Sweet Rain 死神の精度のレビュー・感想・評価
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死神はイキガミには勝てない
ちょっと前に見た
イキガミと同じようなテーマです
生きる目的を果たしたか・・・・ですか
奥深いですね
薄々途中くらいから感じていましたが
オチは中途半端かな
見る価値があるかないかといえば・・・
あります
「死ぬことについて、どう思う?」
突然そう聞かれても、私なんて返事に困ってしまう。
死神がたった7日間で、人の生死の判定をする。
「ジョー・ブラックをよろしく」では、青年の姿を借りた死神が、年老いた男性に取り付いて、「死」からは逃れられないことをいっていた。
今回の金城武さんやブラッド・ピットなど、男前が演じるこてで、どんよりと暗いことを落ち込まないで見ることができた。
いつも降りしきる雨、黒い服にも関わらず、人間離れした(当たり前か・・・)お茶目な言動が和ませる。
でも、それがまた、人の感情を理解しない死神であるとも言える。
3つのオムニバスでありながら、1つの人生を繋がり、生命の繋がりを見せている。
「死ぬことについて、どう思う?」
人生を生きたことのない死神に問われて、70歳の美容師は、自分の選んだ道や心情を語る。
人生の繋がりや生命の繋がりの延長に死もあるのだと。
雨男の死神が見た、青空は感動もの。
人は必ず死ぬ。
でも、止まない雨はない。
思ったより薄めだったかな。
金城武目当てで借りて見ました☆
ちょっと恋愛要素があるのかと思ったけど
ありませんでしたね・・・ちょっと残念vv
原作未読だったので全くタイトルの意味がわかりませんでした
見終わった感じだと、ちょっと死神サイドではないかな・・・
金城武も小西真奈美も出てた出演者はよかったけど
な~んだかちょっとシックリこない感じだったかなっていうのが正直
もうちょっと濃い演出だったらよかったのにな・・・
でもまたこの作品で金城武が大好きになってしまいました♪
顔、声、存在感・・・と・く・に口回りの作り。最高だね
(ピンポイントで好きで好きかも・・・w)
死神は「死に値する生き方をしたか」を判断するだけ
職場の現役保育士が、病により他界した。
老若男女を問わず、驚くほど多くの弔問客が訪れるのを目にしながら、
思い出したのは、映画「死神の精度」(筧昌也監督)のワンシーン。
さすが、伊坂幸太郎原作の映画化だ、と納得しながら、
映画館を後にしたのは、つい最近のこと。
物語の冒頭「おじさんは死神でしょ?殺しに来たの?」と
少女に訊かれ「死神は誰も殺さないよ」に続けて応えた台詞。
「死に値する生き方をしたか(生きる目的を果たしたか)を
判断するだけ」と言い切るシーンがある。
「それは、命の長さに関係ない」とも・・。
「死に様は、生き様」、この台詞の意味がわかった気がする。
亡くなった彼女は、42年間を一所懸命生きてきたし、
病に冒されてからの1年間は苦痛に耐えながらも、本当に頑張ったことが、
ご主人の挨拶からも知ることができた。(涙腺がまた緩んだ・・)
大切なことは「彼女の分まで・・」と通夜のその場で感じた気持ちを、
明日からも持ち続けることではないだろうか。
「死に値する生き方が出来るかどうか」、死神に試されている。
金城ファン向け
期待が高すぎたせいか、ちょっとがっかり…。
どうにもこうにも監督と演出が残念。
だって小西真奈美と富司純子が同一人物って、ナットクできない。
小西真奈美が晩年まで演じるべきだったと思う。
それに、この映画では音楽が重要ハズなのに、小西真奈美が歌う曲もイマイチだったし。歌声に魅力がある新人のミュージシャンに演じさせたほうがよかったんじゃないかな。「タイヨウのうた」のYUIみたいに。
金城武が出てなかったら、この映画は成り立たないと思う。
2時間ドラマなら、それなりによかったと思うだろうけど、映画としては残念賞。
ただひとつ良かったのは伊賀大介のスタイリング。
どの衣装も素敵で、金城くんのコスプレを楽しめたから、その点は満足。
ちなみに一番のお気に入りはヤクザファッション。
金城ファンとしては満足だけど、映画ファンとしては不満が残る映画だった。
DVDを買おうか迷うけど、金城くんの素敵な映像特典が収録されてたらつい買っちゃうんだろうなー。
連続ドラマでやったほうが…?
