劇場公開日 2008年10月4日

容疑者Xの献身のレビュー・感想・評価

全186件中、141~160件目を表示

4.0犯罪の謎解きと人物像の両方がちゃんと描かれていた

2013年8月15日
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鑑賞方法:TV地上波

知的

難しい

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Cape God

3.5独立した映画とみるか、ドラマの映画化とみるか。

2013年7月6日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

知的

一本の独立した映画としてみれば、結構楽しめる作品だが、原作を読んだ私には、主人公の堤真一がどうしても受け入れられない。
もう少し真面目で顔が悪い方がいい。
もう一つ、松雪泰子。女優の美しさが目立って幸薄いシングルマザーは想像出来ない。
まあ原作を越えたのは福山雅治の作り上げたキャラとテーマ音楽かな。
原作が、抜群に面白いのでシナリオはよっぽど下手な脚本家でない限りはまあ大丈夫。
原作は読んだ後に涙が溢れ出した。
映画はそうならなかった。
それが差。

最後に、私は柴崎コウ派です。

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としぱぱ

4.0美しい景色は頭の中にある

2013年7月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

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タニー

4.0間違えるな!愛ではなくなってしまい、悪は空しく綻びる

2013年2月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

人は時として愚かになり、善人や天才がどうしようもない間違いを犯す。そして、どんなわけがあろうとも、どんなに巧妙に取り繕ったとしても、悪は空しく綻びる。ドラマでは原作(東野圭吾)から少し離れて一人歩きしたガリレオですが、本作には東野(原作)らしさを感じました。何回か観る毎にシナリオの緻密さが判ってきて、評価が上がります。
また、友人である石神(堤)との対決に苦悩するガリレオ湯川(福山)に対して、原作での草薙刑事の信義に代えて、本作では恋心を含んで描かれた内海刑事(柴咲)の言動も見所です。

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Spenser

1.5悪質なトリック

2013年1月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

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久坂玄瑞

4.0巧妙な東野圭吾ワールドが堤真一によって鮮やかに!

2011年12月28日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

興奮

知的

これ、もう3、4回は観てる気がするんですが飽きませんねー。テレビ局製作の邦画だとかなり上位に入るんじゃないでしょうか。
いつ観ても初めて原作を読み終えた後にまたすぐ読み返した時のことを思い出します。「不思議に思っていたでしょう」で鳥肌がたったことも。
東野作品は初見で唸るのはもちろんのこと二回三回と伏線を確認しながら答え合わせのように楽しむのも醍醐味の一つ。

“飽きさせない”の功労者は監督や脚本ではなく原作の東野圭吾さんの構想となんといっても堤真一さんでしょう。
湯川先生「実におもしろい」とか言わない〜と思ってドラマは観てなかったんですが、常人の一歩も二歩も先を行く天才二人の対決の温かい切り口が新鮮でせつなくて見事に手の平で転がされた『容疑者X』は特に好きということもあって不安を感じながらも試聴。

堤さんじゃイケメンすぎない?と思ってたけど見事にいい感じに“石神”で(欲を言うならデ・ニーロみたいに髪まで再現して欲しかったw)、回想〜護送までの堤さんの演技には原作以上に涙が止まらなくなりました。

あと東野さんの文章ってすごい情景がイメージしやすいから実写化もスムーズに楽しめるし(『真夏の方程式』はしてほしいくらい!)、改悪も多いけれど小説ならではの「上手いなぁ」という部分や原作のページをめくる手が止まらない感じも活かしてあるしこの映像化は大成功と言っていいと思います。

本音を言うならテレビ局製作じゃないのがみたかったけど、テレビの延長って感じも極力抑えてあって好感が持てました。それに結局本当はもっと可愛いげのない(いい意味で)イメージだった湯川先生たちも今ではもう本を読みながら福山さん、コウちゃん、メガシャキwで勝手に再生されちゃうようになりました。
でも本作では内海はいなくてよかったかな。なんか商業的なだけの配役や演出はがくっときます。
そしていくらなんでもダンカンは違うでしょ〜!w

