崖の上のポニョのレビュー・感想・評価
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祝☆テーマソング大ヒット・・・
主題歌のかわいらしさ・・・ポ~ニョポニョポニョ♪の呪文に
導かれて観に行ってしまいました。
ただし妹達の群れ泳ぐ姿には「た~らこ~♪た~らこ~♪」と
いうCMソングが頭をよぎりましたが(^ ^;
でも正直言って、何の世界なのか、ついて行けなかった・・・。
人魚姫?ファインディング・ニモ?海底二万哩にワルキューレ?
あれ?どうして「トトロ」の「メイ」がいるの?(笑)
ポニョが人間の姿に化けて宗介の家に戻って来る辺りまでは
テンポもムードも最高なのに、後はバタバタするかと思えば
冗長に感じられたり、どこかムラのある流れ方で、最後は
あまりにもあっさりと「危機」が去って行くし・・・。
声優陣・・・所ジョージさんは賛否分かれるところではないで
しょうか?
老婆心(←誤用)で見るための映画
壮大な動く絵本
この映画は、虎がぐるぐる回ってバターになっちゃうのと同じような、理屈を無視して見たままを受け止めるタイプの作品だと思う。
そういう意味で、大人が子供の心境に帰る事が否定されている気がする。
”トトロ”や”魔女宅”には大人が子供に帰れるだけの辻褄やノスタルジーがあったが、”ポニョ”は辻褄やノスタルジックさは完全に崩壊している。
海という壮大な舞台と演出の割りに、非常にミニマムな世界観がある。
これは絵本のスケール感だ。
息子の吾郎氏に対する”子供心”の押し付けにも思えた。
”ゲド”で泣きじゃくっている息子を見かねて、
駿監督は絵本を読んで聞かせる事で応えたのではないだろうか。
トトロを期待して観に行ったため物凄いしっぺ返しだったが、
この作品を子供の時に見てみたかったと思わせる何かがあったのは確か。
見た直後より、しばらくしてから思い返したほうが好印象というのも面白い。
大人の事情や屁理屈を抜きにして観れば、きっと素晴らしい作品だろうと思う。
最初から最後までカオス
面白いか面白くないかっていうと、面白いわけではないです。
ポニョの周りに起こる事象一つ一つに満足のいく説明がないです。
絵や動きはすごいので、一見の価値が有るとは思いますが、すごく美しいとか、かなり幻想的とかいうわけでもないので、あんまり印象に残らない感じです。
ただでさえよく分からないストーリーにおいて、一番不快感を覚えたのが最後の十分ぐらいですか。
いきなり「世界が破滅する~」みたいなことを言い始めて完全においてけぼりにされました。
ここまで完全に子供向けなほのぼのとした内容だったのに・・・。そこに刺激を加えようとしたのかわかりませんが、違う意味でひやひやさせられました。
オマケにどう収集つけるのかと思ったら
「ポニョが半漁人でもいいですかー?じゃあ世界は破滅しませーん」
かなり大雑把ですが見た人はわかると思います、本当にこんな感じです。
ただ、子供がいても安心して見せられる内容ではあるので
物語中盤までのほのぼのとした雰囲気・子供でも喜べる内容、というのが一番のセールスポイントでしょうか。
逆に悪い点を挙げるとすれば「意味がわからない」に尽きると思います。
期待して観に行くと、ものたりないしがっかりしたけど雰囲気はよかったからいいかあみたいな不思議な気分が味わえます。
大人が観る場合は
「雰囲気を楽しめる人」と「意味がわからなくて納得いかない人」
の二種類にわかれるように思います。
ただ、周りの人々がぽにょの存在を易々と受け入れたり等々、その他もろもろのカオス加減を楽しむにはいいんじゃないでしょうか。
「ポニョが人間になって帰ってきたよー!」
「あらそう」
「ポニョは魚だったんだよー!」
「ふうん」
みたいな華麗なスルースキルは本当に見物でした。
結論としてこの映画を楽しめる人は
・小さいお子さん
・雰囲気を楽しめる人
・シュールなギャグアニメとして楽しめる人
といったところでしょうか。
私個人としては、雰囲気を楽しめたのでいいんじゃないかと。
誰も損しないし、得もしない映画だと思います。
正直な感想
「考える」映画ではなく、「感じる」映画
「考える」映画ではなく、「感じる」映画ですね。
目の前に起こることをどれだけ素直に受け止められるか、
そこがこの作品を傑作と思うか駄作と思うかの分け目・ポイントだと思います。
『ハウルの動く城』がダメだった人は、この『~ポニョ』もきっとダメなんだろ
うなあ。
『千と千尋の神隠し』から始まった“物語の解体”の試み。
『ハウル~』を経てそれはさらに進み、物語を完成させる労力はすべて、
躍動感・いのちの息吹きをフィルムに焼き付ける労力に割かれている印象を受けます。
(その意味で、宮崎氏はもう「完成された物語」を擁する『ナウシカ』『ラピュタ』的な
作品を創る気はないと思いますよ)
画面で起こることの説明が、どうして作品内ですべて用意されていなければ
ならないのでしょう? 目の前で起こることを全力で堪能し、
説明されない世界の理は、観終わった後に自分の想像力でフォローする。
それじゃあダメなんですかね?
