「良家の子女のたしなみです」K-20 怪人二十面相・伝 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
良家の子女のたしなみです
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映画「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」(佐藤嗣麻子監督)から。
久しぶりにスクリーンで拝見した、松たか子さん。
役柄は、羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子さん。
そんな彼女の口癖が「良家の子女のたしなみです」だった。
大人の男を投げ飛ばしたり、小型ヘリコプターを操縦したりするたびに、
「あんた、すごいなぁ・・」と驚かれるが、彼女は平然とこの台詞。
茶道や華道ばかりが、お嬢様の習い事じゃないのよ、と言いたげである。
男勝りのことをやってのけ、これくらいは良家の子女として当然、と
あの可愛い顔で言われたら、ますます好きになっちゃうな。(笑)
でもこのフレーズ、誰が使ってもいいのになぁ、とメモをした。
(別に、良家の子女でなくても・・)
映画「チャーリーズ・エンジェル」でいつもの3人組が
「君たちがここまでやるとは思わなかった」と言われた時、
「よく言われるわ」の台詞をさらっと返したシーンとダブった。
こういう表現を、イヤミではなく口に出来る女性って魅力的だな。
PS.
「そうでした、じゃなく、ふつうは、ありがとうだろう」の一言も、
私には、気になる一言でした。
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