「クドカンだなぁ~(笑」少年メリケンサック にゃらんさんの映画レビュー(感想・評価)
クドカンだなぁ~(笑
クドカンの作品は好きか好きじゃないか、
笑えるか笑えないか、感性の問題だと思うんだけど
パンクも好きか嫌いか(だって下手でもできるもん)という感性の
問題だからそういう意味でクドカンがパンクを選んだのは
間違いじゃないなぁ~と思えるなぁ。
もともとパンクが出てきた背景っていうのが、
70年代産業ロックと呼ばれてレコード会社に管理されまくりで
技術だけは進歩してトラック数はやたら多くて
1曲が寝て起きてもまだやってるくらい長い
ロックって名ばかりの曲ばかり・・・
「これってアーティストじゃなくて技術屋じゃないの?」って
グループばかりになってしまったところに
「お前の演奏長い!つまらん!」と1週間前に楽器持った
ばかりみたいなバンドがセンスだけで出てきちゃって
「お前はもう死んでいる」と短くて下手糞な演奏を武器に
思いっきり規制のロック市場をぶっ壊し始めちゃった。
(まあ、それも最初は作られたものだったんだけど
その後が続いたし、パンクバンドはレコード会社を
ちゃんと利用していたしね。
クドカンもそんなところにいるような臭いがする。
技術屋っていうよりセンスで勝負みたいな。
大手さんもりようさせてもらいまーすみたいなね。
映画の中のおっさんたちも宮崎あおいちゃんも
いろいろぶち壊していたからそれこそパンクだと思った。
ついでに配役も壊れてた(笑 もちろんいい意味で。
この作品私はもちろん大好き。
ずっとくすくす笑いっぱなしだったんだけど、
これこそクドカンと思いながらも
あと1発ドカンとツボに入っての爆笑があったら
文句なくA++くらいなんだけどなぁ~
次回作も楽しみにしてます。
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