「比類なきピクサー」ウォーリー funkyさんの映画レビュー(感想・評価)
比類なきピクサー
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最初のうちはただ、違う世界のお話のような、でも徐々に近未来の我々の世界で実際に起こりそうな環境の話に繋がっていく。
太りすぎて何もかも機械任せの人間達。なかなかどうしてユニークな危機感の暗示。環境破壊の原因が原爆やら戦争やらではなくて、あくまでも人間の「だらしなさ」だったというあたりも面白い。
言葉が多少汚くはなるが、「自分のケツは自分で拭く」そうでもしなきゃなにも先には進めないという感じで。
主人公のロボットも、人間より人間らしい、いうなれば古き良き人類を模倣していた素敵な存在だった気がします。
子供にもわかり易く、大人にもダイレクトに問題定義してくれて、なにより希望を持たしてくれる良質な作品。
俺が親であれば子供と必ず見に行きたいと思う作品達をピクサーは提供してくれていると思いました。
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