劇場公開日 2008年7月5日

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「レースもストーリーもグダグダ」スピード・レーサー beepさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5レースもストーリーもグダグダ

2008年7月14日

悲しい

間合いも駆け引きもない目まぐるしいだけのレースシーンにはガッカリ。
まさかのテレビゲーム並みの仕上がりにはコケそうになった。
そこだけは面白いはず、と期待していただけに、2度目のレースシーンでテンションが一気に下がってしまいました。
イメージの中のレースシーンだから粗っぽい画面なのかと思いきや、続く実際のレースシーンも変わらず粗っぽいマリオカートみたいな画面。操作できないだけに楽しみ様がない。

つまらない話がだらだら続く。
こんなのいったい誰が心の底から楽しめるのか?

色彩の使い方は、ティム・バートン的な飛び方を目指していたのではないでしょうか?
これがただ目が疲れるだけ。

コメディ部分を始め、ファミリーの描き方は「スパイキッズ」的な世界を目指したのでは?
これがひたすら寒い。

ウォシャウスキー兄弟は、全く自分たちの資質にないことに手を出して全部失敗してしまったとしか言いようがありません。

beep