バトン 数奇な人生のレビュー・感想・評価
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なんとも言えない余韻が。養父母役にも注目!
あらためて観てましたが、素敵な映画ですね。
老人のような容姿で瀕死で生まれ、親に捨てられ養父母に貰われ育てられるベンジャミン。数奇な運命を辿りながら、彼は人と逆に徐々に若返っていく。そして最後は・・・
グッときた言葉
「人生は複雑とは限らない。
求めるものを知っていれば」
「もう二度と自分を憐れんだりしない。
完璧なものなどない」
さんざん回り道をして、ようやく結ばれたブラピとケイト・ブランシェット、実に輝いてます。
運命ってやっぱりあると思う。
人が生まれて死んでいくまでの、喜びと悲しみ、注がれる愛と、注ぐ愛…
愛する人と同じように歳を重ねることのできない不条理を通して、限られた時間の人生のきらめきをこの上なく美しく見せてくれる素敵な映画ですよね。
孤独で数奇すぎる運命が悲しくも、愛に溢れていて。
最後はじんわりと涙が流れました。
ちなみに養母役が「ドリーム」の主役の人、養父役が「グリーンブック」のマハーシャラ・アリでした。
イケメンブラピの時間が足りん!
ブラピの時間が少ねぇ!!もっとだせぇ!!!ってなる。
物語映画。現実にはありえない話。最後のブラピが出ていく時あの判断はとても苦渋の決断だったと思うなあ。
おやすみブラッド・ピット
若返っていく人生・・・
デイジーがおばあさんになっていき、ベンジャミンは青年から少年になっていく・・・そばにはいれますが、だんだんと記憶も失い話せなくなっていくのは切なくなってしまいました。 変わった生まれかたをしましたが、女性を知り、お酒を覚え、労働して報酬をもらい、戦争を生き残り、恋をして、世界を旅して・・・どう言えばいいか誰よりも「人生を生きた」と思いました(^-^) 若返っていくってどんな感じなんでしょう・・・だんだん劣化していくことしか体験できませんもんね・・・
辛い。でも素晴らしい。
とってもよかった!!!
泣ける。
二つの時代を行ったり来たりするのだが、非常に理解しやすい。
物質としての永遠はない。ただ、愛は永遠なのだろう。
逆転になるから、途中ん?ってなっちゃうけどすごい筋がしっかりしてる。ぼく明日と少し似ているかなと思ったけど違うなぁきっと。
全然レベルが違った。撮影どうやったのだろうっと不思議に思った。
みんなが歳をとっていく中自分だけどんどん子供になっていく、しかし頭の中は変わらないから現実をどんどん知っていく。辛いものだ。若くなりたい、誰もが思うけど、その考えは行き過ぎるともう悲しい辛いものになる。不老不死ってキツいものなのだな。長編作品だけど、全く飽きなかった。ブラッドピットもケイトさんも美しい。
もったいない
老人の容姿で生まれ、赤ん坊の容姿で最期を迎えるという奇妙な設定に惹かれ見たが、納得いかない部分が多かった。
人生とはなにか、深いテーマについて考えることはできた。様々な人間との出会いや別れ、立場の変化を通して学ぶことが多いのがこの映画であった。
しかし、2時間半を超える長編映画であるのに、クライマックスに向けては浅い。途中、自分の子供が成長していくのに自身はその子供よりも幼くなり、デイジーの手間が増えることを心配して、離れることを選択したのに、再婚してから再び姿を現すベンジャミンはダサく感じた。2度と会わない覚悟で家を出たのではないのかと。そして再び関係を築くのもダサかった。
そして最後は子供になって老いたデイジーの世話になるのだが、いやいや手間をかけないために離れたのに結局厄介になるのかと腑に落ちなかった。でもあそこで日記を受け取ったことを表していると考えると。まあもっと上手くできたと思うが。
最後に良いところを挙げるとすると、ブラッドピットはやはりカッコ良かった。いや、美しかった。
外見に惑わされるのが人間
生まれたときは老人の赤ちゃん、母はそのまま亡くなり、父は老人ホームに捨て子にする。
老人ホームの女主人(タラジ・P・ヘンソン)は優しく、育ててくれる。
この赤ちゃん、不思議なことに歳をとるごとに若くなっていった。
切ないラブロマンスが多くあるが、なかでもティルダ・スウィントンとの話はいい。
主人公役のブラッド・ピットの美しさはパーフェクトで、ケイト・ブランシェットもたじたじ。
なんか先が気になって、最後まで見てしまった
映画を見たその日はすごく眠くて
でも先が気になって止まらない
静かに流れていくのにストーリーに意外性もあったりして
面白かった
選んだのはブラッドピットのビジュアルが好きなので
選びました
結論から言うと、ファンタジー要素が
強めのラブストーリー
見どころは!・・・
青年期のころのベンジャミンの美しさに死にそうになるw
映像が古い時代の感じもあって、雰囲気に酔えるし
最後そうなるよねーって、わかってたけど悲しい
上映は3時間近くあったんじゃないかな
でも人の人生を追ってるから時間のだるさはなく
ベンジャミンのビジュアルも変わっていくし
飽きないです
見応えありました、切ないのにね
余韻は心地よく、秋の夜長におすすめです
おとぎ話
ありえない話だけど、おとぎ話と思えばありかな。
若返っていく自分と歳をとっていく彼女。お互い愛し合ってはいても別れるところや、幼児になってしまってから彼女の元にかえって、最後は彼女の腕の中で赤ちゃんに戻って死んでいくところなんて、すごく切なくなった。
ブラピだからとりあえず観ておこう、程度で観てみたけど、なんか、いい映画だった。観てよかった。
うまく受け入れられませんでした
設定がどうも受け入れられないうえに、男主人公が好き勝手な人生を送っているような気がしてしょうがなくて感情移入できず、女主人公も娘に伝えるのが我儘にみえ、楽しめませんでした。
映像的には良くできてるんですが
終始落ち着いた人生を送るブラピがビッチなケイトに振り回される作品。...
