「いまいちようわからんが。」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 RMSNKさんの映画レビュー(感想・評価)
いまいちようわからんが。
とりあえず初見で
なんだか面白かったのか、
迫力で誤魔化されたのか
よくわからなかったので。
話を重点的に理解しようと努めて
立て続けに、
もう2回観てみたのだけれども。
やっぱりよう分からんでした。
特に終り頃、何が起こっているのやら。
でした。
他、主なところで
「あれ?メガネあんた誰?」
「あれ?あーたが3号機乗んの?」
「あれ?早くも不思議ワールド?」
とまぁ、猛烈に「破」過ぎて
ここまでの時点では
「あれ?」「おや?」だらけ。
特にメガネの人は誰だか知らんまま
好き勝手に活躍するやら、
知らん人のまま終わるので、
早く続きを観て「あ~そう言う事でしたか」
と、納得させていただきたいものです。
概要としては、第八話あたりから
第拾九話までが主軸なのでしょうか。
そこに新しい要素盛り沢山で
二時間に凝縮され展開されているためか
たったたったと話が進むので、
もうちょいゆっくり進んでくださりませんか?
と、思いました。
冷静に見れば終盤、人々の
移動速度が尋常ではありません。
あと、綾波さんて言う娘さんが、
元のテレビシリーズよりも大分性格良い娘に
マイナーチェンジされていたので、
ちょいと違和感を感じました。
更に終盤の、りつ子さんと言う白衣の熟女の、
訳知りかつ説明的な台詞具合が
若干萎えました。
とまぁ、大人気取りの突っ込みを入れてみましたが。
映画を立て続け三回観たのはあまり無い事で。
多分、だいぶ良き作品なのだと思います。
戦闘シーンや、使徒のリニューアルデザインは
もろくそに恰好よく。
終盤に至っては碇君の爆裂な青春っぷりに
ワタクシはもう大人なのに
何回観ても涙がちょちょ切れさせられます。
もう早く続きを観せろ。と言った思いで
一杯です。
ただ、このペースで進む事によって、
4作目が二時間の精神世界の話しになりゃしないか、
ワタクシは少々心配だ。
それでも観るけどさ。