崖の上のポニョのレビュー・感想・評価
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感じた事
ポニョを魚にしたのは、人間の胎児を表してるのかな
胎児は最初魚類のようにエラがあったりして魚に近い そして爬虫類のようになり哺乳類とお腹の中で数億年分の進化をしてしまう
だから ポニョに生えた手足も最初は3本だったのかなと
後半 トンネルを通るシーンがあるがあれは産道をイメージしてるのかな 生まれる事への不安なんかがポニョのセリフに現れてるのかな
子供が見ると少年の冒険 大人が見ると今の人間関係を考えさせる話なのかなと
フジモトがポニョを連れ戻した後 力で押さえつけて水槽に閉じ込めてしまう それで見守る訳でもなく諭す訳でもなくすぐに目を離す 結果大変な事態になる
これは学校や塾に行かせて門限を決めて管理してるつもりになって子供とちゃんと向き合わない親への皮肉にも見えた
最後 おばぁちゃんやみんなが見守ってくれてる中で宗介がポニョの為に頑張る姿が恋人を想うようでもあり妹を守るようにも感じた
子供は素晴らしい可能性を秘めていてそれを生かすも殺すも周りの人間達次第 このままでは自分の欲求だけを満たすだけの動物に成り下がる もっと横の繋がりを大事にして子供達をみんなで育てていこうと言ってるように感じた
ジブリは終わっている!
ストーリー的に、何も起こらない。ポニョが引き起こす大洪水、命の水の秘密についても、何も説明されない。あの結末のあと、何が起こるというのだろう。
「子供向けに作りました」というのは、明らかに野心が低すぎ、子供だましではないのか。
フルCGのアニメのピクサー『WALL・E』、ドリームワークス『カンフーパンダ』に対抗するために、宮﨑駿監督は「鉛筆への回帰」を表明し、17万枚というセル画を描いている。ポニョが津波の波頭を疾走する場面など、さすがと思わせる動的イメージが横溢するが、宮﨑アニメではおなじみで、デ・ジャ・ヴ感をぬぐえないのだ。ジブリなら、ピクサー打倒を目指してほしいものを。
宮﨑監督がいなくなったら、ジブリはどうなるんだろう? ピクサーはジョン・ラセターが抜けても大丈夫だが、ジブリは真剣に後継を育てないと。
この程度を、日本のアニメの最高だと言ってはいけない。
最初は面食らったけど、童心に帰れた・・・
映画を観る前から、なぜかあの♪ポーニョ、ポーニョ♪の歌が口についてしまい、期待に胸を膨らませて劇場へ。わけがわからない人も出てくるが、最近になく、シンプルなストーリーでわかりやすいので、えぇ~このままでいくのかな?と疑問を感じながら画面に魅入った。どんどんほのぼのとした気分になっていき、主人公二人の冒険を見守った。5歳の子にわかる映画がこれなんだと納得。ただ、私が気になったのは、両親のことを名前で呼び捨てにすることとポニョは一応金魚らしいのだが金魚には見えなかったことだ。やっぱり、パパ、ママかお父さん、お母さんの方が自然だと思うし、いくらデフォルメすると言ってももう少し金魚に似せてほしかった。CGを使わない手書きの絵は内容に合っていて、とってもすてきだったし、宮崎駿の青色は「ラピュタ」の時も美しかったが、魅力的だった。「ニモ」みたいに大人を泣かせたりせず、直球勝負も微笑ましかった。
いちいちかわいい(笑)
ポニョのしぐさの一つ一つがとてもかわいらしい!
時間がたつのを忘れたひさびさの映画でした。
物足りない・・・って思ったのは正直なところですが
子供たちに映画館で映画をみせることを考えたら
ちょうどいい時間だと思います。
「ここがこうだからこうだ」というのではなく
もっと大きな塊でいろんなメッセージを優しくかつ重厚に
この映画から提示されたようなそんな気がします。
また、世界に誇れる日本のアニメーションが生まれた。
そんな気がしています。
ポニョかわいすぎる!
