「万物の神になったエヴァ」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
万物の神になったエヴァ
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『序』で、父との再会後、突然にエヴァのパイロットの命令を受けたシンジ。様々な葛藤の末に、これからもエヴァのパイロットとして、自ら戦うことを選んだが…。
『破』では、新エヴァ2号機とそのパイロットとして、新たな登場人物、式波アスカ・ラングレーらが、参加する。綾波レイも含めて、使徒との争いは、激しさを増していく。
今回の使徒は、綾波が操縦するエヴァを飲み込み、融合してしまう強敵。基地も破壊され、絶体絶命の中、レイを助け出すシンジ。そのクライマックスは、手に汗握り、観ているこちらが、気づくと息を止めて、息苦しくなり、シンジと同化してしまっていた(笑)
戦闘が激化し、いよいよどうなるのか…と思う瞬間に、戦闘シーンの音が消え、子供の可愛い声で『今日の日よさよなら』や『翼をください』等、その場にそぐわない文科省ソングが流れてくる。この演出は、激しい闘いの中の哀愁や悲哀をより一層訴えてきて、胸にグッと来る憎い演出だった。
さて、次は『Q』を観てから、新しい劇場公開作品を楽しみにしよう。
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