クローバーフィールド HAKAISHAのレビュー・感想・評価
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途中まで良かったのに......。
レンタルでイマイチコーナーにあったので久々にパニック映画の鑑賞をと思いチョイス♪制作が有名な映画だけに凄く期待してしまっただけに、途中から飽きがきてしまいました。
それでも最後まで鑑賞しましたが、他の方が書かれている様にハンディカムの電池のもちが良過ぎる点がちょっと不満w特に電池残量が表示されて無いので、そこわ表示されていたら更にリアル感も出たかもと思いました。
没頭して観れるけど、所々に期待通り過ぎて一工夫なひねりが在ればと思ってしまい飽きが来てしまったのが残念。ただ最後わ予想と違っていたけど、後味が美味しくない結果だったのでモヤモヤ感を残しての鑑賞終了でした。
吹き替えも良いけどオリジナル音声での鑑賞の方が楽しめると個人的に思います。
楽しめた。
再々見。楽しめた。
世界に唯一無二の摩天楼だからこその壊されっぷり。
橋、地下鉄、百貨店、公園、自由の女神?とちゃっかりNY観光PRする商魂も吉と出た。
回想シーン挿入アイデアも成功と。
拝借元とおぼしき「ガメラ2」を再見せねば。
なかなか面白かった。
WOWOWで吹替版観ました。
最後まで観る気はなかったけど、気づいたら終わってた、って感じ。最後まで気持ちを引っ張る力はある作品でした。
知らなかったけど、今年続編が映画館で上映されてたのね・・こっちはまったくノーチェックでしたけど、機会あれば観てみよ。
胸毛.comはゲイ向けのリンク集だった
酔い止め薬を忘れた~などと心配しつつも、ハンディカム映像による酔いは起こりませんでした。それよりも一般市民の目で体感できるアトラクション映画に大いに満足できました。
TVドラマ『LOST』や映画『M:i:III』のクリエーターJ・J・エイブラムスがネット中心に仕掛けた宣伝効果もあり、全貌が掴めぬままの鑑賞となった人も多いハズ。『ブレアビッチ・プロジェクト』のような手ぶれ映像という評判もあったようですが、映し出されるリアルな迫力には『ユナイテッド93』を思い出してしまいました。日本の『ゴジラ』にも影響受けているようですし、日本が被爆や空襲の辛い体験があってこそ生まれたのと同様に、9.11テロを被ったニューヨークだからこそ生まれた怪獣映画だったかもしれません。
中心となるのはロブという青年。ビデオカメラには4月27日と5月22日の日付の映像が交互に映し出され、録画した数週間前の映像の上に被せてあるという凝った作りとなっています。パーティシーンで人間関係を理解しようと努力しているうちに突如大きな爆発音が鳴り響く。同時多発テロでもこのように何が起こっているのかわからない雰囲気だったのでしょう。逃げなきゃ!と思っても、一体どこへ逃げればいいのやら・・・映画自体が謎につつまれていたのも効果大でした。
ロブが一度だけ関係を持ったベス、ロブの兄貴とその恋人。そして、まさしく“死ぬまでカメラを離さない”ドキュメンタリーカメラマン根性のハッド。彼は緊迫した場面でもおバカなことを言ってのける、ある意味超人であります。恋人の関係、兄弟などといった4人にオマケのように付き添ってしまうのです。もしかすると日本へと旅立つロブのためにクソがつくほど真面目にドキュメント作りしてたのかもしれません・・・
『GODZILLA』をも手掛けたローランド・エメリッヒ監督にも通ずるような、自虐的なディザスタームービー。最後には怪獣をやっつけて平和に終わるような映画だったら、魅力も半減してしまうところだったのですが、期待通りの展開になってくれました。途中の台詞には、怪獣を作ったのも政府の策略・・・などと社会派を思わせる部分もあったし、隠ぺいのためにニューヨークごと攻撃するという疑念も想像させるところが上手い。
残念だったのは、巨大怪獣の他にも小さいエイリアンが登場して、噛まれると感染するのか繁殖するのかわかりませんが、アメリカ映画ならではのエイリアン・ゾンビ映画の要素まで取り入れてしまったことでしょうか。できればデカい奴だけで押し通してほしかった。ラストのセントラルパークの橋の下、これは良かった。『魔法にかけられて』を思い出しちゃいました。
【2008年4月映画館にて】
ずいぶん電源長持ちなカメラね
手持ちカメラで撮影していたら偶然怪獣出現に居合わせた、という体のいわばワンアイデアで押し切る映画。
ドキュメンタリータッチが狙いでそれは成功しているが、画面が揺れまくりで相当に疲れる。長さが90分以下なのは賢明な判断。
カメラは揺れるが最後まで映画的視点はブレないのが偉い。ラストにみせるシーンも用意してるし。意欲作としグッジョブです。
撮り方についてはちょっとガチャガチャしている。逃げ惑う人々とモンス...