原作読んでないのでわかりませんが、真面目にそのまま映画化したという感じなんでしょうか? 3つのエピソードが見事にぶつ切りというか、3つ並べましたという感じで、もう少し構成に工夫があってもいいのでは? 独立した3つの話を見せられているようで、果たしてその3つを2時間かけて見せられる必要があったのか…。それだったら、連続ドラマで1話ずつ見せていけばいいんじゃないのかなぁ…と思いました。
真ん中のエピソードなんて、結局必要だったのは一恵に息子(石田卓也)がいるってことを示しただけな気がします。また、千葉が一恵との出会いで変化していく過程を見せるならば、オープニングでそれ以前の、なにも躊躇なく死の決定をしていく彼の姿をもっと見せるとか、なにかもうちょっと見せてほしかったと思います。
話そのものは悪い話じゃないと思うんですけど、なんか見せ方が退屈でした。
ドラマのほうが向いてたかも
原作のラストで不覚にも結構感動してしまった僕として割と楽しみにしていた作品だったのですが、なんというか、作品の性質上ドラマ化した方が良かったんだろうなぁとつくづく思わされました。筧監督は「ロスタイムライフ」やらずにこれをドラマでやれば良かったと思う。
連作短編だった原作からストーリーを3つ選んでオムニバス的な流れで見せてはいるものの、映画として一本にまとめる為いくつか無理矢理伏線を繋げているのが後半の流れを強引にしてしまっており、あまりにも惜しい。つか結果的に余裕をなくしちゃったと言った方が正確かも。
ラストで明かされるある真実への伏線が、原作ではささやかだったために読者は直前で気づき、それが大きな感動へと繋がるが、映画ではもう露骨すぎるくらい露骨に提示され過ぎていてバレバレすぎて結構興ざめ。後、小説だと時代設定とか誤摩化すことが出来るから、時代の経過をある程度伏せてることもラストを盛り上げる要素として働いていたけど、映像にしちゃうと服装とかで全部バレちゃうのが辛いよね。その辺は開き直ってた部分もあったけど、もう少し頑張って欲しかったなぁ。うん。やっぱりドラマのが良かったよ。うん。
あと、「美女缶」という名作を撮っただけあって女の子の撮り方が上手い。コニタンがとってもかわいかった。
ミステリーの精度。
「アヒルと鴨のコインロッカー」の伊坂幸太郎が
原作者だということで、どうしても観たい作品でした。
久々の金城武も観たかったし~♪というわけで
意気揚々と劇場に乗り込んだ私でしたが、内容は…。
正直いって、案外普通でした(爆)
それほど突出した仕掛けが(あるにはあるけど)
凄いというより、死神と彼が関わる人間たちの半生が
その解釈の違いもあって、奇妙でもあり面白かった。
自分が死ぬ7日前にフラッと現われて、「死」を
実行するか見送るかを決める係の死神。(イケメン^^;)
まぁ、彼に判定されちゃ~仕方ないか♪みたいな。
コニタンが演じる薄幸のOL。自分の周りの人間が
みんな死んでしまう…という哀しい現実を抱えており、
自分でも死を恐れてはいないという彼女。
そんな彼女も金城死神に出逢い、少しずつ心を拓き、
生きていれば良いこともあるんだ…と思い始めた矢先。
この彼女を最初にどう判定したかで、あとの話に続く
ような内容なので、あまりネタバレできませんが…。
金城死神が選ぶ判定基準は、私は正しいと思います。
もしも自分が判定されるようなことがあったら、
やはりそうしてもらえると助かる?といいますか…^^;
結局は同じ運命を辿る。とはよく言われることですが、
どう生きたのかが、その人なりの人生なんだから(汗)
私はやっぱり、内容を重視したいですね~自分本位に。
というわけで話はどんどん進み、最後の豪華キャスト、
富司純子に辿り着くのですが、彼女が誰であれ(汗)
この人の説得力ある演技によって、ラストの心地良さが
生み出されたような感じがします。自分の運命を知る
という時期が、早かれ遅かれ、誰もがそうやってきっと
いちばん守りたいものを守ろうとするんじゃないかな。
そして、それを受け入れてなお(諦めるということでなく)
前向きに生きられるような自分でありたいですね。
そしてやっぱり、お迎えはイケメンに…。(爆)^^;
(今作は、エンディングまでしっかり観聴きしましょう♪)
地味だけどすてきな映画。
原作を読まず観ました。
伊坂幸太郎原作の映画はいつも割と地味な感じ。
今回も地味。
淡々と物語は進んでいく。
最初の伏線があとにつながる、というオーソドックスなものだが、なかなか面白かった。
というか僕はかなりこういうの好きだ。
見終わったあと、原作を化買って、すぐに読み終えた。
