崖の上のポニョのレビュー・感想・評価
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宗介の母親リサは魅力的なキャラクターでした。
人間世界に興味を持った人魚のポニョと、人間の少年の物語。
尊敬する宮崎駿の作品ですが、余り高い評価をしていない作品です。
正直言って、何を描いているか私には良く分かりません。
冒険譚としては山場が乏しく、成長譚にしては主人公が幼過ぎますし、その苦悩等も描かれていません。
ただ、ポニョと宗介の可愛らしさを堪能できた作品で、上記の通り私的評価は厳しめです。
かわいくて泣いちゃう
そうすけの初めからの優しい気持ちと、男らしい踏ん張りに感動した。
船を大きくして、二人で準備してる所が、可愛すぎて涙が出てきてしまった。
リサのさっぱりとしてでも、何も動じなく優しくポニョと接する所も、胸が暖かくなった。声優の山口さんピッタリだと思いました。
宮崎駿先生の作品3作品目だけど、とても良いものだなぁ。と、思い「もっと見なければ」と、強く思いました。
楽しい
ポニョが可愛いかった。
海の底の沼にはゴミがたくさんあるのは
現実でも一緒だと思った。
ポニョが傷口を舐めると舐めた所が治る、とても不思議な生き物でした。
ポニョが血を飲むと人間になるのも不思議で驚きました。
ポニョはハムが好きで美味しそうに食べてました。
もうちょっと詳しく
複雑な気持ちになる
とても可愛らしく描かれているけれど、死の世界を連想させられて複雑な気持ちになった。
伝えたい事がなんなのか分からず、全体的にはあまり好きにはなれない作品かもしれない。
キャラクターや場面場面は面白かったです。
そこはさすがジブリだなぁと感じました。
ハムがいー!
帽子は小さくなってしまったけど・・・いいのか?
映画やアニメがことごとくパチンコキャラとして使用されているのにジブリだけは頑なに拒否している姿勢は評価できるのですが、なぜかポニョの顔がデフォルメされるとパチキャラの玉ちゃんに思えてしまいました・・・いかんいかん。
最近の宮崎アニメは意味不明の部分が多かったり、謎は謎として観客に委ねてしまう傾向があるのかな~などと考えてしまう。4年ぶりとなる今作もアンデルセンの『人魚姫』がモチーフであるとわかっていながら、5歳児のように純真な心で観ることができない悲しさ。なぜ地球を崩壊させ(?)て海中心の世界にしなければならないのか。なぜ古代魚なのか。なぜ『魔法のマコちゃん』じゃいけないのか・・・等々と悩みつつも、3DCGアニメに疲れた現代人にとっては優しい人間の手による作画に心奪われていきました。
怪しげなフジモトという男から逃れて上陸したさかなの子。崖の上の一軒家に住む園児宗介が助けた途端、“波”のような巨大魚が彼を襲う。『となりのトトロ』のように子供にしか見えないという設定の巨大魚でしたが、海底のゴミとともに描かれると『ゴジラ対ヘドラ』のヘドラに見えてしまうのだ。と、妄想にとりつかれていると、フジモトは天本英世氏をモデルにしてるんじゃないかと疑ってしまう。同じように、マックロクロスケのように蠢くフナムシの群れが小さな王蟲に見えたのも固定概念に縛られていたためかもしれません・・・
幼児向けの映画だったんだな・・・などと諦めるつもりが、ゴミ公害だとか、温暖化による海面上昇だとか、色々思いめぐらせていると、ふと子供を旅立たせることがテーマだったんじゃないかと疑ってしまいました。評判の悪かった『ゲド戦記』。だけど、ポニョを人間界に出してやってもいいんじゃないかと考えなおすフジモトは息子を独立させる決意をした宮崎駿監督本人に思えてしょうがない。そうやってストーリーを見てみるとと、デボン紀の古代魚なんてのは監督の原点を思い出させようとするメタファーだったのかもしれません。親子の確執、そして試練を乗り越え全て受け入れているメッセージ。それとも自身の過去との決別か・・・
過去作品を彷彿させるのは、まず軽四のカーアクションや水没する町で『カリオストロの城』。崖の上の家が浮かんだ様子が『未来少年コナン』の“のこされ島”。巨大魚もそうだが、ポニョの本名“ブリュンヒルデ”は『太陽の王子ホルスの大冒険』の悪魔グルンワルドとヒロインのヒルデの名前。古代魚や虫が『風の谷のナウシカ』。なぜだか『トトロ』以前の作品が多いことにも意味がありそうだ。
やはり不満なのは声優。長嶋一茂なんてのは『トトロ』の糸井重里並だし、所ジョージにもがっかり。『アルフ』のときはよかったのに・・・
時代の匂いとして未来を感じ取っていたのでは
魚が人間になるって凄いエネルギーを発生させる。
その為に大津波が起きてしまう。大津波は街を飲み込む。
水位は下がらないままだけど、何も破壊していない、家は立ったまま、木々もなぎ倒されていない。
そして、ポニョは人間に受け入れられて完全に人間になる。
おばあちゃん達は立って歩けるようになる。そして木々も何もかもが生き生きとしている。
これはファンタジーである。
魔法の力は奪いもするが、与えもする。大きな変化を起こす。
子供の描写が本当に上手い、瞬間の幸せだけがある。それだけでも観る価値あり。
私は今回初めてこの作品を見たが、311を想起させて、あまりにも凄い。
時代の匂いとして未来を感じ取っていたのではないかとさえ思う。
何度と見たら段々とわかる
主題歌があまりにも有名な本作、冷静に見てみると何が何だか、不思議な...
リサが格好良い♪
どれくらい寛容になって観れるか
父の船とライトで信号送ったり、おもちゃの船に乗ったり楽しい部分もありました。
でも正直あれれ?って思ってしまうところもたくさんあってちょっと残念だったなと思ってしまいました。
途中で現代の日本じゃない、違う世界の話だと分かるのですが、ベースが日本っぽいのでファンタジーを観るときのような常識を振り払った気持ちで観るのは難しかったです。
ストーリーは途中からちょっと規模が大きくなった人魚姫のような展開になりますが、前半を観てるとわかるようにソウスケがポニョを拒絶するはずがないので淡々と終わってしまった感じはします。
魔法に関してはもう、最初からなんでもありな感じだったので抵抗感があるとすれば、魔法をみてもそこまで動揺したりしていない人間たちの方に違和感を持ちました。
あとポニョの父は昔人間だったと言っていますが、今はなんなのか疑問です。海で亡くなった仏様とか……??
ポニョが人面魚だったので、父は人間、母は魚かな?と思ったのですが、観音さまのような母が途中で登場して普通に喋っていてもうなにがなにやら……。
なんでポニョは魚だったんだろう他の子たちよりなんで大きいんだろう……。最初子持ちかと思った。
知らない女の子を家にあげるリサも、台風だから家にあげるのはいいのですが何でその子の親を探したりしないのかとか、何でポニョ(金魚)だって信じるんだとかもういろいろと。まぁそこは人柄なのかな?息子の言うこと信じるとか。
でも、5歳の息子と知らない子を残して老人ホームに向かうのは謎です。
千と千尋は違う世界に迷い込む話だったから違和感なかったし、ハウルは元々魔法ある世界だから不自然はなかった、人の感じ方次第ですが自分的にはあれれ?と思ってしまうとこのほうが多くて見終わったあと面白かったーとはなりませんでした。
かといって違和感ないように普通のストーリーを普通にやられても微妙なんですけどね。難しい。
レビュー
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