劇場公開日 2008年5月17日

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「USAの自虐的な内容が痛々しい。」チャーリー・ウィルソンズ・ウォー ムーニャンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0USAの自虐的な内容が痛々しい。

2008年5月11日

 前半の軽く笑える内容。中盤の現実を知る場面、後半の折りたたむような進行での構成。
 アフガンへのソ連侵攻をUSAが介入した事実を映像化したもの。
 戦争の悲惨さや場面は少ないのでR-15の必要なし。政治上のやりとりが多い内容のため、女性にとっては退屈な内容と思われます。
 「大いなる陰謀」にも通じる、「世界におけるUSAの立場」を考えさせられる作品。
 終わったあとの痛快な気分は全く無く逆に「ドーン」と重いものを背負った感じが不思議な印象。
 つまりこの事実に近い作品を深刻に考えると当時の日本経済も何かの形で戦争に加担していたのか?と考えてしまう。

ムーニャン