かいじゅうたちのいるところのレビュー・感想・評価
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優しい気持ちになる。
3Dの「アバター」に代表される様に今ではCG、VFXを駆使した作品が席巻する勢いの映画界にあって、敢えて着ぐるみで挑戦、製作された本作。
原作が絵本だからと「子ども向けかぁ…」と侮ってはいけない。
登場するかいじゅうたちは、人間の姿をしていないだけで心は人間そのものなのだ。
嬉しい、楽しい、辛い、虚しい、悲しい、嫉妬する、泣く etc…。
とても表情、感受性が豊かでその瞳には憂いを湛えており、傷つきやすいピュアな心を持っている。
そう、まるで幼児のように。
今の現代人が失った(?)例えば「仲間を信じる心」を、デジタルに頼らずに伝えようとするその製作者側の姿勢には真っ直ぐにこちら側に訴えかけて来るものがある。
何よりも、かいじゅうたちの澄んだ心を写すつぶらな瞳に気持ちが揺れた。
作…続きを読む
子育てて悩んでいるむお母さんには、ぜひ見てもらいたい作品ですね。少々退屈だけど(^^ゞ
映画的には、展開が遅くて淡々としており、面白味に欠ける作品でした。だけど、そこに込められているスパイク・ジョーンズ監督のメッセージには、胸が痛むぐらい切なくなりました。
そのテーマは、どうすれば愛されるかです。
冒頭から少年マックスは。悪戯三昧で時々感情を爆発させて、母を困られます。でも観客はなぜマックスが暴れているのか、手に取るように見えるわけですね。
シークエンスは、マックスを取り巻く状況を描き出します。
両親が離婚し、孤独であったこと。そしてもっとかまって欲しいと母親の気を引こうとアプローチするものの、煩わしいと疎まれる。いや、お母さんは新しい恋人の方ばかりに気が向いていて、ボクのことなんかどうでもいいように思っているんだ!ということが、外から見てるとよく理解できる訳ですね。
そこで、感情が爆発して、マックスは家を飛び出します。
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子供には難しすぎ、大人もちょっと退屈
全米ナンバーワンとなり、絵本の最高傑作が実写映画に!という触れ込みで楽しみにしていたのですが、何だか子供にも難しい感じだったし、大人にも内容なくつまらなく感じてしまいました。
映像そのものは、奇妙なかいじゅうたちと悪ガキの子供ひとりで絵になってますがそのほかはとることなし。
残念です。
途中で映画観るのをやめようと思ってしまったほどつまらなかった。
子供の妙に高いテンションやはしゃぎが始終うるさく感じ、映画を観て疲れてしまった。
セリフもいいとこひとつもなし。
脚本が良くないのかも。
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