あとは爆発とか雪山とか変な付け足しをせずにもっと最初と最後の娘のくだりなんかに時間を割いたら更に良かったかなと思います。
あ、牢屋の天井の演出は素晴らしかったです!堤さんの表情も相まって。ああいう、文字を素直に起こすだけじゃない映画ならではの工夫はうれしくなります。

とにもかくにも原作ファンも充分満足できる良作です。

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77

4.0愛の証明

2011年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

まずストーリーについて

テレビ版も楽しんで観ていたが、今作も面白くガリレオシリーズは面白いなぁと思った。

冒頭の内海が湯川に愛について尋ねることが全体の振りになっており、今回の事件がそれに対する証明となっている、というのがこの映画の構成である。

最後に内海が石神にとってあの親子の存在が生きる理由だった、というのが印象的である。
あの親子への恋心が生きる活力だったのであろう。(あの親子が石神にした挨拶などは大したことのないものだが)

常に論理的で私情を挟まない湯川は苦しむことになる。それは石神に対する愛である友情があるからである。天才として分かり合えた友情が。

論理的・科学的には説明がつかない愛の存在を一つの例として証明したのが今作であると思う。

非常に悲しい物語だ。確かに誰も幸せにならない。真実は時に残酷なものだ。

最初から死体を捨てればよかったという意見があるが、日本の警察をなめてはいけない。宿からの失踪届けから花岡の存在を突き止めかならず死体が引き揚げられたであろう。

映画について

なんといっても堤真一だろう。最後に泣くシーンは俳優ってスゴイなぁと感じさせられた。

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pignon

4.0邦画も捨てたもんじゃないな!…

2011年7月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

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コロ助♀

3.5うん、面白い

2011年1月16日
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鑑賞方法:TV地上波

楽しい

知的

 テレビとは印象が違う気がしました。いい意味で思い切ったな~と思いました。オチも驚きましたし、普通に面白かったです。堤さんは凄いですね~。何でもできる気がします。でも、凄すぎて映画の印象が暗いのが欠点ですね。暗い映画を否定する訳ではないですけど、何となくこういうドラマはもう少し明るくてもいい気がします。

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ガイモン

4.5ラストでやられました!

2011年1月15日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

元々東野圭吾が好きで他の本は読んでいましたが
ガリレオは何故か手が伸びず未読でした。

丁度地上波でやっていたので、正直あまり期待せずに見てみましたが、
話の展開と、何より堤さんの演技にやられました!

人生に疲れきっている表情とラストの号泣するシーンは忘れられません。
柴咲コウのモデル演技も露出が少かったので気になりませんでした。

ただ、ドラマ→映画になったからか
冒頭の実験や雪山など大掛かりなシーンがちょっと…。
『お金掛けてますよ!ドラマじゃないですよ、映画ですよ!』って感じが
気になりました。

でも全体的にはとても見応えがある映画でした!

原作読んでみようと思います!

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MOSSA

4.5実に興味深い

2010年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

ガリレオは噂で面白いとは聞いてましたが
観る機会がなくドラマの方もみたことがなかったのですが
年末に映画のほうがTVで放映としりブルーレイハードも買ったばかりだったので、ちょっくら録画してみてみるかと観てみました。
率直な感想、実に良い 堤さんが強力な演技で まじヤバイッスね
設定も、十分ありえる範囲であり すごく深いものになっています

映画としては見ごたえありますが福山君がちょっと記憶に残らないですね
福山君ファンからみれば残念かもしれませんが
一本の優れた映画として見るなら最高の映画ではなかったでしょうか

心に残る一本でした

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ヘイポー

3.0“映画っぽくしてみました”が鼻につく

2009年10月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

自ブログより抜粋で。
--
 直木賞受賞作が原作だけあってテレビドラマの劇場版と思えば充分面白いんだけど、テレビ的価値観による“映画っぽくしてみました”が鼻につく。

(中略)

