紀元前1万年のレビュー・感想・評価
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まあまあ楽しめた
紀元前1万年頃は氷河期が終わりをむかえ始めた頃。更新世から完新世への移行期だろうか。
マンモスのような大型動物と人類が共生していた最後の時代。まだこの頃は狩猟による食料獲得が中心で農耕による食料生産が本格化するのはもう少し先だろう。超古代文明ももしかしたらこの時代に存在していたかもしれない。
まあこれだけ昔の話であれば、何でもありだろう。舞台はおそらくアフリカのどこかで、奴隷たちが建設に従事させられていた巨大建造物はエジプトのピラミッドの起源の設定か?
神と呼ばれた存在も宇宙人かもしれないし、そでないかもしれない。結局、超古代文明は一人の救世主によって崩壊し、狩猟中心の不安定な生活から農耕による安定した生活が始まった。
このあたりの物語を描いた映画。色々物足りない部分もあるが、自分的にはあまあま楽しめた。
なかなかドラマチックで壮大 な物語
スティーヴンストレイト扮するデレーの父親は理由も告げず村を去ったのでデレーはひとりぼっちでいたらカミーラベル扮するエバレットが寄り添ってくれた。デレーはひとりでマンモスを倒し、勇者として讃えられる様になりエバレットを妻に迎えた。しかし他の部族に襲われエバレットは連れ去られたのでデレーたちは救出に向かった。
話は分かりやすいし展開もしっかりしているが、4人しか戦士がいないのは如何なものかなとは思ったが、果たしてなかなかドラマチックで壮大 な物語だったね。
ある意味すごい映画
映画館で予告編を見て「こりゃすごい!ぜひ見に行かねば!」と、楽しみにしてました。
いざ観てみると・・・ん?これラブストーリーだったの?と・・・。
すっかり紀元前一万年前の動物やら何ならうじゃうじゃのワイルドな内容だと思い込んでいたので拍子抜けしてしまいました。
しかも最後で生き返るし(笑)。
2.8 サムネの印象が強い作品
ポスターやサムネの印象が強い本作。
多分ポスターに食われすぎて、中身に拍子抜けしちゃうかも。
当時はもっと面白かったはずだけど、今見るとCGの合成に粗さが見える。
そう考えると今はより進歩しているのだなと
ヒロイン可愛すぎ。
あと最後のラスボスお前かよ、なぜーという感じ
ヒロインの実の父親かと思った。
真面目なエンターテインメント作品
壮大な歴史アドベンチャーとしての見応えは十分にある。荘厳な音楽と迫力の映像で誰でも楽しめる作品だと思う。「紀元前1万年」というタイトルを考えると、当然今のような科学的技術も無い時代で、呪術やしきたりといった原始的な描写が多く、小難しく思えてしまうが、"歴史エンターテインメント"と名を打った事だけあり、徹底的にエンターテインメントに走っているのもミソ。特に難しい事はなく、タイガーやマンモス、ダチョウ(デカい)等の盛り上げ役の活躍も相まってしっかりとポップコーンムービーの役割を果たしてくれている。
だが、歴史に基づく作品としてはだいぶファンタジーよりで、ドラマ部分が大味過ぎるというか薄めに感じるのが欠点だろうか。映像的に盛り上げる役は盛大なCGで暴れてくれれば良いのだが、肝となるストーリーは人間同士の熱いドラマで感情に訴えかけてくれるのではないか。主人公を突き動かす動機としては愛する人を取り返すというものであり、幼い頃に失踪した父の行方も探す目的も含まれている。その道中で桃太郎ばりに同じ境遇の部族と協力関係を結ぶものの、最後に行き着いた決戦の地で明かされた失踪した父の存在が雑過ぎな気がする。どうせなら「神」と崇められる謎の存在が父だった位の衝撃展開を見せて欲しかった所だ。それだと尺が長くなる気もするが、元々ローランド・エメリッヒ監督作は120分超えが当たり前である。「デイ・アフター・トゥモロー」はちょうど良い124分だったが、「2012」は158分。元々尺をかける気のある監督だから返って長い本編の方がらしさが出て良くなった気がしなくもない。
