「コネリーボンド+ムーアボンド=プロスナンボンド」007 ゴールデンアイ ソニー・クロケットさんの映画レビュー(感想・評価)
コネリーボンド+ムーアボンド=プロスナンボンド
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90年代初のボンド作品が出来た背景には東西冷戦終結により相次ぐ社会主義国が解体され軍事兵器の横流しや犯罪組織によるテロ等が起き始めている中での過去の遺物とも言えるスパイがどう活躍するかがありそれがプロスナンボンドになり上手く反映されていた。
今作のボンドのイメージはハードかつウィットな会話を嗜むボンド像になっておりコネリーもムーアもプロスナンボンドには絶賛していたそうである。
プロスナンに変わりアクションや銃撃戦がそれまでのボンド映画より派手になり街中で戦車で追いかけ回し敵から鹵獲した銃器も撃ちまくり弾が無くなれば躊躇なく捨て更に鹵獲しまた撃つという目立たないスパイとしてのマニュアルを無視して行動をする。
そんなボンドをサポートするMも初の女性を起用し、Qの秘密兵器もしっかりと活用しているがこの時ボンド御用達のアストンマーチンはプライベート用で公務にはBMWが使用されていたりと本来のイメージにはない路線で製作されていたが結果的にはプロスナン演じるボンドには合っていた。
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