特命係長 只野仁 最後の劇場版のレビュー・感想・評価
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大きなモザイク
初めてテレビドラマを観た時、笑えるエロさが衝撃的だった。
その後、漫画も読んだが、これまた奥が深くて考えさせられた。
だからこそ、期待はずれにならないか心配しながら映画版へ。
相変わらずの面白さに安心しつつ、アクションシーンの厚みにさすが映画版と満足。
ストーリーは絶賛するほどの内容ではないが、だからこそ良い。
映画版だけ極端に変わってしまうのは、あまり好きではないので。
くだらないけどおもしろい
只野係長→タダの係長。
TVと同じくお色気満載&アクションモリモリ。
今回はチェホンマンまで出てきてパワフル!
ストーリー自体はマンネリ化してるけど、やっぱり”くだらなおもしろい”♪
西川先生の演技×赤いバラにはこっちが赤面しちゃったけど、
ぜひ西川センセにはこれからもがんばってほしい…☆
暇つぶしにはさいこーです^^
20190609dtvで流し見
これからも頑張ってください。
TV版、けっこう好きだった☆
あの時間帯だから?…ともいえるお色気度&おバカ度。
加えて肉体美強化にアクション満載となんでもござれ~。
一週間の疲れた頭には、これくらいの刺激がほしいところ。
なので近々のゴールデンタイム進出…ってどうなんだろ(・・;)
まぁ、製作側はそんなことはどうでもいいみたいだ^^;
これはこれでマンガみたいな出来栄えだった。
TV版ともさして変わらない…。だからDVDでいいんでは?
とは言いませんケド…(映画ならではの手工もありますし)
しかし、初めての映画版がなんで最後なのか?分からん^^;
克典さん、かなり精力的に舞台挨拶とかしてたみたいだけど。
今回の大いなるゲストはかの西川史子さんで、
やたら「あっふ~ん♪うっふ~ん♪」状態を熱演していた。
タカビな女らしくは見えるけど、さほど色気は感じないx
さらにどう見ても本職が医者とは思えない知的度ゼロ女に
感じるのは、私だけか…?^^;
面白演技は出来るらしく、タレント業は向いていると思う。
内容的にはいつもの通りで、かなり怪しい奴ほど犯人でなく、
何人かの候補の後(汗)おまえか~っ!となるのも同じ(^-^)
こういう安心感はTVドラマのお約束。
ただ今回は映画版なので、ちょっと残酷度を増しており、
(赤井英和は可哀想すぎ)
克典が目をひん向いて怒りを爆発させるところもうなずける。。
しかし…。
結局はチェ・ホンマン(特別ゲスト?)も克典もシルビアのファン、
このヒト、美尻のアイドル“オシリーナ”と呼ばれているらしい。
でもあのポーズ、一昔前なら(突然の訃報に驚いた)飯島愛だな。
男好みのグラビア系一辺倒なところもご愛嬌なので面白いが。
まるで感想…という文章になってないな(汗)
当の克典さんご本人は、全く肉体アクション系ではないそうで、
精一杯努力してあの勇姿らしい。永井大の視線が痛いそうだ(爆)
(バックに流れるコーラスもけっこう好き♪11pmを思い出す~^^;)
嫁さん、子どものために働いているのに、理解されない
映画「特命係長 只野仁 最後の劇場版」(植田尚監督)から。
ハチャメチャな展開に、笑うしかなかったけれど、
「男の幸せって何だろう?」と問いかけ、
「嫁さん、子どものために働いているのに、理解されない」と嘆き、
「永遠のジレンマだな。」と納得する場面、メモは増えた。
面と向かってはなかなか言えないけれど、
「自分の愛する家族や老人を守り通していく、それが男のプライドだ」
の台詞に、男の幸せが詰まっているような気がする。
もちろん、言葉の面白さから言ったら、
「ただの係長やないな」「只野係長です」であるが、
こんな映画だからこそ、製作する人たちは、何を伝えたかったのか、
探りたくなった。
