蛇にピアスのレビュー・感想・評価
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吉高由里子
最初に観たときは、本当に舌ピアスしたのかと思ってしまった・・・この子の女優生命はもうだめだぞ!なんて余計な心配をしてしまった。さすがに刺青に関しては、最近のニセタトゥー技術は凄いことは知っていたが・・・録画して繰り返しチェックしてみて、ようやく舌の違いがわかった。
かなりアンダーグラウンド。と言っても、警察が捜査に来たときにはお咎めナシだったようだし、合法的なタトゥー屋だったのだろう。劇場では予告編しか見てないが、ARATAの存在感溢れるピアス顔にビックリしてしまうほどの男。そんな隠微な感覚に訴えてくる作品だ。
ストーリーとしては、アマが絡んできたチンピラに対して殴り倒したことが原因で、その後、その暴力団員(藤原竜也)が死亡。アマは知らないままだったが、徐々に捜査の手が伸びてきて、ある日、アマが行方不明となり、暴行を加えられて死亡したことがわかった。アマを殺したのは暴力団の報復?それとも、ルイを独り占めしたくなったシバが殺してしまったのか?最後までわからないままだが、殺した犯人であってもシバと付き合っていこうとするルイのドエス心がまたわかんない・・・
痛みで生きるを感じる
身体改造することで何かを掴もうとする話
背中に龍と麒麟の刺青を入れスプリットタンにしようとする、痛みに強い19歳のアマ。モヒカン顔面ピアスで喧嘩でチンピラ(藤原竜也)を殺してしまったルイ。痛々しい暴力性を振りかざす彫師のシバ。吉高のファックシーンは沢山出てくるが、特段エロくもないし芸術性がある撮り方でもないので基本的に退屈。つーか、内容スカスカで120分はなげーわ。かつ、ルイのキャラがダサくて全然魅力的に見えないのでルイに関するほとんどのシーンがイライラした。
居酒屋で服脱いで刺青を見せ合うのサイコーにダセぇ。アマの歯を砕いてハイネケンで流し込むルイ。
時代か?
考えさせられます
ピアス開けてませんが。
吉高由里子さんが脱いだ作品と認識はしていて、高良ファンなので気になっていました。蜷川幸雄さんが監督だったのですね。裂けてる舌や刺青ピアスとゾクゾクとした内容でした。新さんの風貌がすごすぎ。若いときは割と暴走をしていた方ですが、ピアスは開けていません。素手で歯を抜いてしまうシーンには、実際できるのかなと思え痛々しかったです。人と人とのつながりはどの程度なのか。新宿行きの電車のシーンが印象的でした。
なんとも
痛みと快楽は紙一重
チンピラ役豪華
吉高ちゃんが激中ほぼ裸で演じている。すごい。
あとチンピラの役豪華すぎてびっくりした。
吉高ちゃんの裸がみたいがために借りたようなものだったのに、
痛々しいシーンが多くて苦手な私は直視するのに勇気がいった。
ARATAよかった。でも2回目はないかなあ。
刺激と快楽と痛み
万人ウケするストーリーじゃないから評価が低いのも仕方ないかもしれないけれど、独特の世界観を貫いた映画。アングラな世界に拒否反応無い人は是非観て欲しい。
スプリットタン、龍の刺青、SMプレイ…堕ちていく主人公・ルイを演じる、10代の吉高由里子の脆くて壊れそうな感じ。そして、ピアスと刺青だらけの厳つい見た目に反しルイの言葉に盲従する、アマ役の高良健吾のピュアな感じ。
すごく好き。
井浦新扮する彫り師・シバのサディスティックな表情も、墨を入れる手つきも、猟奇的な笑みもゾクゾクする。
都会の陽が当たらない場所で生きる登場人物ばかりだけど、ルイとアマが純粋で(精神的には)スレていないから、不思議と嫌な感じがしない。
蜷川幸雄が手掛けた数少ない映画。
カット割が少ないところ、ベッドシーンでも引きの画だけで会話が進むところや、無言のシーンが多いところなど、テレビ出身の監督は使わないような演出がおもしろい。
わかるはずないんだけど
この作品の登場人物の気持ちに感情移入なんてできないはずなのに、なぜかわかる気がしてきちゃう波が何度か襲ってきた
健気なルイ
一途なアマ
みんな狂ってるように見えるし普通の人間じゃないはずなのに、
なぜだか彼らも同じ人間だよな〜って思えてきてしまった
一般の感覚にも彼女らと同じような思いをするときはないわけでもないんだな、なんて
彼女らの場合それがピアスだったりスピリットタンだったり刺青だったりするわけで。
自分のもっと身近な事象に置き換えて考えられたりもするんじゃないかと思う
それがなぜなのかはいまだわからないんだけど、別にその理由ははっきりしなくてもいいかななんて思ったり
吉高由里子さん、高良健吾くん素敵ですね
生きる痛み、たくさん伝わってきた
もう少し大人になったらもう一度観たい
そうねぇ
痛くて、哀しくて、みんな狂ってる
痛みだけがリアルなら痛みさえも私の一部になってしまえばいい
マンガが一番よかった
一番最初に原作ではなく渡辺ペコさんのマンガを読んでから原作を読み、最後に映画を観たのですが結論から言うと、私はマンガの出来が一番よかったと思います。
マンガはルイの抱える孤独や痛みをともなうことでしか自分が生きていることを実感できないところを、絵や少ないセリフや言葉でよく表せていたと思います。自分とは違う世界で生きているルイになぜだか共感できたし、言葉が響いてきたのです。
それに対し、原作と映画はなぜだかルイの抱えている孤独や傷みをきちんと描かれていないように感じてしまいました。
吉高由里子は体当たりの演技でよくがんばっていたと思います。
でも、本当にそれだけの映画だったなという感じがします。観終わったあとに何も心に響くものがありませんでした。
ルイのビジュアルもマンガだと黒髪で品のある感じなのですが、映画のルイは金髪に近い髪色で
私はあまり好きにはなれませんでした。
異常シチュエーションラブストーリー
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