 原作未読のおかげで驚きのトリックにはまんまと騙されたし、感動の大団円も素で満喫できた。
 けど、オープニングの派手なだけの実験や取って付けたような雪山登山とか、なんか「頑張って映画スケールにしてみました」っていうあざとさが気になってしょうがなかった。
 山小屋が顕著なんだけど、照明がよくないのか撮り方が嘘くさいのか、セットがあからさまに作り物だし、湯川と石神の挑戦的な別れ際のスローモーション撮影も演出過剰ではったりにしかなっていない。

 推理モノとしてのトリックの全貌がわかったときはさすがに唸らされたけど、そこに至る推理過程は観客を置いてけぼり。
 もう少しヒントなり、ミスリードなりを用意してくれないと傍観するしかない。別の言い方をすると、真相は予想できなかったにもかかわらず“やられた感”は乏しいのだ。

 また、脚本の詰めの甘さからか石神にあまり天才らしさを垣間見れられないのも物足りなさを感じた。
 トリックそのものは天才らしい周到なものだったけど、前提となる石神という孤独な天才キャラクターを描き切れていない。
 机上で難問を解くとかではなく、もっと日常的なところで凡人との違いを見せつけなければいけないんじゃないの?

 役者に目を転じると、堤真一の役柄をわきまえた抑えた演技はよかった。実質的な主役は彼。
 松雪泰子と金澤美穂ちゃん親子もいい。松雪泰子はいい女優さんになったなあ。
 福山雅治も悪くないんだけど、堤真一らと対峙するとやはり格の違いを感じてしまう。
 柴咲コウはたくさん映画に出てる割に演技の幅が少ないなあってのが正直なところ。でも今回は案内役ということでそれはあまり気にならない。ただ、唯一の見せ場といえる福山雅治に真相を問い詰めるシーンが演出のまずさもあって台無しなのが惜しまれる。

 総じて最近あまりない本格的な推理モノとして悪くはないんだけど、素直に褒める気になれない歯がゆい作品。

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かみぃ

4.0人の感情をうまく描けている作品である。結末が・・・

2009年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

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ぶれっど

5.0思った以上の良作

2009年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

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gambarca

4.5とても悲しい人間ドラマとして

2009年6月1日
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

容疑者Xの前は映画も小説も見てませんが、よかったです。

主人公2名のやり取りも良かったし、意外な落ちもよかったです。

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赤いおじさん

1.0ガリレオの番外編ですね

2009年4月7日
鑑賞方法:DVD/BD

小説やTVでおなじみのシーンがなくて残念。人間模様や動機について深く追求している本作にびっくり。
ガリレオシリーズのファンなので、ガリレオ先生の十八番ともいうべき科学で解明の実験シーンが見たかった。

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megu&m&b

3.5コミカルを封印したヒューマンドラマです。

2009年3月18日
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

悲しい

知的

難しい

2007年10月からフジテレビ系列で放映された人気ドラマの一年ぶりの映画化。
映画もテレビシリーズの一年後という設定なので、おなじみの出演陣の人間関係はすっかりできあがっているという設定らしい。
テレビ版ではコミカルなシーンが毎回あったが、この映画はオープニングシーンを終えるとあとはコミカルも物理学も封印してヒューマンドラマを中心に描いている。テレビドラマでおなじみの出演陣ではあるが、映画の本当の主役は石神哲哉(堤真一)と花岡靖子(松雪泰子)の二人。

楽しませる映画では無い。しかし、友情や愛情の姿を見たい方にはこの映画をお勧めしたい。

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もぐもぐかつみ

5.0不器用な男の不器用な物語

2009年2月16日

泣ける

悲しい

知的

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だいすけ

4.5福山さんかっこよすぎ!

2008年12月5日

笑える

興奮

原作を読んでいても、とっても楽しめる内容だった。
話のテンポもよくて、気がつくとどんどんのめりこんでしまう。
TVの延長のような気もするが、福山さんがドアップで見れることが何よりもGood!だった。

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ともやん

4.0なきました

2008年11月29日

泣ける

悲しい

TVとは要素的に違うかなと思います。
ただ、堤真一が確実に福山雅治をくってました。

私は泣きました。
ただ、映画館で泣いてる人は半数もいなかったかも・・・。
しかし、土日はまだ満席ってすごいです。

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なつ