ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
【シン・エヴァンゲリオン劇場版】鑑賞前の復習としてBlu-rayで見直したが、感想内容は映画公開時の初見の内容です。
少女は少年のために、少年は少女のために。
「序」ではTV版と大きく異なることがなかったが、この「破」では新キャラクターのマリの登場を象徴として、TVシリーズの第八話『アスカ、来日』から第拾九話『男の戰い』までを大胆に新規作画でリメイクして、最後にまだ見ぬ世界へと誘って完結した。いくつものエピソードをまとめているのに違和感を感じずに新たな興奮と戦慄を誘う見事な再構成だ。エヴァ3号機との凄惨な闘いのシーンで流れる場違いな曲も不思議とマッチしていてエグみを感じた。
その過程でシンジとレイの性格にも見直しが入り、二人共TVシリーズよりも前向きな性格になりお互いを意識しているようにさえ見受けられる構成となっていた。
個人的にはこの変化は歓迎で、新劇場版として新たに作り直すのだから同じことを繰り返しても意味はなく、旧劇場版から10年経過した時代に合わせた変化と捉えた。
実際、こういう展開も期待していた自分もいたしね。
だが、一緒に見た友人は、こんなのはエヴァンゲリオンじゃないと激怒した。
エヴェンゲリオンの本質を否定している本作は作る意味はなかったと言い切ったのだ。
自分はそれは要素の一つであって、本質ではないと思う。
何故なら興奮して次回作を楽しみに待っている自分がいるのだから。
冒頭五号機、続く二号機の畳み掛けるような戦闘の描写がものすごい。 ...
2作目はキャッチーなエヴァ。
なんかわかんねーけど面白い!!
アマゾンプライムで鑑賞。アマプラには同じ映画をチャットしながら鑑賞できる機能がありますので、その機能を使って友人と一緒に語り合いながらの鑑賞です。
一応私のエヴァ知識は、テレビアニメは未鑑賞ですが漫画版は既読した程度。過去に一度本作鑑賞済みですがあんまり覚えてない状態での鑑賞でした。
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正体不明の敵である"使徒"と汎用ヒト型決戦兵器であるヱヴァンゲリヲンを操る少年少女の戦いを描く物語。前作にも登場した碇シンジ(緒方恵美)と綾波レイ(林原めぐみ)、そして新たに式波・アスカ・ラングレー(宮村優子)が加わり、三人の子供たちと使徒との戦いが描かれる。
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1995年にテレビアニメが放映され、今なお人気が衰えない化け物コンテンツである『新世紀エヴァンゲリオン』の新劇場映画の二作目にあたります。神話を織り交ぜた難解なストーリーが魅力の作品で、ファンの間では考察や議論が絶えない作品でもあります。
エヴァを語る際は自分の「エヴァ歴」を語った方がいいかもしれません。良くも悪くも、アニメから追っている熱心なファンと新劇場版しか見ていないファンとでは、感じ方が違う作品だと思いますので。
私個人としては、正直そこまで熱心なエヴァファンというわけではありません。95年のアニメは私の世代ではないため観たことがありませんし、当然97年の旧劇場版も未鑑賞です。私がエヴァを知ったのは2000年を過ぎたあたりで小学生の頃に読んだ漫画版です。出血を伴う描写や3巻に登場するレイのセクシーなシーンなどを見て「これは大人の漫画だ!」と衝撃を受けつつも、迫力のある使徒との戦いに釘付けになったのを覚えています。その後新劇場版が2007年から始まりましたが劇場に足を運ぶほど熱心なファンではなかったため、公開から一年くらいして金曜ロードショーだかでテレビ放映されたのを観た程度です。そのため、「漫画と比べてここが変わっている」というのは分かりますが、「アニメ版と比べてここが変わっている」とかは正直分かりませんし、旧劇場版から新劇場版を10年待っていたという方々とは熱量は劣ります。
そんな私の本作の感想は、「なんかわかんねーけど面白い」です。褒め言葉です。
前作「序」は比較的分かりやすい内容でしたし、内容は漫画版(テレビアニメ版)に忠実な内容でした。アニメ版と比べて映像技術が格段に向上し、ストーリーを知っていても楽しめる素晴らしいリメイク映画に仕上がっていました。
しかし本作「破」は、漫画版には登場しないキャラクターであるマリが物語に絡んできていたり、ダミーシステムのストーリーに改変が入っていて、大まかなストーリーを知っている私からしても「これはどういうことだ?」と理解できない場面がありました。ストーリーの大幅な修正によって、ストーリーの難解さが上がっている気がします。
でもストーリーわかんねーけどめっちゃ面白いんです。これはアニメーションの力が大きいと思いますが、ストーリー難しくても最後まで飽きずに集中して観ちゃう魅力がこの作品にはあると思います。
とりあえず、観てください。観れば面白さが分かります。オススメです。
学園ものっぽさがあって好み。 でもサービスシーン多すぎ。 浅はかな...