撮り方についてはちょっとガチャガチャしている。逃げ惑う人々とモンスターの見せ方がうまい。
画面酔いは避けられないかな
テーマーパークのアトラクションみたいな作品。
これをVRや椅子が振動する4DXで見たらより楽しめそう。
少し変わった映画が見たい人にオススメ、最初の15分は退屈なのでそこまでは流し見程度でいい。
初見だとイマイチ
カメラ視点。
公開当事はブエアウィッチとかRECとかが流行っていたんだろうか・・・
この作品単体でみても、
緊迫感が有るけど何か良くわからない。
という、作中の登場人物となんとなく同じ心情しか沸かない。
それは有る意味成功しているんですが、
なんとなく引き込まれない。
他人の映像を見ている(まさにそうなんですが)印象。
KAIJYU
今となっちゃどういう映画か知られているが、公開前は一体どういう映画なんだろうと興味津々。
予告編も、ホームパーティーが開かれていたら、何か異常な事件が起き、自由の女神の頭が吹っ飛ばされてくる。
自由の女神の頭を吹っ飛ばす“何か”って…?
怪獣? え、これ、怪獣映画なの??
J・Jが極秘でハリウッドでゴジラを作り直したんじゃ!?…とさえ胸躍らしたもんだ。
まあゴジラではなかったけど、怪獣映画であった事は事実。
突如NYに巨大不明生物が現れ、逃げ惑う主人公たちをフェイク・ドキュメンタリー・タッチで描く。
冒頭20分は退屈。惚れた腫れたの男女関係。
最初の20分は我慢して、何か起き始めたら俄然面白くなってくる。
チラッチラッと映る巨大な何か。あ~、もっとよく見せて~!
フェイク・ドキュメンタリーなので臨場感は日本の特撮怪獣映画の比じゃない。真っ暗な地下鉄で小型の何かに襲われるシーンはバクバク緊迫感!
フェイク・ドキュメンタリー×怪獣映画というのが、怪獣映画としては新しいユニークな見せ方。
要所要所の日本怪獣映画へのオマージュがまた心憎い。
そもそもの本作製作のきっかけが、ゴジラ。J・Jが日本に来日した時、おもちゃ屋に必ずゴジラのおもちゃがある事に感激して、ハリウッドでもゴジラのように愛される怪獣映画を作りたいと思ったんだそうな。
主人公の栄転先が日本。
小型生物に襲われるシーンは、あれ、絶対デストロイアかレギオンだよね!?
OPロゴの足音は第一作目の『ゴジラ』。
また、EDに流れる音楽はかの巨匠の音楽を彷彿! 日本の怪獣映画でもそのまんま使えそう。
私はこの映画を見た時、必ずED曲を繰り返し聞いてしまう。
まあ、難点もあり。
フェイク・ドキュメンタリー故、画面が揺れまくって見辛い。
話の展開上仕方ないとしても、都合よく主人公たちに危機が訪れる。
後、怪獣のデザインが、ゴジラのように愛されはしないかな…(^^;
何にしても、ハリウッドで新しい怪獣映画を作った心意気に万歳!
