劇場公開日 2008年2月9日

「単純には感動できない感じ」潜水服は蝶の夢を見る okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5単純には感動できない感じ

2014年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

覚醒ではじまる導入が印象深いのだが、延々と作品全体で編集長視点を見せられるとは思わなかった。しんどい。
このピンぼけた不自由な視点が忠実かというと違うと思う。
あくまで身体的不自由を負った本人にしかわからないことだし、いくら想像をしてみたところでその視線は絵空事でしかありえない。たとえばライターの女性視点であるとか、その方が出版物語も感動的でリアリティーがあっただろう。しかしそれも平凡か。
一見事実に忠実で誇張がないようではあるが、実はこの映像手法を選んだことで多いに妄想的な映画になったのだと思う。
以外となにも残らなかった。

コメントする
okaoka0820