ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のレビュー・感想・評価
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日本映画の未来を映す未来の日本映画
これは素晴らしい。
僕は、いちおうエヴァンゲリオンシリーズは全編観ているが、そこまでのめり込まなく、設定もあまり理解していないのだが、そんなエヴァ“なまじ”ファンの僕が観ても非常に楽しめる作品だった。
連作映画のつなぎ的作品ではなく、これ1本で十分に完成している映画だった。
日本映画を代表出来る映画だと思う。
日本人らしい精神論…青臭い青春・友情、甘い恋、大人になる為の葛藤、仲間との絆、正義のヒーロー、
ここに描かれている要素すべてが日本映画を日本映画たらしめる要素だ。
日本映画の未来があるし、これは未来の日本映画だ。
ジャパニメーションとして忘れちゃならない「萌え」は勿論のこと、
「エヴァシリーズ」としてのお約束やファンにとってのツボも十分に抑えており、申し分が無い。
「寸止め」な終り方をする饒舌でないエンディングも映画として素晴らしい。
エヴァンゲリオンを何も知らない人が観ても楽しめるし、何かを感じられるはずだ。
是非この機に多くの人々に観られるべきだと思う作品だった。
超オススメの映画だ。
今年一番の映画かもしれない。
「エヴァシリーズ」だからという蟇目は僕には無い、「エヴァシリーズ」自体にはほとんど思い入れがないから。
是非劇場で。
タイトル通り「破」でした
映画を観終わった感想はタイトル通り見事に「破」でした。
庵野監督の所信表明にあった「エンターテイメント映像」を
惜しげもなく出し尽くした作品だと思います。
なので、旧TVシリーズの独特の雰囲気が好きだった方は
アンソロジーっぽくなってしまった感を持つかもしれません。
ただ、旧TVの特徴であった初心者にとって難解なストーリーは
かなり分かり易くなってますし、
何より使徒との戦闘シーンは目の裏に焼きつく位、言い換えれば
トラウマ(?)になるくらい迫力があり印象深いです。
キャラクターたちも成長しました。
特にシンジ、レイはより人間らしく、より魅力的に、より積極的に描かれ、
また、マリという新キャラクターが加わったことで、
これはエヴァではなくヱヴァ、新劇場版なのだと認識できます。
エヴァに乗ることをポジティブに捉えるその性格は、ネガティブな意識で乗る
他のキャラクターたちに対する希望や救いの象徴のようにも感じます。
風呂敷を広げるだけ広げてたたまなかったことで社会ブームを起こした
旧TV版に対し、次回作Qでは、どんな風呂敷のたたみ方で
ファンを納得(混乱?)させるのかが楽しみでなりません。
庵野秀明の覚醒を観た!!
もうね……参りました!!
ここまで旧作を解体してしまうとは!!
しかもね、話も数倍スケールアップしてて、画的にもメッチャ凄いんですよ!!
インナースペースの表現を極力抑えて、エンターテインメントに仕上げてるのも好感度アップです!!
白状しますと…自分はですね、旧テレビ版が絶対の人間なんです。
学生時代は御多分に漏れずエヴァ漬けの日々でした。セリフも空で言える程w
だから、前作の新劇場版は正直頂けなかった。焼き直しかよ!!てねw
これだったら別にやり直す必要ねえじゃん、て思ってた時期が…僕にもありましたw
もうね、今作は話を大胆アレンジですよ!!
TV版をベースにしてるのは確かなんですけど、解体振りが凄すぎる!!
ゲンドウも若干良い親父wアスカも少し良い子wレイが感情表現豊かw
新登場マリのキャラが立ちまくりw
クライマックスの融合シーンが途轍もないことw
そして…カヲル君の謎の一言w
これって、ひょっとして、まさか…旧作とループってこと??
予告は相変わらず健在!!続きのQが早く観たいですぞ!!
評価をA+にするのは…少々癪ですが、劇場出た後の昂揚感は本物だったから…付けちゃいましょう!!!!!
頭の中がエヴァ色に染まる!
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