終始落ち着いた人生を送るブラピがビッチなケイトに振り回される作品。
フォレストガンプの構図に似てる。
独特な世界観だからああだこうだいえるような作品ではなかったけど面白かった。
デイジーにヒナギクの花束を・・・
人生を逆回転すると精神的にはどうなるんだろう?とアカデミー賞に13部門もノミネートされた今作に興味津々。“いのち”をテーマにした映画が一挙に公開されるなかでも奇抜さという点で他とずいぶん違う。どういうわけか、NHKのBS2では2月から8ヶ月に亘る手塚治虫特集が組まれています。そのオープニングとして“いのち”をテーマにした講演などを放映していました。その手塚治虫作の『火の鳥』には数編に牧村というキャラが登場しているのですが、彼はある贖罪によって若返りを宿命づけられているのです。ただ、牧村の場合、赤ん坊に戻ったら次は普通の人間と同じように歳をとり、永遠に往復の人生を繰り返すのです・・・
と、頭の中は手塚ワールドいっぱいだったわけですが、ところどころにデヴィッド・フィンチャーとブラッド・ピットの仕掛けが見られ、ストーリーに集中させられました。『セブン』を何度も思い出させる“7回雷にうたれた男”の映像によって、数字の“7”に関するネタがあるんじゃないかとホテルのルームナンバーもチェックしてしまいましたが、見つけたのは“25”だけ。航海に出た船が無事に戻れないのが8隻のうち1隻とか、数字に注意を向けさせておいて、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』を彷彿させるインドの映像を流すなんてさすがだ。
ベンジャミンとデイジー(ケイト・ブランシェット)の逆と順の成長比較を軸とした人生。皮肉なことに、40代で丁度普通のカップルになるという2人なのですが、最も普通で幸せな時は長くは続かない。ダンサーをしていたデイジーからすれば、彼の若さに嫉妬もするし自分が老けていくことに耐えられない。ベンジャミンからすれば、いつかは赤ん坊になるであろう自分の世話をさせたりするのが堪らない。子どもが生まれなければずっと一緒にいられたかもしれないけど、ベンジャミン自身が父親に捨てられた経験があるので子を手放すことも思いつかなかったのだろうと深読みできる。
結末の意外性を期待していたのに、なんだかあっさりしたものだった。日記の役割や認知症といった部分は老人養護施設で育ったことも絡めて現代的なテーマでしたが、これだけ長時間の映画にしたのだからもっと詳細に描いてほしかったところ。
ブラッド・ピットもオスカー主演男優賞にノミネートされてるのですが、良かったと思う俳優はベンジャミンを育てたタラジ・P・ヘンソンが一番。『バベル』でも夫婦役だったブラピ&ブランシェットも納得のキャスティング。その上、デイジーの少女時代を演じるのが、同じく『バベル』で彼らの娘役だったエル・ファニング(ダコタの妹)のも数奇なキャスティング・・・俳優賞より、何と言ってもCG技術に驚かされた映画でもありましたので、メイクアップ賞や視覚効果賞が有力なのかもしれません。
名作
見終わった感想として、、、
凄い映画を観たなという感じ。
自分の中で処理し切れない感情が、まだ沢山残っています。
商業主義に毒されているアメリカ映画界もまだ捨てたもんじゃないかもしれない、、、。
世界に腐るほど存在する駄作は、こういった名作の為にあるのではないかと思うほどの名作だと感じています。
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