ポニョが可愛すぎます。
ここのフォトギャラリーの写真だけ見ると「?」って感じですが、実際鑑賞するとめちゃめちゃ可愛いぃです。
ストーリーはごくごくシンプルな宮崎ワールドですが、今回は幼い頃に「あるある」というような行動や感情が描かれています。観終わった後にふかーいふかーい感動はないのですが、幸せな気分になれます。キャッチコピーに偽りなしです。
最後にとにかくポニョがかわいかったです。今年の秋以降、丸顔でちょっと目の離れた女の子に「ポニョ」というあだ名が流行ることだと想像しますw
子ども時代に必要なもの、それは友情と勇気と冒険!
もののけ姫以後、某らのメッセージ性を帯びた宮崎作品。
でも『崖の上のポニョ』は、友情と勇気と冒険を子どもたちに示してくれる物語だ。かわいさと無邪気さ、子ども時代にこういった経験が、本当の意味での心の豊かさと社会で生きていく力を育んでくれるのです。
子どもたちがこの物語を楽しんだ後、この夏休みに夢のある出来事に出会えることを願います。
素晴らしい
「キング・オブ・ほのぼの」!!
今までに無いほどの純粋でシンプルな映画!!
宮崎監督がどれほど子供たちの未来に期待しているかが
窺える映画でした。
単純に面白い!67歳のおじいちゃんがこれだけ子供たちの
事を想えるのなら、若い僕らが彼らの為に何ができるか考え
られないはずが無い!!
と、思わされる映画でした。
所ジョージが「見終わった後に気持ちよく家に帰れる」と言って
いたのが納得です!!
♪ポーニョポーニョポニョ
誘っても付き合ってくれる連れが居なくて独りで見ましたよ…家族連れの中をorz………ええ、それが、何か?
そんで、私は泣きましたよorz………ええ、それが、何か?
というかね…一言いいですか?
この映画を評する時にね、小難しい論評並べ立てて褒め称える評論家が多すぎるんですよね!マジでウザイです!何故に、ただ面白かった!と一言言えないのか…と思いますよ、私は。…あ、ここのレビュー書いてる方のことじゃないですよwちなみに…
原点回帰?手書きアニメーションの新しい挑戦?息子の作品に対してのアンチテーゼ?全部ね、下衆の勘繰りですよ!はっきり言ってね…監督がそんな意見を求めてるとは到底思えないんですけどね、私は…
今こそ私は訴えたいと思いました、このサイトでね…
面白いものを面白いと言うことに、あれこれ理屈を付けるな!
すいません…取り乱しました<(_ _)>
子供に夢を!!
視覚のみで魅せる幻想的なオープニングで,
鷲掴みされたハートは,最後まで波打ったまま。
宗介とポニョの純真無垢な優しさ,
人が人が思う気持ちの心強さ,
アクションのカタルシス,
ファンタジーの創造性などが,
大きな泡となって,シンプルな物語を包み込み,
気持ち良く映画を満喫しました。
ハッピーエンドの絵本を観ている感覚。
大人は,子供に「大好き」と言ってあげよう。
説教臭さを裏に隠しながらも,
メッセージはちゃんと滲ませる。
原点回帰というより,
「ハウル」以降の「新しい宮崎駿」幕開けの予感。
昔の宮崎アニメを思い出します・・・
「ハイジ」や「コナン」を思い出させる作りとなっています。今回は小難しいテーマを敢えて持たせなかったゆえ、純粋に子供向けの作品に仕上がったようです。ちなみに、宮崎監督は瀬戸内海で夏目漱石の『門』を読み、その中の主人公が「崖の下」に住む「宗介」だったことから、本作の主人公のネーミングが決まったと言われています。そこに妙に感心してしましまいました・・・。
人間ってすごい
大画面に映るオープニングの海のシーン、これを全部アニメーターが手で描いたのかと思ったら、人間ってなんてすごいんだと、泣きそうになった。
きっと同じものをCGで見せられてもなんとも思わないはず。
ただ鉛筆で描いた線に色がついた絵が動いているだけなのに、そこに宮崎監督のイマジネーションが加わると、それはCGなんてものをはるかに超えてしまう。
ハリウッドは2Dは古くてつまらないと思ってその技術を捨てたらしいけど、きっと彼らはこれを見たら後悔するはず。
お子さんがいる方で、うちの子わかるかしらと思っているひとがいたら、そんなこと考えずに、いっしょに見に行ってほしい。
宮崎監督は特集番組で「子供達はわかるんだよ、理屈で映画をみないから」と言っていました。「こどもにわかるか?」という時点で、理屈で映画を見る大人目線になってしまっています。子供達はきっと目を輝かせて見るはずです。
そして、いっしょに見たお父さんやお母さんたちは、宗介のように育ってほしいと思うはず。彼の存在は、この暗い世の中の希望でしょう。
最近のうんざりするような、漫画やテレビドラマの映画化の中にあって、巨匠と言われる人たちが真摯な気持ちで、子供達に向けて(もちろん大人にも)オリジナル映画を作っているなんて、もう他にはいないんではないだろうか。
しかも、俳優を使うことに「商業的」なんて批判もあるようだけど、その俳優達は宣伝目的でテレビに出まくることもしない。
最近の宮崎作品が公開されると、決まって俳優起用や物語がわからないことが批評の対象になることが多いけど、作品を見る目がそこだけというのは余りも悲しい。様々な機会で監督は、お決まりの論理で映画をつくることに興味はなくなってると言っているのだから、私たちも理屈なんて考えず映画をみたらすごく楽しめる心が洗われるような素晴らしい作品になってます。そう子供の目で。
そして、映画が終わって外に出たら、この世の中がすこし綺麗に見えるかも。
面白い!
