Sweet Rain 死神の精度のレビュー・感想・評価
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人間と会話が時々噛み合わない死神さんのドシャブリ映画
伊坂幸太郎の「死神の精度」「死神と藤田」「死神対老女」の3編を映画用に構成した内容で、金城武は『リターナー』以来6年ぶりの日本映画出演。映画化を断り続けてきた伊坂が、金城が主演である条件を呈示された事で実現したという。
この映画のファン層がいるのは分かる。
原作も面白いのだろう。
原作ではどうなのか "クレーマー" の目的と近づき方が納得いかない。
※全くのネタバレ無しで観よう。
死に方は生き様
伊坂幸太郎が好きです。
原作者のファンです。
映画化されたものは多く 重力ピエロ アヒルと鴨〜
を始めとして ゴールデンスランパーその他 興行的にも成功してるもの多数。
その中にあって、これはちょっと正直 クオリティ低めに感じた。
伊坂作品の良さと言うのを 一言で言えば
「シニカル」
陽気なギャングシリーズはじめ グラスホッパーなども
殺人とか殺し屋とか強盗とかハイジャックとか
犯罪者がいっぱい出て来るんだけど
顔色ひとつ変えずに 冷静に 終結するストーリーが多い。
そういう世界感が独特で 他にいない持ち味なのだと思う。
千葉出身なのに東北大に行って
仙台舞台の話が初期には特に多かった。
映画の話全然してないな。
とにかく ちょっと物足りなかった。
なんか、少し 違って感じた。
なんかよく分からん
とりあえず金城武とコニタンがメインなのは分かったけど、最後のストーリーでおばあさんが一瞬コニタンに変わる場面があるが、ちょっと意味が分からない。えっ、このおばあさん、藤木一恵なの?とか思ったが、どうも違うようだし、結局よくわからないうちに終わってしまった。やはり原作を映画化するとこうなるのだろうか?
苗字が県名なら死神かも!
3ヶ月ほど前に原作を読み、その後で映画になっていた事を知った。観てみたいと思っていたらなんともグッドタイミングでwowowで放送。
原作では6話のオムニバスを3話にしてあるから、少し設定が違うけど、そんなに違和感はなかった。ただ、理髪店のたけこさんが何故ロボット?ちょっと意味わからない☹️
千葉さん達死神は苗字が全て地名(県名)、ミュージック大好き。そしてその都度容姿を変える。コレは映画だから千葉さんをそれぞれ別の俳優が演じる訳にはいかないから全て金城武だったけど、雰囲気は違う様に見えてたからあまり違和感は無かった。お供の犬も映画ならではだけど、コレもありかな。
原作の映画化はなかなか難しいと思う。本を読んでしまうと読者は登場人物を自分でイメージしてしまうし、映画の出演者がそのイメージと違うと悲しくもなる。原作をそのまま映像化するのは勿論無理だから話が変わることも仕方ない事。(某映画の様にあまりにも話が変わってしまうのは腹立たしいが)この映画は原作のイメージも壊さず、出演者もイメージに合う役者を揃えていると思う。
きれいにまとまった作品。 3話のオムニバス作品でそれぞれ独立した話...
