「皆さんのレビューに共感」かいじゅうたちのいるところ abgaiさんの映画レビュー(感想・評価)
皆さんのレビューに共感
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楽しいを求めてはいけない映画でした。原作絵本を子供と読んでいたので、うっかり子供と観始めてしまったものの、憂鬱な始まりでした。
話も難解で画面も暗くて、最後までやっとたどり着いたといった感じ。
でも案外子供の頃なんてキラキラした毎日なんてものじゃなく、この映画のように薄暗く、子供らしく生きたいけれどけっこう現実は過酷なものなのなのかもしれないと思った。
お母さんを独り占めにしたいけど、それは叶わないし、始めっからあきらめてる。孤独を埋めるのはイタズラや空想だったとしたら、胸が苦しいほどの映画かもしれない。
母になった今、息子が覇気のないつまらなそうな表情をするとき、かいじゅうたちのいるところを思い出す。
私は食べちゃいたいくらいあなたが好きなのに。いつか私の元から離れて行ってしまうのだ。
挿入歌も好き。
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