ぼくらが生きている現実って、まさにそういうものじゃないですか。
もちろん、『崖の上のポニョ』には大満足です。
理屈抜きに楽しむべき
ポニョってきましたぁ~
宮崎駿の騎行。
すでに観る前から、某サイトでは書き込みの嵐が!(爆)
ドエライ評論家筋の皆さんの間でも物議を醸している
本作のようですが…そこまで論争するような作品でも^^;
私は単純に駿先生のお子ちゃま全開加減が面白かった。
だってポニョ可愛いし~♪
あのテーマソングとて、暗記出来るほど聴いて歌って…
我が家に、ちょうど二尾のポニョがいるもんですから(爆)
「あぁ、この子らもそんな風に思ってたりして~♪」と
じーっと水槽を眺めてみたり…(餌を奮発してみるとか?
う~ん、でもハムは食当たりを起こしそうだなxxとか)
いろんな意味で楽しめたこの作品、欲をいえばもちっと、
金魚のポニョを見たかった!あのコシャクな態度も好き~^m^
さて本編。。
「人魚姫」と「ワルキューレ」をモチーフにしてるのは
明らかで(名前がブリュンヒルデよ)その感情のうねりが
高波となって押寄せてくる、躍動感に満ちた内容でした。
特に前半、一目で急に(爆)好きになった宗介のもとへ、
クジラ波?の上をものすごい速さで疾走してくるポニョ。
ここがいちばんのクライマックス!!だといえるくらい、
このシーンは素晴らしいです。「ワルキューレの騎行?」
にのって女の子がまさに、攻め込んで!?くる感じ^m^
私は心の中で「すっげー!」と叫んでいました。
これでしょう!?このスピード感が全てみたいなもの。
このシーンを観るだけでも、価値のある作品です。
魔法の力で人間化した後も、ポニョと宗介の間には、
温かな兄弟愛が流れ、行方不明になった母親のリサを
探しながらポンポン船に乗って(これ!懐かしすぎる~)
流れていく道中もなんだかほのぼの。。
ストーリーがどうもねぇ。という世論は分かるけど^^;
子供の世界感(監督含む)なんてワケ分からないもんです。
確かに説明不足なうえ、まとまりのない作品ですけど(爆)
宮崎駿からの祈りと願い。のようなものが感じられました。
子供は子供らしく生きて、親にはそれを見守って欲しい、
やはり心に愛が必要なんだよ。優しくあろうね。の戒めを
今回は神々しい天上からでなく、子どもの目線で描いた。
やっぱりお母さん大好き♪いなくなったら泣いちゃうよ~
というような、懐かしい切なさを味わえる作品でした。
この人の作品って、いつも子供がしっかりさんなのだけど、
こんなに世間を冷静視できる子供など、そうはいないぞ^^;
駿先生の憧れ?なのかな。
ただ…やっぱり気になったのは、声優陣と親子関係。
子供たちの声を選ぶのは上手いのに、大人になると何故?
(ゴメンねぇ、所のおじさん。市村正親風な顔なんだもん^^;)
父母と子供間の関係が薄いのはいつものことだけれど、
今回は母親を名前で呼ばせている。破天荒な山口智子には
似合っているけれど^^;宗介のキャラには合ってないですね。
彼自身の親子関係を反映しているようで、チト切なかった。
ぽぉ~にょ、ぽ~にょぽにょ、さかなのこぉ~♪
↑こんな歌詞が書けるお婆ちゃんになりたいなぁ…(^-^)
(幾つになっても親は親。子供は子供。ポニョはポニョさ。)
宮崎駿は常に進化している
私もコナン以来宮崎アニメを見てますが
今回はちょっと難しかったです.
たぶん,この映画の価値はあと3年くらい待たないと
「絶賛」の域には届かないのだろうと思う.
それくらい,難しい.
宮崎は「続編」を作らない監督だ.
この映画がちょっと違和感があると感じる人は多いと思う.
それは,宮崎がまた進化したせいだと思う.
私は「もののけ姫」のときは,「これはナウシカと同じじゃないか?」
と思った.だから,あの作品は,個人的には好きでは無い.
このポニョは,これまでのものから見るとまったく異質.
強いて言えば「パンダコパンダ雨降りサーカス」であるが
父母ともに健在で,ちょっと違うと思う.
うまく言えないが,この映画は,観客が楽しむと言うよりも,
「この映画を理解できないならばあなたは未来を生きる価値が無い」
という強いメッセージを発していると思う.
娯楽作品としては最低点を与えるべきであるが,
見てよかったという点では,最高だと思う.
宮崎の盟友である高畑勲は,その作品が時代を反映し,
未来を強く問うているかどうかを評価の基準にしていた.