「死神の精度」より、死神千葉の首振りのリズム精度に注目
ミュージックが大好きな死神たち。彼らは人間と変わりない容姿であるし、ノートに触らずとも誰にも見える存在なのです。違っている点といえば、彼らが人間に触れるとたちまち気絶してしまうため常に白い手袋をしているところくらい。あり得ない存在であるがゆえに、病気や自殺といった死には関わっていない等の設定がわざとらしくない程度に説明されています。死神といえば日テレ!こうした扱いに慣れてきているのかもしれません・・・
映画はまずプロローグがあり、3つに分けたオムニバス形式で展開します。しかし、このオムニバス。映画としてはヒットしないのが定説ではありますが、敢えてこの形式をとったというのは何かあるはず!と勘繰ってしまいます。一見すると繋がりそうもない彼らが実は・・・と、身構えてしまう・・・推理するのは悪い癖だと思いつつも、そこらじゅうにヒントが散りばめられているのでしょうがない、ああ・・・。というより、繋がらなければ全く面白くない映画なので、ついつい期待もしてしまうのです。
最初のストーリーでは死神の千葉(金城武)が家電メーカーのコールセンターをしている冴えないOL藤木一恵(小西真奈美)の判定をします。接触して“実行=死”か“見送り=生かせる”かを「目的を果たせたかどうか」という死神独自の基準によって決めるという、かなり残酷な内容。しかも人間界には不慣れでどこか間抜けな表情を見せる死神によってですよ~
次は抗争の挟間にある40歳のヤクザ(光石研)。死ぬかどうかという運命は死神が握っているのですが、相手のヤクザにだって当然のように死神が憑いている。光石研に注目してしまうところなのに、子分の石田卓也が実は重要な人物。第三話へと絶妙な橋渡しをしているのです。
とにかく、ひょうきんでとぼけた死神の金城武が面白い。ミュージック、ミュージック~と、好きなのはわかるけど、ジャンルも何でもOKという節操のなさ。死神が大挙して押し寄せるレコード店の店員山本浩司は大迷惑・・・しかし彼には死神だなんてわからない。彼の泣きそうな表情も見どころかもしれません。その他、第三話での富司純子の演技はとても良かった。助演女優賞候補決定です(なにかの・・・)。
原作も知らないし、予備知識も全くなかったのですが、それが良かったのかもしれません。金城武の髪型は頻繁に変化するものの、彼の年齢が変わらないので時代の変化が微妙なんです。携帯が存在しているかどうか、小西真奈美の職場がわざとらしく汚いこと、藤木一恵のCDには“懐かしの歌姫”と書いてあること、そして、『A.I.』に出てくるようなアンドロイドやニュースで流れる“日本で二度めのワールドカップ”など。時代の変化を少ないヒントで表現してあるのです。これによって同じ時代だと勘違いする人がいれば制作側の大勝利といったところでしょうか。まぁ、“生き別れ”とか“歌手”というキーワードもいっぱいあったので、気付かない人は少ないんでしょうけど・・・実際は1985年、2007年、2028年と変化しているらしいのですが、そんな説明なんてありませんもん。
さすが伊坂幸太郎
個人的には好きです
割とアッサリしている
死神が不慮の死をするかどうかを判定するために、その人物に近づき数日...
雨が少し好きになる
千葉さんを金城武ってとこがよかった。
ちょっぴしたどたどしく感じる日本語が逆に死神感を出してた気がする。
原作をはしょるのはしょうがないし
映画だからドラマチック要素を加えてしまうのもしょうがない。
ということを前提にしてみると
伊坂さん映画化シリーズの中では好みのアレンジだった。
なんせ添付してる金城武×雨×黒犬の描写がすき。
原作者が金城武じゃないと映画化はしないと言ったそうですね。 人間界...
一人一人に価値がある
映画評価:55点
今日は学校でこのDVDを見てきました!
昨年から見たい見たいと思っていたのですが、なかなか見る機会がなかったもので、今日ようやく見れたというワクドキ作品ですね♪
私はテーマが魅力的な作品が大好きなんです!
死神がその人の生き方や信念を見学する事で今殺して良いのか、どうかを審判するなんて面白そうですよね
作品も小西真奈美さんが演じる藤木一恵のストーリーのみかと思っていたのですが、全3本におよぶストーリー集でした
1つ1つのストーリーは、藤子不二雄さんを感じさせる様な話しで面白かったです
どこか地味でもありましたね
でも最後まで話しを進めていくと今まで地味だった1つ1つのストーリーがとても素晴らしい作品に変わっていくんです!
原作の筧昌也さんの凄い所はストーリーにミュージックなる概念を持ち込んだり、死神が人間とのコミュニケーションを通じて少しずつ何かを学んでいく所です
それを演出できたのも原作・監督を同一人物にやらせたからなのかもしれませんね
ロボットは金城が好き。
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