学園ものっぽさがあって好み。
でもサービスシーン多すぎ。
浅はかな受け狙いは評価を落とすだけだからいらなかった。
挿入歌も露骨に不気味さを演出しようとしすぎてて白ける。
ちょこちょこいらん事して良さを台無しにしているけどテレビでやってるとなんとなく観てしまう。
魅力はどこに
なんか気になってついつい見てしまいます
が、何度見ても真相が分からずに上部だけ見て
「すげーなー」と感心してばかり
上っ面の何となしのストーリーは何となくわかるつもりですが神とかリリスとか言われるととても人に説明なんか出来ないし自分の中で折り合いをつける解釈もできやしない
子供の頃にファーストガンダムを見た時も「ロボット戦ってる〜」みたいな感じでしたがそんなもの足元にも及ばないほどに難解な物語
小説「ドグラ・マグラ」夢野久作ほどにわけが分からない
そう言えば桂枝雀さんが出ている「ドグラ・マグラ」の映画があるのですがどこにも無いので見ることができない
時間をかけて小説を読んだのですが結局分からずじまいなので映像でも確認したいのですよ
人も物も映画もみんな出逢いと思っているのでそのうち縁があれば辿り着くと思います
『シン・エヴァンゲリオン』がめちゃくちゃ分かりやすい映画だったらやだな、分からなさが魅力の一つなんだから
ボクには何が大人か解りません…
新作公開目前のリバイバル上映で3作をイッキ観賞!
本作はレンタルかBS放送かで一度観ているが、劇場では初観賞。
2作目にして、徐々に新劇場版のオリジナル路線が見え始めた。
使徒とエヴァの戦闘場面で「今日の日はさようなら」や「翼をください」の合唱をBGMに用いる大胆な演出。
「乳ユラシ」や意味のないスケベアングルが所々に挿入されていて、劇場版だからアニメーターの悪趣味の制限が緩和されたようだ。
また、庵野秀明の趣味なのか他の監督か演出家の趣味なのかは知らないが、ガサツで男勝りなのがイイ女的な女性像がテレビシリーズから変わらず横たわっている。
これらの幼稚な女性観は、マニアにとっては垂涎ものかもしれないが、そうでもない人にとってはオタク的な印象しか受けないと思う。
シンジとレイとアスカの青春模様、シンジと父親との接近が本作のサイドストーリーの見処。
思春期の少年少女の姿が少しほのぼのとしていて、閑話休題には程よい。
メインストーリーではエヴァ3号機に使徒が寄生して侵食体になるとか、
エヴァ2号機が変態してパイロットのマリとともに狂暴性を発揮するとか、
使徒がレイごとエヴァ零号機を捕食して女体に変形するとか、
エヴァ初号機が神に近いものに変化して使徒の体内からレイを救出するとか、
常軌を逸した物語がテレビシリーズを数段上回ったバイオレンス描写で展開する。
そして、遂に初号機がサードインパクトを巻き起こそうとしたその時、6号機が槍で胸を貫くという、世紀末的な様相を強めて終幕となる。
難解なストーリーは更に謎を深めており、イジケ少年は逞しく成長するより内向性を強めていく。
さ〜て、この次もサービス!サービスゥ!
乗るんかーい!
