アフタースクールのレビュー・感想・評価
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始めから謎だらけ!が、面白い!
後から、そういうこと~、と謎が解けるところまでも、上手く構成されていて、ホントに面白かったです。
小林は、いつも橋渡し役なのが可哀想かな。
さのみき
冒頭からの薄っすらとした違和感(巧みに会話の距離感に薄っすらと滲ませてありました)…まさか着眼点があの○○とは…でした(^^)
教員の神野を演じた大泉洋さん、誠実でお人好しだけど、芯のある役柄が似合いますね。
内田けんじ監督ならではの軽妙さ、「鍵泥棒のメソッド」に続いて二作目の観賞ですが、クセになります。
ーお前がつまんないのは、お前のせいだ
ー幸せに、なればいいんですよ
テレ東を録画にて観賞
内田けんじ監督には、もっともっと映画を撮ってほしい
見終わった後の爽快感が半端ない。
視聴者さえ騙す、練られた脚本がほんとうに素晴らしいです。
最近新作を発表していないですが「鍵泥棒のメゾット」もとても面白かったですし内田けんじ監督にはもっともっと映画を撮ってほしいです。
こんなおもしろい映画あったの?
13年前の作品だけど、今見てもホントおもしろい。
携帯電が、時代を感じるけど。それがまた良い☆彡
大泉も佐々木さんもこの頃から
ユーモアセンスありあり。
脚本がいいのかなぁ??
理由なくして人は行動するのなのか?
この監督の映画「鍵泥棒のメソッド」をその昔観た。だから、おおよその見当はついてしまっていた。そして、ほぼ予想通りの結末となってしまった。従って、途中で眠ったりしたけれどどこかで裏切って貰えないだろうかなどと期待したけれど、間違いだった。期待に胸を膨らませたところで何も起こらなかった。闇雲に言われるがままに動きまわる大泉洋がバレバレ感がにじみ出ているし、堺雅人に至っては前回と同じ演技。ある種の予定調和的映画なのだ。これでは「寅さん」映画と同じじゃないか。安心を売りものにした映画にあるのは観客の「嘲笑」しかないのだ。唯一、佐々木蔵之介だけが輝いていた。しかしながら、大泉洋の最後の方で蔵之介に発するセリフが余りにもダサすぎて開いた口が塞がらなかった。
パターン化してしまうと腐り始めるのは映画も同じなんだ。
ラストの伏線回収は実に見事
YouTubeの映画紹介動画にて、「伏線回収が見事な作品」として複数の方が紹介していたため、伏線回収もの大好きな私としては観ないわけにはいかないと早速鑑賞いたしました。ちなみに。「伏線回収が見事」ということ以外は事前知識はありませんでした。
結論、凄かった!!
前情報の通り、映画終盤の伏線回収本当に見事でしたし、納得感のあるラストでした。伏線回収モノの宿命ではありますが中盤あたりまでは特に大きな展開もなく正直退屈です。しかし後半からは怒涛の伏線回収が始まるので面白くなってきます。「ラストまで注目して観ないといけない」という映画の特性が上手くハマった作品だったと思いますね。テレビドラマでやったらつまらなくて前半でチャンネル変える人が多そう。
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母校の中学校で教師を勤める神野(大泉洋)の元に、かつての同級生を名乗る怪しい探偵の北沢(佐々木蔵之介)が現れる。北沢は同じく同級生で神野の親友である木村(堺雅人)を探しているらしく、神野は彼の捜索を渋々ながら手伝うことになるのだが…。
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神野と北沢は行方不明になっている木村の行方を追って丸一日奔走するが、その中で少しずつ木村の行動が明らかになっていく。色々な人から話を聞いていくうちに事件の概要がおおよそ想像がついてくるんですが、映画の後半にそれまで考えていた事件の概要が覆される展開が待っています。
私、「一度判明した事件の真相が覆される」って構成のミステリ作品がめちゃくちゃ好きなんですよ。他の映画で言えば「サーチ」「白ゆき姫殺人事件」、小説で言えば西尾維新の「クビシメロマンチスト」、アニメで言えば「氷菓」の「万人の死角」という話もそういうパターンですね。この作品も前半の予想が後半で見事に覆される展開で、私の好みにハマりました。
キャスティングも素晴らしかったと思います。
大泉洋の「振り回されてそう」って感じとか、堺雅人の「人が良くて軽い印象」とか、佐々木蔵之介の「ほんのり漂う怪しさ」とか。登場するキャラクターと俳優のイメージがピッタリで素晴らしかったです。
堺雅人さんは「半沢直樹」の半沢直樹役や「リーガルハイ」の古美門役などで活躍されているので「強いキャラクター」を演じる機会が多いですが、個人的にはこういう「人の良さそうな気の弱いキャラ」の方が合っているように感じますね。伊坂幸太郎原作の映画「ゴールデンスランバー」もそんな感じのキャラでしたね。
