劇場公開日 2008年9月13日

  • 予告編を見る

おくりびとのレビュー・感想・評価

全102件中、21~40件目を表示

4.5脚本・演出・音楽・演技もろもろのものが高い次元で融合した良作

2019年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

笑える

幸せ

納棺師という仕事を通じて死と向き合う主人公の成長、そして人間の生と死に向き合って考えさせる映画。
身内の死に立ち会った人とそうでない人だと、それなりの温度差があるかもしれません。ただ、若い人にもぜひ見てほしい作品です。そしてそれなりの年齢になって見返せば、絶対印象深い思いができるはず。

私は実際に両親の死にも立ち会ってますし。ほかにも何度もこういった経験があるので、笑える場面、悲しい場面それぞれに“あるある”を感じ引き込まれました。
場所も庄内平野ということで、(藤沢周平ファンの私としてはうれしいこと)露光を抑えた映像から伝わる空気が物語の舞台にぴったりでした。
それから、俳優たちの演技も素晴らしい。実際にこんな町がありこんな人たちがいそうです。とくに山崎努さんは(本作にかぎらず)細かな動作や視線、会話の間などが自然で、ほんとに役になりきってるなって感じます。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
スタコラフスキー

3.5まあまあ

2018年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

そんなに期待はしてなかったのですが、まあまあの映画でした☆。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
hide1095

5.0おくりびと:運命だな 君の天職だ【邦画名言名セリフ】

2018年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

【おくりびと:個人評価=★★★★★】
★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画

【おくりびと:おすすめポイント(個人評価理由)】
1.何度も涙が!!!死んだ遺体をこんなに丁寧にしかもきれいにする仕事は素晴らしい!!!
2.本物の天職(一生付き合える仕事)とは何かをしっかり理解できる貴重な映画!!
3.家族の絆(親の死と子供の出産=石文)は繋がっていることを実感できる!

【おくりびと:名言名セリフ→発した俳優とその場面】
・「運命だな君の天職だ」
→佐々木生栄役山崎努が川原にいる小林大悟役本木雅弘に対し、車から降り橋から発する名言名セリフ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
【喜伝会】会長

3.5静かで美しい

2018年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

所作一つ一つが美しかった。
多くのセリフではなく、所作、美しい風景、表情で繋いでいたのがよかった。
そこまで忌み嫌われる対象なのだろうか?と感じたのは無知だからなのか…素晴らしい仕事。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ちか

4.0現在終活中、勉強のために。 私、本木雅弘と全く同じ日に生まれてます...

2018年4月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

現在終活中、勉強のために。
私、本木雅弘と全く同じ日に生まれてます(誰が興味あんねん!)

納棺師、たいへんな職業だと思います。無くてはならぬ貴重な仕事だともわかりました。でもねーどうせ一見さんと思ってぼったくる業者も現実では多いんですよね。それは坊主と葬儀屋か(笑)

映画は素晴らしいです。広末涼子がとても可愛く見えます。こら、友だち、ちゃんと謝れよ!峰岸徹の登場に笑えます。主演の本木雅弘の所作がすごい、意気込みが感じられます。思わず涙する場面が何度も。夢破れた人もまた新たな生き甲斐が見つけられるってとこがいいですね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はむひろみ

3.0英語タイトルの「departures」のとおり、これから始まる新た...

2017年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

英語タイトルの「departures」のとおり、これから始まる新たなイノチにふさわしく、尊厳と敬愛を表した内容になっている。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
キッスィ

4.0おもしろい

2017年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

白子やチキンを食べるシーンがたくさんある
深いです

コメントする (0件)
共感した! 0件)
へまち

4.0もっくんがよかった。

2017年4月16日
PCから投稿

泣ける

もっくんがよかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
もりり

3.5●美味いんだこれが。困ったことに。

2016年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

幸せ

キレイな映画だ。雄大な自然を惜しげもなく差し込んでくる。そこに音楽が厚みをもたせる。もちろん本編の素晴らしさが前提だが。

遺体を棺に納める“納棺師”。そんなに蔑まされる職業じゃないと思うのはオレだけか。手仕事のキレイさゆえか。ほんとキレイだ。

とはいえ、戸惑うのは想像に難くない。人の死に立ち会うのだから。戸惑う男がやがて誇りをもち、周囲を黙らせる。粋だ。

印象的なシーンがいくつか。
赤ちゃんできたと、本木に応えてうなずく広末涼子。本木が話す「いしぶみ」の話。でも、いちばん好きなのは、本木と山崎努が二階でメシを食うシーン。山崎努の「間」に感動すら覚える。

 死ねなきゃ食うしかない。
 食うなら美味い方がいい。
 美味いんだこれが。
 困ったことに。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
うり坊033

3.0静かだが良い映画

2015年8月16日
iPhoneアプリから投稿

死を扱った映画、一人で見るの怖いって思ってたけど、全くおどろおどろしいところはなかった。
死はどうしても悲しいものだけど、悲しい向こうにあるもの(こんなに大切な人が居たってことは幸せだなとか)を上手く表現できてる気がした。
静かだけどいい映画だと思った。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
コーヒー牛乳

3.5繊細な作品

2015年4月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

幸せ

死者を送り出す納棺師の仕事がすごく丁寧に演出されていた。
しんみりと暗い映画でわなく、穏やかな気持ちで観れる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
pazoo

3.0まあまあかな

2015年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

一度は観ておくべき有名どころとおもって観てみた。
雰囲気は静かな感じだが、しっかりした作りになっている。
俳優陣の演技も非常によかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ちびちょ

