「想像が止まらない!」山桜 りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
想像が止まらない!
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ラストをあやふやにする事が観客に対する優しさだと感じました。
全くヒントも与えられないラストに驚愕しましたが、ヒントがある程、私たちの想像の幅は狭まってしまいます。
時代劇に詳しくないのが幸いして、二人の幸せな未来を思い描くことが出来ると思いました。
派手さはないですが、登場人物の心情や時代背景が大変丁寧かつ恋愛物の時代劇ということもあり、新鮮な気持ちで鑑賞出来ました。
主役二人の凛とした様がとても素敵でした。そんなふたりが儚くて、心が切なく淡くなりました。
どんな結末を想像しましたか?
私は一般常識も取り入れつつ希望を込めて…
殿が弥一郎の家に野江が暮らしている事を知り、一日だけ帰宅を許す。野江は弥一郎との子供を産み、弥一郎の母と仲良く三人で暮らす…かなと。
超現実的パターンや超理想パターンなど、想像が止まらず楽しかったです。
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