ストーリーも中盤までは正直退屈ですが、後半からの怒涛の伏線回収は観ていて非常に気持ちのいいものでした。映画の前半では、神野と北沢が一日掛けて木村の足取りを追い、観客たちは「木村が何故失踪しているのか・何故木村が色んな人から追われているのか」がある程度予想できてきます。しかし後半になってその予想は覆されます。観客が思い描いていた予想は実は的外れで、実際には別の真実があったと分かるのです。
映画マニアとしても有名なライムスターのラッパー宇多丸さん曰く、「伏線というのは最初は作中きちんと役割を持って登場した設定や出来事が、後に別の役割を持っていたことが判明すること」だそうです。この作品に登場する伏線は観客を1つの予想へとミスリードする役割をしっかり持っている上で、更に後半に明かされる真実すらも補完するものになっていました。「伏線回収」の醍醐味をしっかり味わえる素晴らしい脚本だったと思います。
この作品、良くも悪くも「映画向き」な作品なんですよね。
映画って基本的には暗い映画館で観るものですので、否が応でも映画に集中せざるを得ないシチュエーションなんです。しかもテレビと違って「つまらないから別のチャンネル」とザッピングすることもできない。お金を払って観ているのだから途中で退出するのも勿体ないから、つまらない映画でも結局最後まで集中して観ることになります。
先にも述べましたが、この映画の前半は正直退屈です。だからこそレンタルDVDとかネット配信で観た人は途中でスマホいじったりして集中しなくなるとか、再生を止めてしまって観るのをやめる人もいるかもしれません。しかしこの映画、前半はつまらないのに前半にほとんどの伏線が隠れているので、「集中して観ないと面白くない」んです。だからこそ、本来は映画館で観るべき映画であり、自宅で観るのには正直あんまり適さないんじゃないかなーとも思います。実際他の方のレビュー見てみると「前半で飽きた」とか「我慢して観たら後半は良かった」みたいなレビュー多いですし。
これからこの映画を観る人は、絶対に最初からしっかり集中して観てください。これが、この映画を楽しむためのコツです。面白いのでお勧めです。
なかなか面白い
すごい昔見たのに全く忘れていてまた見た。完全にわすれていた。前回は本当に最後まで見たのかな。古い映画ですね。
妊娠中の妻を残して堺雅人が行方不明。
探偵チンピラみたいな佐々木蔵之介を使って堺雅人の会社の社長が堺雅人を探させる。堺雅人の友人の大泉洋がなぜか佐々木蔵之介の怪しい誘いにのり、探偵業に協力していく。
社長はヤクザと繋がっていることが、わかり、堺雅人は不倫疑惑。どうなるんだ、この話しと思っていたら、どんでん返しが。。
最後にわかるけど、なかなか理解しにくい複雑な人間関係かなとは思う。
大泉洋と常盤貴子が結ばれハッピーエンド。良かった。良かった。
印象的なのは、大泉洋が逮捕された佐々木蔵之介に言い放つセリフ。
お前みたいな奴がクラスに必ずひとりはいるんだ。世の中わかったような顔して、つまらないという。でもつまらないのはお前のせいなんだ。
まあ、今の貧富の格差や世知辛い世の中で、自己責任論を全面的に支持はしないが、つまらないのはお前のせい。いや、言い方変えると、つまらなくするか、しないかは、自分次第という理解で考えてみると確かにそうだなと思う。
自分の考えひとつで世界は違って見えてくるのは事実。成功するか、しないかは別としてだ。
自分の生き方、価値観をグッと揺さぶられた感はあった。
堺雅人に同情する田畑智子と堺雅人がくっついたらいいのにと思った。
堺雅人は捜査に全面的に協力してきただけなのに、最後に、仕事探さなきゃと言っていたのが、理解がよくわからなかった点はありました。そりゃないよな。
内田けんじ監督は鍵泥棒のメソッドの方なんですね。なるほど、僕の好きな映画を作った方でしたか。
リズムよし!役者よし!展開よし!
映画好きの知人から、おすすめリストをもらってその中にあって、昔々映画館の予告で気になっていた本作をピックアップしたら、大当たり!
だ、ま、さ、れ、たーっ!!
良い役者が揃っていて、あら、若かったのねー12年も前だものねーなんて思いながら、この時から良い役者さんだったんだなーなんて味わいました。
お話しの展開は、全く予想できず!
政治家のおっちゃんが絡んでくるのかと思いきや、そこはただの伏線。
アユミちゃんの正体もなかなか気づかないまま、ラスト近くで、えーっ!!
学校の先生やらヤクザやら社長やら警察やら。
え?あの人があれで、あれがこれ?
みたいなややこしくて分からない!ってパニックにさせないところが好き。えーっ!って思いながら、なるほどね〜ってニヤニヤしちゃう。
湿っぽくならずに、おセンチメンタルを描く。
役者の演技がそう思わせてくれるのかな。
中学の初恋の相手ってところがまたいいね。
大泉洋ちゃん、繊細なハートの役が似合うわ。
男前じゃないのにやることが男前ってね。
素敵。
甘く見てるとついていけなくなりますよ
内田けんじ監督の作品は初めてで、必ずどんでん返しを持ってくる監督だということは知っていたので、頭フル回転(あんまりできなかったけれど)で頑張ってみました。
前半はとにかく木村を見つけ出せ!