それが「男の幸せ」なんだ、と私は感じた。
子育ての必要な時期には、男性はだいたい脂が乗っている年頃。
当然、お付き合いや残業続きで毎晩帰宅が遅い。
自分だって、子どもたちといろんな話をしたいよ、と思いながらも、
淡々と毎日の仕事をこなす。
それが、家族に理解してもらえないから、男は辛い。
ほんの少しでも「私たちのために働いてくれている」と感じてもらえば、
男はそれだけで、幸せなのだと思う。
良くも悪くもテレビシリーズのまんま、もっと只野を徹底して追い込む展開はなかったかなぁ~
東京国際映画祭でいち早く見てきました。生で只野係長とも遭遇しました。演じる高橋も映画化には、意外だったようです。番組自体の始まりが深夜枠で、通常のドラマの3分の2の低予算ドラマから出発して、まさか劇場映画になるなど、高橋もスタッフも予想外だったそうです。
意気揚々、気合い入れて映画製作に臨んだものの、出来上がったのは普段通りのドラマとなりましたと高橋は語って、会場の爆笑を誘いました。
高橋の言うとおり、本編では良くも悪くもテレビシリーズのまんまであり、シリーズのファンなら違和感なく楽しめるでしょう。
ただ映画化にするのであれば、もう少し大がかりな仕掛けがほしかったと思います。何せ、今回の敵の用心棒はチェ・ホンマン演じる大男チョウ。いくら筋肉ムキムキの無敵男でも、チョウと組むと全く歯が立たないのは当然。
きっと観客は、『最後の劇場版』というタイトルに期待して、足を運ぶことになるでしょう。最初のコンタクトは、迫力ありましたが、最後はギャグでお茶を濁したのは残念です。もっと只野を徹底して追い込む展開はなかったかなぁと思います。このシリーズらしいところではありますがね。
また敵にしても、バックに巨悪がありそうで、実は只野の社内部の勢力争いにとどめたのも残念です。その辺がドンデン返しにしても、インパクトを感じさせない要因ではないかと思います。
テレビシリーズからのファンとしては、名物のお色気シーンなどお約束のシーンが少ないところもやや気になります。
その中でも、舞台が大阪だっただけに、名物『只野の発射シーン』では、通天閣がモデルに。タワーが徐々に下から上へラストアップされていき、頂点に上り詰めたところで花火が打ち上げられて、お相手の女性が悶絶するという演出には、上映会場が爆笑に包まれました。
画面いっぱいにモザイクにしたかった(モザイクの大きさには、只野のアレの大きさを表現している)という高橋ですが、こんなエッチな発想のすべてを高橋が編み出していることを監督から張らされて、照れまくりでした。
まぁ、ギャグとアクション満載の作品ですが、赤井英和演ずる電王堂大阪支社の山西の登場で、人情ドラマの要素も加わりました。
仕事に打ち込む余り、妻子に逃げられた山西からは、人生の哀愁がプンプンと漂います。只野がなぜそこまで打ち込むのかと聞くと。仕事はプライドのため。欲得とはちがうんやとしみじみ山西は語ります。
『仕事はプライド』という一言は、只野の心を捉え、ラストの怒りの一撃につなげます。孤独な彼の心を心酔させた存在というのは、ほかにも先にも山西ぐらいだったでしょう。会社の汚れ仕事を一手に引き受けたたき上げてきた努力人山西を、赤井が好演しています。大根と呼ばれがちな赤井ですが、本作では素晴らしい演技でした。
また今回は、電王堂の仕掛ける大型イベントのメインキャラとして、エビちゃんがほぼ本人役に近い人気モデル役として登場します。エビちゃんにもこんな裏面があるのかなというどっきり意味深台詞満載で面白かったです。
シリーズを見ていなくても、すぐ作品の世界に馴染めますからご安心を。理屈抜きで笑って楽しめる作品ですから、肩の力を抜いて、ゆるりと見るのが正解でしょう。
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