「街を駆ける戦車と絞め技が好きな女」007 ゴールデンアイ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
街を駆ける戦車と絞め技が好きな女
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007シリーズ第17作。
Amazon Prime Videoで久しぶりの鑑賞(吹替)。
私の記憶に間違いがなければ、初めて観た007シリーズが本作である。以降、テレビ放送でピアース・ブロスナン版に親しんだこともあって、私の中でジェームズ・ボンドと言えばピアース・ブロスナンが強く印象づけられた。カッコ良くてセクシーな部分に「大人」を感じ、憧れたのだと思う。
約15年ぶりに観たが、ストーリーについてはかなりの想い出補正を掛けていたことを思い知らされた。ピアース・ブロスナンのカッコ良さには惚れ惚れしたが、ダニエル・クレイグ版の硬派でリアルな作風の007を観た後で本作を観ると、ストーリーの荒唐無稽な部分が気になり昔と違ってノリきれなかった。戦車で街中を駆けるシーンは迫力があって興奮したし、ファムケ・ヤンセン演じる絞め技が好きな女も強烈だが、それだけの印象は否めない。
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