常盤貴子の出産、怪しすぎる佐々木蔵之介、消えた堺雅人、ととにかく序盤から内容が掴めず、後半のネタバラシまでは少し退屈でしたが、それも見越していたのでなんとか。
そうして後半どんでん返しへ。
と思ったのですが、ジワジワと謎が解けているのか、いないのか?
確実に何かしら騙されはするのですが、設定やストーリーが複雑に絡み合いすぎて、イマイチわからずモヤモヤが残る。
あと、登場人物と名前がどうも結びつかず、神野?大黒?片岡?えっと佐々木蔵之介は…といった感じ。
どんでん返しはコンフィデンスマンJPくらいの分かりやすさ、伏線の張り方はサマータイムマシン・ブルースくらいの気持ち良さが最高だなぁと思ってしまいます。
なんだかんだ偉そうなことを言ってしまいましたが、脚本はしっかりしていて、普通に作品として楽しくて好きです。
おもちゃ屋さんとかDVD選びとか笑えるポイントはしっかりあって、2000年代コメディのこの感じはやはり最高でした。
ネタバレサイトを見てしまいましたが、そこで「なるほど!そこに伏線があったのか」と思わせられる部分が地味ではありますがあったので、3回くらい見るとより面白いかもしれません。
ちゃっかりムロツヨシも良きです。
なにがなんだか
なにがなんだか、わからない時間が長くて、
うちの旦那は見るの辞めてしまった。
なぜ、木村は消えたのか、色々謎すぎだったが
最後、あーそういうことかと納得できると
スッキリできる。
もしかして、鍵泥棒のメソッドと同じ監督?と思って調べたらやっぱりそうだった。
あの赤ちゃんは誰の子なの?
テンポ良く楽しめる映画
冒頭から単純なストーリーで分かりやすく、最後はハッピーエンドかな。と思っていたが、展開がテンポ良く回って行き、どんでん返しもあるし、だからあーだったんだと前後が結びついていく、面白い映画だった。
藩士のおもい
どの作品を見ても、あの「水曜どうでしょう」のおもしろ変顔モジャの彼が!
と驚くが、その驚きは見ている間にすぐになくなる
早くから「水曜どうでしょう」を見てきた私が最初におみまいされたのは『歓喜の歌』だった
その頃の彼に役が重なりスッと作品に入れた
その後彼は色々な役をやっている
多くは愚痴を言い相手を非難して自虐的な部分も絡めた役が多いがコロンボのように第一印象とはかけ離れた心に刺さる事をしてくるのだ
あの「水曜どうでしょう」ていたらくをさらけ出し悪態をつき怒りを露わにする姿、しかし彼の根底には常に人を楽しませる事が根っこにある
今回見たこの作品は、すっかり忘れていた私のひねくれる前を思い出さしてもらいました
荒んだ道を見過ぎだ探偵と中学教師
どちらも多くを見てきているはず
探偵は裏の世界、教師は表の世界
そうかもしれないけど教師だって生徒を通して多くの家庭を見ているのです、人の悩みや辛さや痛さ理不尽さも見てきてる
捻くれすぎた探偵はリセット出来れば良いと思います
人のせいにしているうちはまだまだなのでしょうね。
彼も「水曜どうでしょう」を見たらきっと……
物語途中の突然の展開に、え?ってなる。
主人公神野のもとに、中学の同級生の木村を探しているという、これまた同級生の島崎が訪ねてくる。
この島崎は木村探しを依頼された探偵で本当は同級生ではないのだか、同級生のフリをして、神野と共に木村探しを行う。
そんな木村探しをしている中で、神野が島崎と別れると、木村と部屋の中で落ち合うシーンが突然やってくる。
え?木村をさっきまで探してたよね?なんで普通に部屋の中で会話してんの??と見ている側は一瞬パニックになる。どっか見逃したかな?とさえ思う。
結局は神野と木村はグルで木村と一緒に逃げているという設定の女もグル(神野の妹だった)だった。
神野と木村は木村の会社の社長とヤクザの裏取引の現場を抑えるために警察に協力していた。
協力した理由は、ヤクザの愛人のミキが2人の同級生で助けを求められたから。
島崎を名乗る探偵は会社の社長側に雇われて、なにかを探っている怪しい社員、木村を追えと言われていた者だった。
映画を見ている側は、最初のシーンで、木村とミキが夫婦だと思ってしまうし、2人の家にいたおじさんはミキのお父さんだと思ってしまうし、木村と一緒に逃げていたのは、愛人だと思ってしまう。
でもたしかにどのシーンでもそれは言及されてないのだ。
答えがわかったとき、じゃあ、あのシーンはなんで?と振り返って、答えがわかるのが面白い。
ただ最後のレストランでの警察総出で演技して、捜査してる感じはリアリティが、なかった。笑
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