原作は割と活字だから楽しめる部分もあったので、
映画のほうはアレンジが施されていて、いい具合に映画として昇華されている。
また、この映画に伴い小西真奈美が歌を出した。
この主題歌が、いまいち印象的ではないのが残念。
もうちょっと上手く劇中で使われていればよかった・・・
けれど、全体としては大満足でした。
これはこれで・・・
原作を読んでいたので映画化を非常に楽しみにしていた作品
原作は多少の繋がりがあるものの結局は短編集止まりなんだけど、映画化されたこの作品は少しアレンジされていて、より繋がりが深くなっているにも関わらず無理なくまとめているので、単純に楽しめる作品だと思う。
井坂作品が原作なのでどうしても「アヒルと鴨」と比較してしまうので少し物足りなさが残るけど、これはこれで個人的には好きです
小西真奈美の役がハマってたのと、歌うまいんですねぇ^^
結構面白かった
たまたま空いた時間に上映されていたので、あまり期待もせずに見ました。
しかし!!予想以上に面白かったのでコレにして良かったです。
金城武がとぼけた感じの死神で、所々笑える場面もありますよ。
全3話完結もののトレンディドラマといった方がいいレベル
サイトの情報では、物語は1985年、2007年、2028年の3つの時代を舞台に展開しているとのこと。複線の張り方が余りに唐突なのでドラマのあらすじを事前に調べておいた方が、理解しやすいと思います。
特に2028年のシーンは、ストーリー上のオチをつけるところで、3時代を強引に繋いでいます。でも時間の変化したことを全く演出していないので、突如場面転換したとしか見えませんでした。
デスノートで注目された死神ではありますが、この作品では死神らしさが全然ありません。それが売りなんでしょうけれど、もう少し世界観を示して欲しいなぁと思いました。何らかの神秘さがなければ、余りに死神さんたちが俗人過ぎて、未知の存在が登場するという雰囲気がないのです。
彼らにしては死は日常のものだけれど、この世の人間にとって死は、厳かなもの。死を扱うには、演出がお手軽すぎます。
上司の黒い犬もいまいち存在理由が不明。ラストの物語上何の存在価値もないロボット女も要らないと思いました。
原作のファンや金城ファン以外にはあまりお勧めできません。全3話完結もののトレンディドラマといった方がいいレベルでしょう。
日本語で語る金城武は、たどたどしさもなくまぁよかったのではないでしょうか。時々の時代の世情に疎い死神ゆえに、「ナンパ」も「難破」と言い返してしまう千葉。そんな相手にはオジンギャグと勘違いされてしまう天然ボケぶりにピッタリの演技でした。
2枚目俳優が天然ボケやると、とぼけているところがチャーミング見えて、金城ファンには、受けると思いますよ。
1話目の小西真奈美さんは薄幸さをよく演技していましたね。さすがに「醜い」とまでは見えませんでしたが、歌手として輝いている写真とそれ以前のOL時代では、印象が全然違っていました。
2話目のヤクザの藤田に千葉が、あんた自分を信じられるかいと問うたところがよかったですね。藤田は頷くます。それに比べて、捕まった舎弟の石田は、助けに来たら殺されると叫びます。でもその心には自分自身も兄貴分も信じていない弱さが潜んでいたのですね。
藤田のいつ死んでもいいという覚悟が、千葉の「判定」も動かし、奇跡を起こさせました。人を活かしてしまうのは死神の仕事のひとつでしょうかねぇ。
3話目の富司純子の演技も魅せてくれました。彼女は『明日への遺言』での無言の演技も注目されています。本作品では、死に臨して思い残すところなしという心境をよく演じていました。空が晴れるくらいの晴れ晴れさでしたね。
きっと晩年を迎えている彼女の本心から出た台詞ではないでしょうか。その言葉を聞いてすごく心が爽やかになれました。
死ぬことの当たり前さではなく、生きることの大切さを知らせてくれた演技でした。
人はいつかは死にます。死神たちも何度もそう言い合います。
しかし、人は死を知りません。
永遠に生き続けるものと錯覚しています。
多くの人は死んでのちも、自らの死を認めたがりません。
だから死神の仕事があるのです。
死を知らせるのが役目なら、
小地蔵もまた死神の仲間といえましょう。
やがて皆さんのところへ必ずお迎えに参りますぅ。
原作より・・・
原作を読みましたが、映画の方がおもしろいと思いました。金城武の死神(千葉)が合ってました。千葉が真顔でちょっとおかしなギモンを口にするのが笑えました。ラスト、私はちょっとホロリでした約2時間飽きる事なく見れました。
全35件中、21~35件目を表示