ブラックサイトのレビュー・感想・評価
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SNS殺人
見たいという欲望!!それがたとえ殺人中継でも・・
サスペンス、ミステリー、サイコキラー。
考えてみれば、ずうっと以前からミステリー好きで、
要するに殺人事件マニアなのですよ。
人が殺される映画が好きなのね。
「セブン」「SAW」「パージ」ハンニバル博士の「羊たちの沈黙」
確たる理由もない被害者たちが、言われもなく殺されてしまう。
この映画は、2008年公開のサスペンス映画。
「KILL WITHME」という名のサイトで殺人の実況中継が行われる。
アクセス数が増えると比例して死期が近づく仕組み(毒薬の量が増えるとか・・)
(殺人の実況中継は、単なる拷問なので、かなり不快な映像です。R-15です)
動機は不明、犯人も犯行現場も分からない。
FBIのサイバー捜査官のマーシュ(ダイアン・レイン)が、責任者になり捜査がはじまる。
殺人を進行形で見たい・・・そんな人々の好奇心を煽る巧みな犯人の手法。
そしてFBIと犯人の知能線がはじまる・・・が、しかしFBIは後手後手に回り、
1人そしてまた1人と死んでいってしまう。
そして魔の手が捜査員、そしてマーシュの身にまで・・・。
シンプルな、サイコキラー対FBIが良かったです。
ラストもブッツリ、突然終わって潔い感じで好きでした。
地味だけど期待以上に楽しめました
FBIと犯人の対決というシンプルな捜査物ではありますが、実際に犯罪を起こさなくても、その他大勢のモラルのあり方を考えようとさせるようなメッセージがこの作品にはあると思います
当事者を思いやる気持ち、特定されないその他大勢だからと大丈夫という間違っている人、大切な事を考えさせられました
ストーリーはちゃんと伏線回収されていたし、あんなラストも私は好きで大満足でした
そしてこの作品を観ようと思ったきっかけのビリー・バークはやっぱりカッコ良い♡
犯人との駆け引きが欲しい
殺人シーンをネット配信するサイコ犯を追う、FBI捜査官の活躍を描く物語。
ネットを活用したサイコサスペンス。今では有り勝ちな設定ですが、公開時の2008年ではどうだったのでしょうか?
殺人シーンは凄惨残虐なもので、人間の暗部を抉るようなアクセス数に応じた犯行も「サイコ」の面白さを引き立てます。
ただ、捜査陣と犯人間の駆け引きに乏しい為、「サスペンス」の部分で面白みに欠けるように感じます。
場所が特定出来そうだったり、時間を引き延ばす方策だったり、犯人の罠だったり・・・そう言ったストーリー展開があれば、より楽しめたように感じられます。
ラストも含めて、少しあっさりとしてしまった印象で、残念に感じました。
killwithme〇comのIPアドレスは64.37.182.11〇だった・・・
このサイト(ソニーピクチャーズ)を開いてみると、90%の人が警告文を無視して入ってしまったらしい。モラルは一体どこに?と、自分もその一人であることを恥じてしまう・・・というか、開かなかったらこの記事も書けないのが恥ずかしい。そして、パズルを解こうとして、最後のusernameとpassがわからなかったことも・・・悔しかったりする。
コンピュータ犯罪を扱う映画も年々増えていくような気もしますが、今まではかなり胡散臭いハッキング技術を扱ったモノばかりでした。序盤のエピソードではFBIのサイバー犯罪課エージェントのジェニファー(ダイアン・レイン)とグリフィン(コリン・ハンクス)が手際よくネット犯罪を摘発するシーン。無線LANの性能も良くなってきているので、電波を盗んでハッキングするなんて、かなりリアル。IPやサーバーに関する知識はかなり参考になるのかもしれません。何をやってるのかはサッパリわかりませんでしたが・・・
日本でも出会い系の犯罪やオークションの詐欺が多いし、こうしたネット犯罪に巻き込まれないように注意しなければなりません。などと考えていると、トム・ハンクスの息子が引っかかっちゃいました。これも「二股をかけちゃいけない」という教訓なのでしょうか、悲しい男のサガが感じられます。それにしも、抗血液凝固剤を使ったり、白熱灯、硫酸、などサイトの閲覧数が増えるにつれて徐々に殺していくという残忍な殺害方法。こんなのだったら『SAW』シリーズのほうが潔くてすっきりするのかもしれません。特に硫酸は見るに堪えないです。さすがにダイアン・レインの娘を殺さなかったのは、犯人に残された良心があったのでしょうか。それとも映画としてやばくなるからか・・・
FBIのハイテクよりも高度な知識で連続猟奇殺人を行う犯人。引きこもりな性格だというのに、スタンガンを持てば行動が早い。一人じゃ無理だろうとは思いつつ、復讐に燃えていたら性格まで変わってしまうんですね。その犯人もそうだし、好奇心でサイトチェックする1000万人クラスの人間も怖い(自分も)。デジタルな展開の割に、クライマックスはアナログ。車もケータイもハッキングされて、車は橋の上で大胆な車線変更を余儀なくされる・・・さすが大胆レーン!です。
「SAW」を彷彿とさせるショッキング映像が出てくる
「アクセス数が上がれば上がるほど死期が早まる殺人サイト」。クリックひとつで殺人の共犯者になる恐ろしさと「見ては駄目」と言われるほどに覗き見したくなる人間のスケベ根性。ネット上で個人が特定されない安心感とより過激なものを求めてしまう他人事感。どれも自分のなかにある暗部なので考えさせられる。
・・・あれ?このプロットは「予告犯」と同じでは??
