花より男子ファイナルのレビュー・感想・評価
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明るく楽しいラブ・コメディ
自ブログより抜粋で。(ほぼ全文)
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人気テレビシリーズの完結編としての劇場版。だそうですが、筆者はテレビドラマ版に限らず、原作コミック、内田有紀らの旧映画版なども、まったくの未見で観賞。
はなから生粋の映画ファンが映画的にどうこう言えるような作品じゃないと決めつけていたが、ところがどっこい、これが予想外に楽しめた。
まずはほとんど前情報無しで話についていけるかが一番心配だったけど、意外と普通に観られたのが嬉しい
テレビシリーズからの“お約束”がわからないために、ところどころ若いファンとは笑いどころが違ったりもしたが、一見さんにも優しい作りになっているので充分に愉しさは伝わってくる。
こういう若者をターゲットにしたデートムービーとしては、相方に無理矢理つき合わされても内容がわかるってのは結構重要と思うので、これはポイントが高い。
日本映画にしてはラスベガスやら香港やらの海外ロケの分量が結構多く、しかもさまになっている。映画館スケールの演出は、たまにしか劇場に足を運ばないようなドラマファンでもきっと満足できるだろう。
基本的に“はったり”を良しとするラブコメなので、よくよく考えれば“ありえないっつーの!”な展開も多いが、そこを突っ込むのは野暮ってもんだ。むしろそういうバカバカしさも含めて楽しむべき作品。
ただ、無人島のくだりだけはちょっとくどかったか。
このあたりになると、なんとなくことの真相が予想できるのに、ここに至ってあまり事態が進展せず、そこまでのノリの良さが失速した印象だった。
映画を最後まで観ると、この場所がある意味で伏線になっていたことに気づかされるので、編集段階で無闇に削れなかったんだろうとは推測できるのだが、ここでの停滞だけが惜しい。
とはいえ、まるでテレビシリーズに思い入れのなかった自分が置いて行かれることもなく、逆に惜しいと言わしめるのは、固定ファンへ向けた企画モノとしては合格点以上だろう。
コテコテのテレビシリーズファンがどう思うかは知るよしもないが、昨今流行りのテレビドラマの映画化としては出色の出来と言っていい。
そもそも日本映画にこういう明るく楽しいラブ・コメディが少ないので、むしろ貴重な快作として讃えたいぐらいだ。
途中から展開が読めちゃうかな?
思わず感動して涙ぐんでしまった場面が何度かありました。周りを見渡すと、泣いている人結構いましたね。
ただ話の途中で、あれ、これってこういう展開じゃない?って読めてしまったので、そこに一工夫欲しかったなという感じです。
つくしを演じる女優さんが、井上真央さんではなく、他の女優さんだったら、映画の魅力も半減だったかもしれません。そう断言できるぐらい、井上真央さん、いい味出してるよって感じでした。どこにでもいそうな一般人のしかも貧乏な女の子が、金持ちのぼっちゃんとくっつくっていう、ある意味シンデレラストーリーのようなところに、惹きこまれてしまいました。また見たいです。
子供から大人まで安心して見れるラブコメ
映画好きな大人にはちょっと…と思われる作品かもしれないけど、
子供から大人まで安心して見られる明るいラブコメ、ってジャンルはなかなかないんじゃないだろうか?
おしゃれな海外の映画ならあるかもしれないが・・・邦画だとぱっと思いつかない。
ドラマはきっちり終わったけれど、続編希望が殺到してファンのために映画を企画したとのこと。
映画じゃなくてSPドラマでも?と当初は思ってたけど、派手なスケール感が意外にも映画に向いていたと思う。
最後まで見て幸せな気分に浸れた。
ちょっと間延びした感じがもったいないのと、一見さんに分かりにくい登場人物はカットした方が良かったと思う。
これでいいんです!
これは、映画を観に行くのではなく「花より男子」を観に行くのです。牧野と道明寺とF4を観に行くのです。映画としてどーとか、脚本がどーとか、そーゆーのは、この際、忘れましょう。ただ大きなスクリーンで“最後の花男”を楽しむ。この作品に、おかたい評論を持ち込んでも意味がないっつーの!
これは映画ではない
この映画は僕が観てきた映画の中では最悪の映画でした。
映画の最後の方で結局は本編でやってたことはほとんどすべて無駄に終わったのか、という事に気がついて、映画が終わった後に金を捨てたような気分にさせてくれる最悪な映画でした。
観に行こうか迷ってる人は絶対観に行かないでテレビで放送されるのを待ったほうが絶対いいです。
まあまあ・・・
期待が大きすぎたのか、お金をかけた分特番枠じゃなく、映画にしたのねって感じでした。連れは続きが見たいと言っていましたが・・・。ファイナルとうたっているけれど、まだ次回作を作れる終わり方ではありました。TVの方がF4らしい気がします。とはいえ皆カッコよかったです。
まぁ、こんなもんでしょ^^
世界のあちこちをウロウロする「スケールの大きな」作品ぶりと
内容の薄っぺらさは「ジャンパー」を彷彿させてくれます。
ハッピーエンドはお約束だし、安心して観れますが・・・。
ところで、鏑木和役の藤木直人さんって、内田有紀さん主演の
1995年版では花沢類だったんですよね。
映画とはいえない…
原作マンガが好きで、ドラマもおもしろかったし、松潤が宣伝で「これがシリーズ最高傑作だ!」と謳うもんだから、とっても楽しみにしていた。
見た感想は一言。「ありえないっつうの!」。
素手で熊を倒すつくし、神父姿の花沢類、無人島で1か月放置されてもほとんど汚れない洋服たち…。
それに落としたネックレスは鳥が拾って巣に持ち帰ってるし…。
突っ込みどころ満載すぎて、唖然。
だけど、こんなにヒドイ内容でもなぜか許せちゃうんだから、花男パワーおそるべし。
花男ファンは劇場で、それ以外の人はTV放映を待つことをおすすめします。
個人的には映画よりも「ひみつのアラシちゃん!」でやってた森山中の大島と道明寺のデートの方がおもしろかったなぁ。
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