「これは親子愛の映画」しあわせのかおり 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
これは親子愛の映画
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これは親子愛の映画ですね。
料理を通して今は亡き父親に対する愛と、ふるさとを離れて生きて来た男が新しい親子となって信頼関係を築き上げる。
その為に作品中で上海に行き、「大事な俺の○だ!」とゆう、重要な場面があり、その事で真の親子に近い関係となる。
でもよく考えてみるとこの場面…何故上海まで行ったのかがよく解らない。
この辺りから中谷美紀の子供が、作品の中でないがしろにされて行くのがちょっと理解しきれませんでした。丁寧に作られている作品だけに、「何で?」って感じでしたね。
作品の内容から言うとそれ程気にしない方が良いのかもしれないのですが…。
主演の藤竜也は、本当の中華料理人に近い立ち振る舞い。最初の内はたどたどしい日本語に違和感が在ったのですが、途中からは気にならなくなって来ました。
一方の中谷美紀ですが、亡くなった父親の幻影を藤竜也に見る未亡人役。
それ自体は悪くないのですが、このキャラクターにはサイドストーリが在り、いつ“その症状”が出て来てしまうか解らない…とゆう設定なのですが、それ自体が何だか最後まで中途半端だった様な気がします。
ところでト○トの卵炒めって美味しいのかなぁ〜。この映画を観たら絶対に食べたり、作ったりしたくなるでしょうね。俺、○マ○苦手なんだけど…。
(2008年11月6日銀座シネスイッチ2)
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