今ハリウッドでは怪獣映画が密かなプチブーム。
その立役者は2013年の『パシフィック・リム』や2014年の『GODZILLA』だが、最初のきっかけを作ったのは本作だと思っている。
なので、今年公開予定の『クローバーフィールド』第3弾もまた怪獣路線にならないかな~。
想像を膨らませて楽しむ
公開前も「謎の映画」とされ、いざ封切りされても結局謎は謎のまま。全編POVであり、「乗り物酔い注意」の看板が特設されるなど多くの「クローバーフィールド現象」が巻き起こるセンセーショナルな作品だった。流石J.J.エイブラムスだ。さて、本編を観賞しての感想だが、臨場感が物凄く、手に汗握りっぱなしであるが、酔う。しかし面白い…こんな感じだ。本作の真の面白い所は本編ではなく「本作を取り巻く環境」だろう。それと劇中のヒントなどを組み合わせて出来上がった「憶測」がワクワクさせる。点と点が結び付く所もあれば、矛盾もあるということが更なる探求心を煽るという訳だ。
本作のキーワードは以下の通りである:
①公式サイトや関連サイトなどで分かること
・日系企業タグルアト社
油田開発などを行う企業であり、劇中の主人公が副社長として日本へ赴任する会社である。その子会社が「スラッシオ」と呼ばれる飲料水を発売し、ヒットさせている。劇中ではロブの兄、ジェイソンがそのTシャツを着ている。
タグルアト社は油田掘削施設で大規模な事故を起こしており、それが何らかの形で怪物と繋がっている。また、潜水艦による調査で、「スラッシオ」の成分となる地点を探り当てるが、その海底に怪物が劇中で背中を擦って振り落とす寄生虫(アブブと呼ばれている)と背丈や特徴の似た生物が発見されている。「スラッシオ」の成分調査や研究の過程で、そのアブブが突然変異を起こし、巨大化したとも考えられる。
②本編でのヒント
・謎の落下物
劇中のラストシーンで、ロブとベスが観覧車に乗っているシーンがあるが、画面右上から突如何かが水平線に落下する。(船が目印)恐らく怪物だが、そうすると後述の監督の発言やタグルアト社関連の話とは矛盾が生じる。
・軍の関与
劇中で「軍が関与してるかもな」という台詞がある。ヒントとしてはそれだけだが、掘り下げて調べると確かにその可能性が出てくる。(軍の実験で…とかではない)
・怪物は1体ではない説
良く観てみると、怪物の大きさや特徴などが違って見える。顔の表情も違うこともあり、様々な憶測が飛んでいる。
・怪物、主人公らの安否
最後の攻撃である、マンハッタン島まるごと吹き飛ばす作戦にて、主人公2人は恐らく亡くなった。冒頭で、合衆国国防総省がカメラを回収したことが明かされるが、激戦区だったセントラルパークの橋の瓦礫下より国防省の人間が拾い上げたということは、「もう人間が入っても大丈夫」ということを表す。よって、安全=怪物は倒されたと考えられる。もしくは国外へ追い出した、もしくは負傷した所を生け捕り(これは私の考え)にした。いずれにせよ、その場所での危機は去ったととれるため、何らかの決着はついたのだろう。
③製作陣の話で分かること
・マット・リーヴス監督より
「怪物は生まれたばかりの子供なんだ」
と発言。「彼(性別問わず)は感情があり、いなくなった母親を探している。」とのこと。あの甲高い咆哮は苦痛に耐えている声とも聞こえるが、そう言われてみるとどこか悲しい叫びにも聞こえる。
ここにサイトの情報を組み合わせて考えると、タグルアト社の油田事故の以前に
ノルウェー国籍の船が行方不明になっているのだが、その原因が登場した怪物、あるいはその親である可能性がある。その後にアメリカ海軍の軍艦の沈没事故があるのだが、これはアメリカ海軍の調査で怪物が発見され、攻撃の対象となり、そのときに母と子が離ればなれになってしまったと推測される。母は沖へ、子は陸へ(マンハッタン島)という形だ。ここで母が死亡したとも考えられるが、劇中の「手強いやつだ」という台詞から、その可能性は低いとされる。
このように、調べれば調べるほど関連が繋がってくる。マニア臭いがとてつもなく斬新な設定に脱帽だ。長文を失礼。
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