宮崎作品が,たびたび,監督のサービス精神からエンタテイメントを意識するあまり主題をぼかしてしまっているのを戒めているのだ.
この作品には現代のもつ問題点が鋭く内在している.
老人のためのディサービス施設が出ていることがどれほど凄いことか.
赤ん坊が不機嫌な顔をしていて,それをあやそうとするポニョが出てきたり
する
正直,難しすぎて大ヒットはできないかもしれない.
結局のところ,「面白かった.」
それで十分では無いだろうか.
期待される映画って難しいですね
私たちは宮崎映画という連作に何を期待して
劇場に足を運ぶのであろうか?
素直に 私は期待してる「この次何がおこるの?」
劇中で起こるストーリー展開から
え?w そんな事になるのかw
ウハ スゲェェー ヤッター ガンバレェェー 等
そんな斬新な展開に 私、そして今の幼き子供たちの
冒険心をくすぐらせ 感情移入できる
そんな映画を期待してる
今回、単純そうでポニョ良いかも?って期待しすぎちゃいました
結果 個人的に ダメ出ししちゃいましたよ^;
(どこが気に入らないとかは、とりあえず書きません)
しかし絵力(えぢから)は 買いです!さすがです。
終わった…
宮崎駿監督が国民に与える夢
「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」など 夢がある作品が多い。
子供ながらに 空の上には城があって そこに楽園があるかもしれないと思ったり、 自分の家に住んでいながら いろんな所に移動できてしまう不思議な家、すごく夢がある。 4年ぶりの宮崎駿作品という事で注目したが・・・・
感じた事
ポニョを魚にしたのは、人間の胎児を表してるのかな
胎児は最初魚類のようにエラがあったりして魚に近い そして爬虫類のようになり哺乳類とお腹の中で数億年分の進化をしてしまう
だから ポニョに生えた手足も最初は3本だったのかなと
後半 トンネルを通るシーンがあるがあれは産道をイメージしてるのかな 生まれる事への不安なんかがポニョのセリフに現れてるのかな
子供が見ると少年の冒険 大人が見ると今の人間関係を考えさせる話なのかなと
フジモトがポニョを連れ戻した後 力で押さえつけて水槽に閉じ込めてしまう それで見守る訳でもなく諭す訳でもなくすぐに目を離す 結果大変な事態になる
これは学校や塾に行かせて門限を決めて管理してるつもりになって子供とちゃんと向き合わない親への皮肉にも見えた
最後 おばぁちゃんやみんなが見守ってくれてる中で宗介がポニョの為に頑張る姿が恋人を想うようでもあり妹を守るようにも感じた
子供は素晴らしい可能性を秘めていてそれを生かすも殺すも周りの人間達次第 このままでは自分の欲求だけを満たすだけの動物に成り下がる もっと横の繋がりを大事にして子供達をみんなで育てていこうと言ってるように感じた
ジブリは終わっている!
ストーリー的に、何も起こらない。ポニョが引き起こす大洪水、命の水の秘密についても、何も説明されない。あの結末のあと、何が起こるというのだろう。
「子供向けに作りました」というのは、明らかに野心が低すぎ、子供だましではないのか。
フルCGのアニメのピクサー『WALL・E』、ドリームワークス『カンフーパンダ』に対抗するために、宮﨑駿監督は「鉛筆への回帰」を表明し、17万枚というセル画を描いている。ポニョが津波の波頭を疾走する場面など、さすがと思わせる動的イメージが横溢するが、宮﨑アニメではおなじみで、デ・ジャ・ヴ感をぬぐえないのだ。ジブリなら、ピクサー打倒を目指してほしいものを。
宮﨑監督がいなくなったら、ジブリはどうなるんだろう? ピクサーはジョン・ラセターが抜けても大丈夫だが、ジブリは真剣に後継を育てないと。
この程度を、日本のアニメの最高だと言ってはいけない。
最初は面食らったけど、童心に帰れた・・・
映画を観る前から、なぜかあの♪ポーニョ、ポーニョ♪の歌が口についてしまい、期待に胸を膨らませて劇場へ。わけがわからない人も出てくるが、最近になく、シンプルなストーリーでわかりやすいので、えぇ~このままでいくのかな?と疑問を感じながら画面に魅入った。どんどんほのぼのとした気分になっていき、主人公二人の冒険を見守った。5歳の子にわかる映画がこれなんだと納得。ただ、私が気になったのは、両親のことを名前で呼び捨てにすることとポニョは一応金魚らしいのだが金魚には見えなかったことだ。やっぱり、パパ、ママかお父さん、お母さんの方が自然だと思うし、いくらデフォルメすると言ってももう少し金魚に似せてほしかった。CGを使わない手書きの絵は内容に合っていて、とってもすてきだったし、宮崎駿の青色は「ラピュタ」の時も美しかったが、魅力的だった。「ニモ」みたいに大人を泣かせたりせず、直球勝負も微笑ましかった。
いちいちかわいい(笑)
ポニョかわいすぎる!
子ども時代に必要なもの、それは友情と勇気と冒険!
素晴らしい
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