推理してみても。
あっけない の一言。
こうゆう映画って
(犯人誰かな)とか
(どんな秘密が)とか
思ってみるけど、結構あっさりしていた。
犯行内容とのバランスが悪いと思いました。
エグい犯罪には、犯人のエグい心理があると思ってます。
ほとんどセリフなかったし、犯人なのに印象薄い。
そういう犯人目線のシーンがもっとあれば良かった。
ダイアン・レインのシワが気になり始めた。
これまた新宿の映画館で観賞したのですけれども。
あ~た、予告編が始まってさぁ~上映と思ったら、あらどこかで見た映画だわ!!おかしいと思ったら、「バンテージ・ポイント」じゃない!!
あわてて、劇場を出て、この映画館の方に行ったわよ。
ってゆ~か、チケット切った時に、ちゃんと確認しろよって、感じl。
キップをただ切るの辞めてくださいって感じよ。
もちろん、私たちも劇場をちゃんと確認しなかったのがいけないのですけれども。
さてさて、前ふりはこのくらいにして。
映画ですわよね。
う~ん、ダイアン・レイン、ずいぶん老けたわよねぇ~っていうのが第一印象。
確かに話自体は面白いと思うのよ。
現代はネット社会だし、こういう事件が起きるっていうのも納得できるけど。
犯人が、あれだけのこと本当にやろうとしたらできるかどうかが問題。
財力的なこととか、道具をあれだけそろえるとか。
かなり巧妙だし、お金もそうとうかかる気がするんですけれども。
映画だからって言われてしまえばそれまでなんですけれども。
それにしても、ソニーの映画って、本当にちょっと地味なのよね。
全体的に。
パッとしないっていうの。
もちろん、スパイダーマンみたいに派手に金使って宣伝するのもあるけど。
こういう地味な作品が多すぎ。
映画を見てる間ずっと、気になっていたのは、ダイアン・レインのしわの数よ。
そして、シャワーを終えたときの顔は、スッピンなのかしら?
ってマジで考え込んだわ。
これからもおばさんは頑張るパワーで、ハリウッドで、是非ともガンガン頑張って欲しいわ!!
脱いじゃってもいいと思う!!
見てよかったけどDVDは見ないかも
羊たちの沈黙、レッドドラゴンみたいな作品です。ただ上記2作品と違うのは
残酷な描写が少し多すぎるような気がします。
レッドドラゴンの監督が昔「残酷なシーンは観客に想像してもらって、全部見せない方がいい」みたいなことを言っていていたけど、この作品は観客の想像する余地は無いです。
物語自体は良く出来ていると思います、シングルマザーという設定や、犯人の犯行に至る理由、急増するネット犯罪と利用者のモラルなど説得力があります
犯罪者VS連邦捜査官という構図も日本人がカッコイイと思う点を突いていると思うし、捜査方法も「24」のような過度な演出もなくリアリティがあります
主演のダイアンレインが好きなので、無条件で見に行ったけど見てよかったです。仕事と家族を両立しようと奮闘する姿、薄化粧で奔走し犯人を追い詰めていくシーンには引き込まれます
ただ、先にも書いたように、ちょっとグロいシーンが多々あるのでこれから発売されると思われるDVD版(orレンタル)は見ないと思う
3年後くらいにテレ東の木曜洋画劇場で地上波初登場と銘打たれ、残酷シーンは全部カットされて放送されるかな?
