「人類が見捨てた地球に残され700年間もの間せっせと清掃を続けるロボ...」ウォーリー よねさんの映画レビュー(感想・評価)
人類が見捨てた地球に残され700年間もの間せっせと清掃を続けるロボ...
人類が見捨てた地球に残され700年間もの間せっせと清掃を続けるロボットウォーリーと人類史上最もキュートで危険なツンデレ女子ロボットイヴが繰り広げるドタバタSFラブコメディ。
遥か未来の29世紀が舞台なのに、手を繋ぎたいけど繋げない”赤いスイートピー”状態の2人が冒険する世界は700年間怠惰に過ごした為に自力で起き上がることも出来ないほどに肥満化した人類が暮らす、AI管理下の超巨大スペースシップ。気が遠くなるくらいに透きとおった純愛の向こうに浮き上がる人類再生というテーマが眩いくらいに輝いています。
AI対人類の話なので当然あの名作SFへのオマージュが律儀に出てきますし、ウォーリーとイヴの消火器を使った宇宙遊泳デートは物理的には間違っていますが、『ローマの休日』のように優雅で何回観ても泣けます。
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