アスカの登場、厨二ラブ要素が入り、シンジの鬱々ウジウジが薄まって、「序」より格段と観やすくなった。
アスカが取り込まれた3号機使徒と、シンジの意思に反して暴走するダミーシステム初号機とのやるせない戦闘シーンに、明るく流れる「今日の日はさようなら」。シュールでイイね。
そしたら、お約束のシンジくんが拗ねちゃって「エヴァ乗らない」宣言…。
気持ちは分かりますよ、大人とか世間の事情は理解出来ないしね、厨二だから。
自分の身近な世界が全てでしょう。
でNERVを去る訳ですが、ウジウジウジウジした挙句、結局乗るんかーい!
ま、当然ですけどね。
そしてシンジがあまりにも綾波、綾波言うので、なんかアスカが不憫…。
結果、初号機が覚醒し神のような存在になりつつ天に昇って様は「翼をください」も相まって美しいシーンでした。
それにしても、思春期厨二の思想行動パターンを織り込み、初号機を覚醒させた碇ゲンドウって、どんだけ!
作品としての最低ラインは突:破できた
前作「序」の出来を反省したのか、そもそも捨て石なのか、
前作の卑屈仕様から大幅に改善され、
テンポもあがりコミカルに。楽しめる作品となった。
相変わらず謎は多い。
良い点
・世界観、作画
・シンジ総受け
悪い点
・英語を使ってみました感
・序盤の所々セリフ読んでる感
・基地と暮らしの極端な技術格差
・破壊の描写一辺倒で、いつの間の復興なのか
・「何この音、やめろー」という超絶認知
・どうやって歩いて基地に
・超接近戦が安らかすぎ
・これ以上は危険です的なセリフがややくどい
※レビューに謎のコメントがついたため追記
シンジが綾波にビンタされて、いきなり100メートル吹き飛ばされたらどうだろうか?コナンの犯人がテレポートの能力で密室を作ったらどうだろうか?
アニメだから実写だからはあまり関係なく、どんな作品でも(一部例外)その世界観における現実感は必要である。
エヴァのような作品ではその現実感は必要なほうだろう、ただ視聴者により求める現実感の程度は異なるため、全く気にならない人・・・最初にあげたような極端な例でも抵抗なく受け入れる人はいるだろうし、1~2箇所くらいあれ?と思う人もいれば100箇所に違和感を覚える人もいるのである。
ちなみに作品の没入感を高めるためあえて現実感を下げる場合もある。そういう非現実感は良しととらえ、逆に離脱感につながる非現実感は悪ととらえてよい。
大画面は良いですね
万物の神になったエヴァ
『序』で、父との再会後、突然にエヴァのパイロットの命令を受けたシンジ。様々な葛藤の末に、これからもエヴァのパイロットとして、自ら戦うことを選んだが…。
『破』では、新エヴァ2号機とそのパイロットとして、新たな登場人物、式波アスカ・ラングレーらが、参加する。綾波レイも含めて、使徒との争いは、激しさを増していく。
今回の使徒は、綾波が操縦するエヴァを飲み込み、融合してしまう強敵。基地も破壊され、絶体絶命の中、レイを助け出すシンジ。そのクライマックスは、手に汗握り、観ているこちらが、気づくと息を止めて、息苦しくなり、シンジと同化してしまっていた(笑)
戦闘が激化し、いよいよどうなるのか…と思う瞬間に、戦闘シーンの音が消え、子供の可愛い声で『今日の日よさよなら』や『翼をください』等、その場にそぐわない文科省ソングが流れてくる。この演出は、激しい闘いの中の哀愁や悲哀をより一層訴えてきて、胸にグッと来る憎い演出だった。
さて、次は『Q』を観てから、新しい劇場公開作品を楽しみにしよう。
2度あることは3度…
序に引き続き観賞
序はまだなんとなく理解していけましたが
今作はいよいよわからなくなってきたので
観賞後解説をちょっと調べてみましたが
そんなにぶっとんだ世界観だったのかと
驚くばかりでしたw
碇家の父と息子の関係をめぐるようで
それが世界の命運を握る予言通りで
使徒が何故襲ってくるのかといった理由と
色々からみ合っているところが
初見では中々難しかったw
Qもさらに理解できるか自信ありませんが
一応観ますw
新たな世界線を期待
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