劇場公開日 2008年4月12日

  • 予告編を見る

「感性はそれぞれ」パラノイドパーク しょうごさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0感性はそれぞれ

2015年9月17日
iPhoneアプリから投稿

何かしら後悔する想いを知る人間なら、
この映画の理解も少し可能かもしれません

罪を犯そうとして犯すわけでは無く。
犯した罪は消せるわけも
許されることも無く。

貧困層
中流階級
の交わるスケボーパーク

ドストエフスキーの「罪と罰」の内容を今風に端的にまとめた感は否めませんが。
僕は割と好きです。
まともな人間なら、
罪を犯し
罰を法律から受ける前に、
このように感じるのでしょう。
その罪を共感することは不可能なわけで、
共感出来ない罪を持つということは
一生口にできない重荷を背負うこと
能天気に振る舞う友人達と
簡単に笑い合うことも出来無くなる。
後悔と罪の意識に押し潰されないために、吐き出す場所を探すが、そんな安易なものはなく、ただ紙に書いては捨てる告白

しょうご