3.5優しくなれる映画

2015年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

悲しい

いつもこの種の映画を見ると自分は人に優しくないなと自己反省させられる。この映画もそうだった。人間はいつも今のことしか考えないし、この忙しい世の中、そんな暇もない。でもこういう映画のおかげで人間の根本的な生死はもちろんのこと、人間の感情がリセットされる。また、音楽もすばらしく、心が癒された。こういう暗い話題に対してユーモアたっぷりの場面を入れられるこの監督、拍手です。
とても素晴らしい場面は、最後のシーンですね。顔も知らない父親に納棺する場面。何もわからずに父をきらっていた大悟(本木雅弘)が納棺の儀をしているときの場面は何とも言えませんでした。脇役がしっかりしていたので安心して映画の中に入っていけました。やはり、見てよかったです。どんな仕事も必ず誰かのためになっている大切なものばかり、誇りを持って今の自分の仕事を頑張る気持ちが出てきました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
casiopea

4.5久しぶりに見て感動しました。

2014年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

幸せ

死という重いテーマをユーモアも交えながら語られています。嫁(外国人)に進められて海外のビデオ屋でDVD買ってみたんですが、いい映画ですね。山崎努は言うまでもなく、とくに余貴美子の、ナチュラルで押し付けがましくない演技はナイスアシストという感じで大変良かったです。
人間何でも考えて、理屈で解決できるような錯覚に陥りやすいんですが、結局は生まれることも生きることも死ぬことも、はじめから理屈なんて通っていないわけですよね。そもそも人生そのものが矛盾なわけで、考えれば考えるほど分からなくなる。だから人生で一番恐ろしい死というものに向き合うことは、ただそこにある現実をただ受け入れるという行為に他ならないわけで、それは宗教に限りなく近くなる。そのためのガイドをする職業というのは確かに責任の重い職業ですね。
僕も37歳で海外に住んでいます。両親の今後のことを考えると恐ろしくて仕方がありません。自分の人生も日本を離れた海外で終わることになるでしょうし、考えても考えても、どうしてもすっきりとしない部分があります。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
rocko

4.5号泣

2014年9月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

観たタイミングのせいもあったが、号泣した。

汚らわしいと言われるような職業だと、全く思って無かったので、えっそうかな?と思ってしまった。
嫁や友人の目の前で納棺士の仕事をし、この仕事の素晴らしさを見せつけたシーンが良かった。

自分の知らない世界が見れたようで、とても考えさせられた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
チヌテ

4.0心に残る佳作

2014年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

幸せ

淡々と進むストーリー自体はありきたりではあるが、
生死を真正面から見つめたいい作品だと思った、映像も美しい。

あと、広末涼子がとにかくかわいい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
fakeffur_

4.0さすがの。

2013年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

なかなか良かった。
始まりの方はちょっとだめかもと思ったけど、進んでいくうちにどんどんよくなっていった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
comcomledsyoutou

5.0古今東西の映画で最高傑作

2013年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

これほどよくできた映画は他にないと思う
徹底して無駄な展開は省かれている
セリフ一つ一つが素晴らしい
役者の演技も素晴らしい
音楽が素晴らしい

随所に散らばるメタファ
川、橋、鳥、石、風呂、食事
日本人的な繊細な感性でなければ作れなかったと思う

それでいて笑いも忘れない
仕事に対する偏見の描写もある

本当に大変な映画である、最高

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tabletap

3.0よく考えると何か変です。

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

確かに最初見た時は、役者の人がやたら泣くので、もらい泣きしそうになりました。

でも、よく考えるとなにかおかしい。

葬儀何度か出してるけど、納棺師なんていたかな?

この仕事、葬儀屋さんのオプションサービスなのでは?

前から思っていたけど、宗教って弱い人を助けるためにあるはずなのに、葬式の時はまとまったお金の出せる人でなければお経もあげてもらえない、戒名ももらえない、お墓も作れない、完全な商売になっている。

まさに地獄のさたも金次第。

お坊さんでさえそうなのに、この仕事、宗教儀式の形はしているけど、葬儀屋さんの下請け、完全なビジネスです。

死者と遺族のために人のいやがる仕事を崇高な使命を持ってやっている人みたいに演出して、涙をさそうのはちょと納得できないです。

「おくりびと」なんてものなんですかね?

オプション付けられない人はあの世いけないんでしょうか?

私は、「アキレスと亀」で大杉蓮さんが、姉の死体に向かって、「ばかやろう!!人のことも考えろよ!!墓とかどうするんだよ!!」と叫ぶシーンの方が、この映画全部より、人間と日本社会の核心をついていると思います。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
Push6700

3.5職業の貴賎

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

難しい

幸せ

総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 70

 失礼ながら納棺師という仕事についてあまり意識したことがなかったし、意識したとしても特に良い印象がなかった。広末涼子演じる美香ほど極端ではないが、死体をいじる仕事はきついなという程度。
 だが死体を美しく見せて、残された人々の心に良い思い出を残し最後のお別れのときまで穏やかに悲しみを感じさせるという意味があることに気付かされた。単に死人といっても、事故で死んだり病気で死んだりして見た目がみすぼらしくなる者もあるだろうし、あるいは生前にどんな背景があったのだうかと思うと、決しておろそかな仕事は出来ない。登場人物たちが面白くも真摯にそれを演じていた。
 納棺師に限らず、職業の存在意義を考えずに勝手な判断をして勝手な印象を持ってはいけないなと心を新たにした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Cape God