大勢の人間の心に潜む下劣な好奇心や無慈悲なこころを暴き立てる作品でした。
この映画の主役は、ひょっとしたら観客かもしれません。ネット投票で残酷な殺人が行われる作品と言うことを知って鑑賞に来るわけだから。その好奇心にかられて、見てしまう群集心理を問題にしているのだと思います。
その複線として物語は、主人公のネット犯罪専門のFBI捜査官ジェニファーが道路の事故渋滞に巻き込まれるシーンから始められます。
車が大破し、運転手していた人間は車外に放り出され、上半身にシートがかけてあってどんな状態か伺い知れません。おそらく死亡しているのでしょう。それなのに、通行中の車はこの様子を見ようと、事故現場の横で車の速度を落していき、渋滞が発生していたのです。
きっと通りかかったヤジウマたちは、ネットの書き込みや井戸端会議で、事故のあらましを見聞したことを得意げに語ることでしょう。
アカの他人の死は、そこを通過するものにとって、単なる見せ物でしかないのです。しかし、死んだ人間の遺族にとって、そんな他人の無慈悲な野次馬根性に対して、怨念を抱かせる充分な動機になりえることを、この作品では告発しているのです。
もしあなたの肉親が自殺するシーンを、茶化し気味でニュースに流され、さらにその映像がYOUTUBEに配信されたら、無神経に見ている奴らを恨みに思うでしょう。
ネット配信を使った劇場犯罪は、こんな動機で行われたのです。ネットを通じて、いろんなむ映像に無神経にアクセスして楽しんでしまう時代になったことを考えさせられました。
ただ殺人シーンは何ともショッキングな映像でした。
第一の殺人は、体に「一緒に殺そう」という文字の傷をつけて、閲覧数によって
抗凝血剤が点滴され、出血多量で死亡するというもの。
第二の殺人は、コンクリで手足を固定された上で、閲覧数によって加熱ランプが点灯し、その熱で焼き殺されるというもの。
第三の殺人は、ジェニファーの同僚が被害者となるショッキングなもの。殺し方もひどくて、水槽に閲覧数によって硫酸を流し込むというもの。
3つともすごくリアルで、見るに堪えられませんでした。思い返すだけでもゾゾッとします。
ちかごろ猟奇的犯罪が多発している中で、この作品に触発された模倣犯が出ないことを祈るばかりです。
この3つの殺人は、何の関係も内容に見えて、次第に繋がっていきます。その繋がりを解く新たな要素としてネット捜査が登場しているところがこの作品のウリの部分。
インターネットは匿名と思っている人は、多いでしょうが、実は残されたアクセスログを頼りにサーバーを特定することで、捜査側はサーバー管理者から登録情報を提供してもらい、以外と簡単に個人を特定できるです。
ただこの犯人は、IPアドレスをランダムに変更させ、多数のコピーサイトを多用して、原題どうりの『Untraceable』追跡不能を実現していました。
その仕掛けの部分とそれを追いかけるネット犯罪担当のFBI捜査官との攻防は面白かったです。
但し突っ込みどころとしては、3つの殺人がいとも簡単に終わってしまうのです。それを見ているFBI捜査官は、呆然と眺めているだけ。そういう無力感を製作サイドは見せたかったのかもしれませんが、ただ単に悪化していくだけでは少しもの足りませんね。
3つうち、もしかしたら助かるかも?というような設定を入れておけば、より緊迫した雰囲気が盛り上がったことでしょう。
とにかく他人の死を物笑いの種にしているというマスコミや大勢の人間の心に潜む下劣な好奇心や無関心で無慈悲なこころ、汚らわしさをこれでもかと暴き立てる作品でした。 ホラーやバイオレンスとは違った重たさが鑑賞後ずっしり残りましたね。
ブラックサイト
ネット犯罪を扱った作品はいくつかあったが、この作品はこれまでにない鋭い視点で問題提起がなされている。それは犯人の犯行に至る動機や手のこんだ犯行手段にも深く関連させてあって、犯人像には説得力があり今日性も高い。サイトへアクセスすることが人を殺すと分かっても、人はアクセスをやめられないだろうという苦い認識を高品質なエンターテインメントに変えた技ありの脚本だ。