イマイチ釈然としないのは「神」の存在だ。顔が映ることなく主人公の手によって堕ちたそれは、謎のままだった。これまた最後の最後で趣を変えたトンデモ設定を放り込む監督らしくないものだ。未来で暴走した殺人マシンだとかエイリアン(個人的にはエイリアンだと思っている)だとか、それを含めて上記の実の父が黒幕でした!なんて言う詰め込みすぎた馬鹿さ加減が好きなのに、変に真面目な所がどうも面白くない。シリーズ化する気でいたのだろうか。
中学時代見て良かったので
中学時代、映画館で紀元前1万年を見て
涙が出たり、くすっと笑う場面はあんまりないですが、素晴らしい映画です。
2022年に思い出し何回も鑑賞したいため、
紀元前1万年は素晴らしい作品のため
Amazonにて購入して、何回も繰り返し鑑賞しています。
そして、2008年にサウンドトラックを持っていたのですが
大人になってもう1回サウンドトラックCDを購入。
それも何回も聞いています。
ガチで素晴らしい作品です。
20点
映画評価:20点
とても見辛い。
歴史モノにしたらファンタジーすぎるし、
ファンタジーとしたら地味すぎて飽きます。
これが(出来る限り)史実を元にされているなら
地味でも仕方ないし、ある程度の脚色もあった方が良いと思いますが
この作品に関しては、
制作陣の妄想だろうと思います
紀元前1万年前は
こんなんじゃないかなー?って
思いつきで始めたくらいの
どうせファンタジーにするなら、
もっと物語を面白くしてほしかったし、
よりリアル感を出したいなら、
青い目の女とか、印とか、サーベルタイガーと仲良しとかせずに、端的に伝えてほしかった。
ようするに、
オススメ先がありません。
少し期待していたので、
残念でした。
【2021.9.17観賞】
時代考証した紀元前1万年は観てみたい
巨大マンモスが砂漠の地でピラミッドの様な建造物を造るのに働かされている、この安直な描写から発生したスペクタクル映画。部族間の争いと恋人をさらわれる主人公の設定が凡庸で、物語は予想通り進んでいく。このような映画では、いくら主演でも俳優には意味のある事ではない。スティーヴン・ストレイト、カミーラ・ベル共に下手な演技をしているわけでも無いのに、見せ場を与えられない不遇に同情してしまう。脚本家や監督に俳優を育てる人がいないアメリカ映画の衰退ではないのか、と勘繰ってしまう。
見分けがつかない…(*_*)
午後ロードで吹替鑑賞。
わりと面白ったです。マナク(マンモス)やトラみたいな大きな動物が可愛いです。
でも、人間はみんな同じ髪型、同じ服装なので、誰が誰だか見分けがつかないかも…。なんとなくあの格好はニコラス・ケイジに似合いそうだなぁと思いました。
エジプトのような場所でピラミッドのような建造物があって、紀元前1万年でも結構な文明が築かれていたみたいですね。
ラストのマナクはカッコいいです。
異世界に行った気分
じっくり見るよりも、作業中にチラ見するのに適してる映画です。
ストーリーは王道なので途中で展開が読めちゃうのが難点。
けれども太古の文明という世界観を、服装や音楽で見事に表現しているのがgoodポイント。
まるで旅行に行ったみたいに異文化に触れることができますよ🎶
しるしはオリオン座
多分『アポカリプト』と比較する人が多くなりそうな映画。しかし、ローランド・エメリッヒ監督にしてはメッセージ色は薄く、娯楽映画に徹した感じであり、その点、『アポカリプト』のように人種差別的な内容とは大きく違うし、残酷描写もほとんどないことから、誰でも楽しめる仕上がりになったのではないでしょうか。と、『アポカリプト』よりも先に『コナン・ザ・グレート』を思い起こした自分がいた・・・
