劇場公開日 2008年5月31日

「東の人柄を表すような展開」山桜 重さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0東の人柄を表すような展開

2020年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

田中麗奈扮する磯村野江は、叔母の墓参りの帰り、山桜が目にとまり見入っていた。一枝取ろうとしたが取れずにいると、東山紀之扮する手塚弥一郎が近づいて取ってくれて言葉を交わした。磯村に野江が嫁ぐ前に弥一郎と縁談があった相手で弥一郎はまだひとりだった。野江の弟が藩校の道場で弥一郎に剣術を指南してもらっていた。野江は、嫌味な磯村家では決して良い立場ではなかった。弥一郎の藩は窮乏に貧しているが、私腹を肥やす藩の重臣を斬ってしまった。果たして弥一郎の運命や如何に? 田中麗奈主演作なれど、地味なトーンながら東山の人となりをそのまま題材にしたような展開だったね。

重