試写会で一足先に観てきました。
まず映像の綺麗さにびっくりしました。
ジブリは空の映像が多いのですが、海もこんなに綺麗に!と関心しました。
話もとても面白かったです。
お子さんも大人も楽しめる素敵な映画に仕上がっていると思いました。
試写会はよく行くんですが、満員御礼と言う感じ。
注目度の高さを感じました。
だって元気な男の子と健気な女の子が頑張る話って悪くないじゃあありませんか!
ポニョや主人公の男の子の設定が5歳にしているなど、ターゲットをファミリーに絞り込んで、よりファンタジックな映像になっていました。とにかくポニョのキャラと声はかわいいの一言に尽きます。これならお子さんは大喜びでしょう。
懐かしい感じの絵柄だなぁと思ったら、CGは一切使っていないとのこと。
監督自身が「人魚姫」と形容したストーリーですが、もの凄く元気いっぱいの人魚姫でした。
トトロをはじめ、今まで森と空の話が多かった宮崎作品ですが、初めて海を舞台にすることで、ファンタジックさはより一層際だった映像を見せてくれました。
特にポニョが人間の女の子になるところでは、作り手の想像力の豊かさに舌を巻きましたね。よくまぁこんな発想が次から次へ思いつくものだとつくづく感心しました。
ファンタジックさというか売れ線を意識したのか、今までのジブリらしさは影を潜めています。宮崎監督のベースにははっきりしたアミニズムがあって、自然をないがしろにした人間は自然から祟られるという主張が色濃く表されて、作品のスパイスになっていました。しかし、今回はオブラートに包んでしまったようです。
ポニョがトロール船に追いかけられるとき、海底のゴミやヘドロが描かれるなどチラリとは触れられます。
けれども、なぜ突然水位が上がって街中が水没したのか、ほとんどネタバレしないで終わってしまいました。
宮崎作品らしい世界観や主張をオブラートに包んだまま、ポニョかわいかったねで終わらせているところでは、これまでのファンから酷評されることでしょう。
でも、そういううるさ型の宮崎ファンでなければ、大橋のぞみちゃんかわいらしい歌声とともにポニョのかわいい仕草に癒され、満喫できますよ(#^.^#)
アニメーションが進化した
試写会で観てきました。
試写会お決まりの音質の悪さはぐっとこらえ、それを差し引いても素晴らしいアニメーションでした。
ず~~~っとこういうアニメーションを観たいと思っていました。
ジブリ美術館ではこういう作品を作っていましたが、まさか劇場用長編で成立するスタイルだとは思わなかったので凄く嬉しいです。
ジブリが脱皮して、また一つ新しい場所にたどり着いたようです。
文句なく素晴らしいアニメーションです。
おそらく賛否両論で酷評されることもあるかもしれません。
しかし、この映画は間違いなく素晴らしく素敵な映画です。
整合性やダイナミズムばかりを追い求め、ロジックでつじつまを合わせるような映画ではない、本当の映画でした。
こんなに気持ちのいいアニメーションはありません。
テーマとかメッセージとかそういう低次元ではない、素晴らしく素敵な世界。
公開がとても待ち遠しい!!
何度観ても気持ちよくなれるアニメーションだと思います。
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