ジェニファーの日常生活をきめ細かく追いながらキャラクターがしっかり描けていて、意気軒昂だが疲れ気味なジェニファーを演じたダイアン・レインがとても魅力的だ。ポートランドという街をちょっと陰鬱な雰囲気に描写したシャープな映像と、序盤からいかにもなムードで流れる音楽が様式美に則って文句なしに良い。ダイアン・レイン以外あまり見慣れた顔のないキャスティングはB級感もあるが、むしろリアリティーを盛上げる効果の方が高い。何処をとってもそれくらい仕上がりがよく、ネットジャンキーには身に染みる面白さ抜群の秀作。
中々グロイです。
インターネット上に突如、猫の虐待を中継するサイトが開設された。その名も”killwithme.com”。インターネットを介して衆人が監視する中、猫は衰弱死した。しかし、事件は猫だけでは済まなかった。次に現れたのは、流血する男性。しかも、サイトへのアクセス数が増えると、男性の死が早まると言う非常に冷酷・残酷な仕組みで・・・。
時折、日本でも残酷映像のニュースが出るので、あながち、荒唐無稽の話ではないと思えるところが物凄く怖い。しかも、その殺す方法が、ジワジワと殺すと言う非常に残酷な方法。結構グロいです。R15指定も納得です。
実は、ダイアン・レインの出る映画って、あんまり見たことが無いんです。こんな大女優なのに、何でだろう? ダイアン・レインも良いですが、それよりボックス刑事役のビリー・バークが結構いい味出しています。得てして、こう言うときって、劇中で主役の女性キャラと助演の男性キャラが良い仲になってしまったりもするんですが、この作品ではそう言うことはありません。その意味では、好感です。
捜査の途中で大事な仲間が死んだり、マーシュ捜査官自身が最後に狙われたりと、その意味では基本にとっても忠実なプロットです。ピンチの脱し方は、ちょっと気に入りませんが。しかし、内容が内容だけに、万人受けする映画ではありません。デート向けでもないです。英語の原題は”Untraceable”。こっちの方が映画の内容を適切に表しているような気もします。
C級サスペンスムービー
「羊たちの沈黙」以来の怖さ、的なポップがあったが、
そもそも土俵が違う。お門違いである。
怖い、というよりグロい。
虐待的グロさ。
殺人をストリーミング配信するサイトの犯人を暴くストーリー。
現代的なテーマで現実感を出したかったのかはわからないけれど、
リアリティはない。
淡々と話は進み、ラストで大どんでん返し、ということもなく、
むしろラストはあっけない。
「えー、ここまでやってきてこんな終わり方ー!?」という感じだった。
中途半端なB・・・いやC級サスペンスである。
あり得ない話でもない!
この映画を見て改めてネット社会の恐ろしさを認識しました
これはフィクションですが、いやいや絶対にあり得ないとも
言い切れない内容ですよ!
映画としては分かりやすいです、犯罪者vsFBIと言う図式
「66億人の好奇心」とPRされていますがあまり関係ないかも
アクセスカウンターが上昇するだけで、一般市民はほとんど
出てこないから
最初は犯人特定に手間取っていたFBIも犯人が特定できたら
あっさり結末まで話が進みます、多少の盛り上がりはあるけど
先が見えてしまいドキドキ感はあまり感じられませんでした
この映画では「ネットは便利だが使う側のモラルが問われる」
と言うメッセージを発信しているのかな、そんな風に感じました
個人的にダイアン・レインは好きな女優さんで綺麗でしたが
ジョディー・フォスターでも良いんじゃないか?
そっちの方がもう少し華があるんじゃ・・・と映画を見ている
最中に思いました
その好奇心が命(他人)取り
アクセス数により被害者の死期が早まる殺人中継webサイト。
てっきりアイディアだけが先行しちゃってる映画だと思ってたんですけどね。意外や意外、犯人の動機もしっかり描かれていました。なぜ犯人はこんな人々の『好奇心』を利用するような殺人を行ったのか・・・有り得ない話じゃないだけに、ちょぴり考えさせられます。
それだけに、所々で漂うB級臭がとてもアンバランスで^^;
なんか勿体無い感じがしました。
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