「人生って宣言する程じゃ…」たみおのしあわせ てぃちさんの映画レビュー(感想・評価)
人生って宣言する程じゃ…
イマイチよくわからなかったのは自分が男性だからか?
未婚者だからか?20代だからか?世間知らずだからか?
ポスターとかにソクラテスが引いてあるけど、この映画がそこまでの哲学的な題材となるのかはわかりません。宣伝のし過ぎな感じ。
とにかくよくわからない点があって、なんだかモヤモヤしたというのが正直な感想です。
試写会が当たって、上映前に岩松監督の挨拶があったんだけど、人それぞれの感じ方があると言っておられたので面白い人には面白いのかも。
「結婚」が人生のゴールではなく、人生において「結婚」続いていくものだし、ずっと完璧な関係を築けるものじゃないということはよ〜〜くわかりました。
家族ってなんだろう?とかは考えさせられました。
親子の絆の濃さとか、逆にそのしがらみとか
そんな曖昧さがオダギリジョーと原田芳雄の親子の演技に出ていてよかったです。
そして、なにより麻生久美子がいい。浴衣姿もウェデングドレス姿もヤバいくらいいいです。
岩松監督で、オダギリジョーと麻生久美子出演だからって、「時効警察」のノリを求めているとがっかりします。
あ、でもあと所々に仕掛けられた小ネタは最高。
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