劇場公開日 2008年4月26日

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愛おしき隣人のレビュー・感想・評価

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4.54.3

2016年5月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

難しい

はっきりと表現しないが、なんとなく伝わってくるぼんやりとしたものがある。 登場人物のセリフは愚痴や叶わぬ夢ばかり。奮闘することもなく、ヒーローが出てきて解決することもなく、ただ垂れ流すばかり。 山も谷も無い、単調な映画だけどなぜか魅力的に感じる。 ほとんどのシーンが固定カメラで撮影されていて、また殺風景で人間に活力が無いのだが、どこからか人間臭さが感じられる。 これでリスニング・トリロジーを全て見たことになるのだが、本当に人間をリアルに描いていると思う。 ラストオーダーの鐘を鳴らすバーの店主が「また明日」と言うのが、なんかすごくすてき。 いろいろ考えさせらる映画3部作だった。 最初襲撃の夢を見て起きた人と、最後の戦闘機がたくさん飛ぶシーンは繋がっているのかな? テーブルクロスの下の鉤十字のマークは一体どういう意味なのか? まだよくわからないこともたくさんある。

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onaka

3.5また明日があるから

2013年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

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shimo

3.0「しょっぱい」ことも、北欧らしい風景が何だか可愛らしく見せてしまう

<個人的戯言> 【♪レ~ジ~メ~♪】 基本的にストーリーがあるというではなく、次々と出てくる「しょっぱい」人達。独特の引いた、殺風景な映像が、一つ間違えばコント集になりかねないところを、微妙な空気感を出しています。 【ぐだぐだ独り言詳細】 とにかく全体を通して出てくる「しょっぱい」人達。ネタバレというほど特に言ったからといって、ストーリーもないので問題はありませんが、この「しょっぱい」イメージが命なので控えます。 むちゃむちゃ不幸というわけではないのですが、それこそ 「何で私だけ?」 みたいな感じのことありません?例えて言うなら、家具の角に足をぶつけるみたいな・・・まあ逆にいうと、 「そんなことで?」 ということで「ぐずぐず」言ってます。 女の子の憧れるロック・ミュージシャンの所属するグループの名前のように(このネタがわかるのはたぶん35歳以上だと思いますが・・・)、この「しょっぱい」ことの連続だと、それこそコント集みたいになってしまいますが、 それを独特の空気感を出すようにしているのが、 ・ちょっと引き気味のアングルと、 ・殺風景なセット です。これが おかしくもあり、 物悲しくもあり、 何だか北欧って感じなんですよね。とにかく他では味わえない、「しょっぱい」んだけど、ちょっと幸せな気分になれる、可愛い作品です。個人的には、嘆き言葉がBGMに乗せて語られるシーンが、結構かっこよかったです。

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ジョルジュ・トーニオ

1.0究極のやおい映画だぁぁぁ!すごいぞぉ。

2008年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 アンダーソン監督の撮影への執念には脱帽しますが、これどう見ても、北欧のあるアパートの住人たちの平凡な生活を意味なく並べた、典型的な「やおい」作品です。そのヤマなし・オチなし・意味なしの徹底さに度肝を抜かれました。  要所にユーモアを効かせたところがあって笑わせられるのですが、個々にそんなパーツのシーンがあっても、ストーリー性が皆無では、素直に笑う気にもなりません  さらに登場人物が語る台詞は、愚痴ばかり。あとは敵わぬ夢。それを解決することもなく垂れ流すばかりなんです。  トドメはラストの意味ない、戦闘飛行機の群れが延々3分も意味なく続き、突如エンディング。  隣に座っていた人のため息のほうが、台詞よりも耳に残った作品でした。  同じ日に当たってた『スシ王子』の試写会にいっとけば良かったのにと公開しました(;_:)

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流山の小地蔵