氷河期の終焉とともに絶滅したとされるマンモス。タイトルの紀元前1万年というと、そんな時代。『デイ・アフター・トゥモロー』でSFディザスター映画ながら環境問題にも言及したエメリッヒ監督だけに、絶滅危惧種をテーマにしてるのかと想像してましたが、“マナク”と呼ばれていたマンモスが活躍するのは全体からするとほんのわずか。村を襲った騎馬民族を追いかけ、捕えられた奴隷たちを解放するまでのツッコミどころが多そうなファンタジー・アドベンチャーが中心でした。
期待した内容とは違っていたけど、奴隷解放など、虐げられた者たちが一斉蜂起する展開は大好き。しかも、敵地にはエジプトのピラミッドらしき建造物が出てくるものの、地域や民族を特定できるものはなく、奴隷奪還のため集まった戦士たちもアフリカ系には違いないけど多種多様な民族の複合体。自由を求めたり、愛によって行動したりする姿は人種や時代に関係なく、ヤハラやはり共感が得られるのです。
ストーリーは単純すぎるほどでしたが、主人公デレー(スティーブン・ストレイト)がシュワちゃんやザ・ロックのように無茶苦茶強いヒーローではなく、普通の若者であることも評価すべき点だと思う。結果的には伝説の勇者となっていたけど、マンモスや凶暴なダチョウ(?)を倒したのも偶然だったみたいだし、惚れた女のために無茶な行動をとっていただけの正直な男。サーベルタイガーと仲良くなったシーンなどを見ると、なぜか同じく勇者らしくない主人公のドラクエ5を思い出すほどでした・・・
古代エジプトがピラミッドを建てたのも多くの奴隷を使っていた。などと、批判的に描いているのかと思ってもみたけど、ナレーションがオマー・シャリフだとわかり、驚いてしまった。もしかして奥が深い?
うーん
なんなんだこれ。壮大な駄作?
見てたら腹が立ってきた。
ファンタジーだと割り切ろうと何度も自分に言い聞かせても、時代いつなの?ん?など、気になって仕方ない。
ストーリーも、途中で「大神を倒した。エバレットを犠牲に」的なこと言ってるけど、「エバレット一人を助けようとした途中で大神を倒した。そしたらエバレットが危機に」じゃないの?
たった一人を救おうとする人をヒーロー視できるわけもなく、いらいらしたまま終わった。
ちゃんとみるともっとまともなストーリーなのか?最初の方でイライラし始めたのでストーリーが頭に入ってこなくなったので、受け止め方がいい加減になったのかな。
どっちにしろ、もういい。
ぱっと見興味を引くため、再度 鑑賞してしまわないように、おぼえがき。
吹替で観たんだけど
テレ朝版の吹替が豪華で……。みなさんええ声や。(吹替声優が違うから)劇場公開版の方も観たいし、字幕で元の役者の声でも観たいなあ。ただ3回も観るの内容的にしんどみが若干……。
映像はきれいだしハラハラしたり興奮するところもあるにはある。が、観終わって思い起こすとあまり驚きはなかったかな。あらすじやちょっと調べた感じから想像する通りだと思う。
時代考証云々いわれた映画だそうだがそれに関してはわからん。まあフィクションのファンタジーだし楽しめればいいのでは。
以下ちょいネタバレかも
ちょっとしか出てこないが、サーベルタイガーがとてもいい奴だった。去り際絶対「借りは返したぞ」って言ってたよな。ありがとうなキバ
本筋とは関係ない占いおばあさんのシーン
面白い部分もあったものの、 不自然な箇所が多く、 本筋とは関係ない占いおばあさんのシーンなどの冗長な箇所が多かったです。
物語の中での重要なミステリーが [女性の手に特別な印が現れたこと] でした。 しかし、 その理由は最後まで明かされませんでした。 どうやら [偶然の産物] で片付けられたようです。 意味不明すぎます。
さらに、 しんだ人間が生き返るなど、 理不尽なこともおきます。 だったら物語の中での人の生死のかちが消滅します。
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