すみれ人形

劇場公開日:

解説・あらすじ

失踪した少女すみれを捜し求める男たちの物語を、幻想的な映像でつづった官能ドラマ。5年前に男に襲われ、切断された右腕だけを残して姿を消した少女すみれ。彼女の兄・文月は、「すみれ」と名づけた人形を操って寄席で腹話術をしながら妹を捜し続けていた。そんなある日、妹に良く似た女を見かけて後を追った文月は、森の奥で妹の元恋人・螢介と再会する。新鋭・金子雅和監督が映画美学校の卒業制作として手がけた長編デビュー作。

2007年製作/63分/日本
配給:kinone
劇場公開日:2008年1月26日

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映画レビュー

2.0二人羽織

2025年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 寄席は冥土座、先輩に誘われて行ったストリップ小屋が少女地獄。妹すみれを捜し続けていた文月が淫靡な世界へと足を踏み入れる。右手の無い受付嬢がすみれだと信じ込んで再び舞台に立つことになった。文月が右手の役割をして・・・

 どことなく江戸川乱歩の世界が感じられ、奇術師やストリップ嬢もアングラ的な昭和感。医者をやっている蛍介も義肢の代わりに接ぎ木するという変態ぶり。せめて衣装だけでも綺麗にしてくれれば美しかったのに、やはり学生が制作した作品だけに評価が落ちる。エロスと暴力、そして変態ぶりは面白いが、やはり盛り上がりに欠けるかな。

 綾野剛が出演していたのには驚いた。彼はこんな役がよく似合う・・・

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kossy

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