ウルヴァリン:X-MEN ZEROのレビュー・感想・評価
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勿体無い…
本編を観たことある人なら、やはり物語の序章となる話は気になるところ。
正直、魅力的なキャラクターや設定は言うまでもない。
しかし、自分がミュータントである葛藤、主人公に起こる不幸の連続に対する感情の薄っぺらさ、付け足して脇役のキャラクタ-のショボさと言うか、総合的に勿体無いとしか言いようがない…
アクションに関しても主人公の武器は爪、言うなれば彼の爪の物語と言っても過言ではないはず。
一対一の場面が多く、攻撃も地味、仕方ないかもしれないが逆にそこは少し過剰でも魅せる演出が欲しかった…
どう見てもガタイのいいニイチャンの殴りあいのケンカに見えてしまう。よくある取って付けたようなショボイ演出も不自然で仕方ない!
最後は今までの鬱憤を晴らすかのような派手な演出もなぜかこの作品には似合わない…
個人的にはその稚拙なストーリーに感情移入できず、やはり彼がミュータントとしての自分をどうやって受け止めてきたのか、ダークヒーローならではの葛藤や、その特異な姿だからこそ内に秘めた闇の部分をクローズアップして描いて欲しかった。
逆に良く言えば長所を根こそぎ削り取ってしまったが小さい子供でも気軽に楽しめるような作品に落ち着いたというところだろうか…
正直、続編出ても観ないな〜
ローガン誕生秘話
ウルヴァリンことローガン誕生の話です。
超合金アダマンチウムでできた爪が、実は手術を受ける前は骨だったというのは映像的には一番衝撃的でした。実は、他の部位の骨も出すことができるのではないか?と思った瞬間でした。さらに、ローガンヘアーは、最後まで形成されていませんでした。
なぜ、ローガンが超合金の骨格をもつに至ったか、さらに記憶を失ったかといった謎に光を当てています。
内容は、X-MENファンであれば楽しめる内容で、これまでのX-MENには出てこなかった新しいミュータントも出てきます。
最後は、校長先生が出てきてオリジナルのX-MEN I につながる内容でした。
見応えのある映像!
面白かったよ~!
ウルヴァリンが「X-MEN」に登場の時、記憶喪失だった訳や、ウルヴァリンという名前の由来、超合金の爪の秘密など、納得できるかたちで知ることができる。
兄弟が生きてきた150年にわたる地球上の戦争の一部~南北戦争、ノルマンディ上陸作戦、ベトナム戦争~での戦いぶり。
お互いに助け合い、生きてきた。
でも、いつしか凶暴になっていく兄との離別、組織からの離脱。
普通の生活を求めて、大切な人を守っていくウルヴァリン。
でも、組織は彼を放っておかず。
兄の凶暴ビクターは「俺がウルヴァリンを殺す!」と言えば、誰も手を出さない。
でも、お互い死なないのはわかっている。
それでも闘う。男の意地にかけて。
これって、150年も続く兄弟喧嘩でもあり、兄弟愛でもある。
最後のXIとの戦いで、「背中を合わせろ!」はさすが!
ヘリコプターVSバイクに乗ったウルヴァリン
ビクターVSウルヴァリン
最初から、ド派手で痛快なアクションは、見ていて爽快!
他の出演者のライアン・レイノルズやウィル・アイ・アムもステキ。
トランプ裁きの華麗なガンビットのテイラー・キッチュ。今後の活躍に期待大。
ヒロインのケイラは、ジーンに何となく似ている。
後にウルヴァリンが好きになるには、こんな訳があるのかも・・・なんて思った。
続編も決定とのこと。
楽しみが増えた。
ヒュー・ジャックマンは、やっぱりセクシーです。
やっぱりヒュー・ジャックマンのハマリ役!
派手な部分だけを切り取った印象
ウルヴァリンという人物に対する物語の切り取りが
すごく短い印象を受けました。
日本で言うところの弥生時代部分のみだったような(滝汗)。
大人になるまでのパートがもう少しほしかったです。
(子供時代からタイトルが出るまでに100年くらい経過?)
その後のストーリーは楽しめましたが、
「このキャラ実は…」みたいな展開が最近よく見る話だったので、
観賞後の「やられたぁ〜」感が薄く「やっぱそうなるかぁ〜」に。
とくにエンドロール後のシーンは、
「ほれほれ、続編期待してねぇ〜」的な印象が強く、
不要に思えてならない。いい加減やめてほしい。
とか言ってますが、シリーズ内でも好きな作品となりました。
(X-MEN2の内容は同級生の喧嘩別れしか思い出せない…)
かっこよかった♪
ブルーレイ買わせて戴きます
最後の方はチョットなぁと思いましたが、さすがに脚本は良くできてて
見せ場もバッチリです。兄貴がカナリ脚本的に味付け濃くて単なる脇役で
終わってないところが良いですね 兄貴の扱いミスったらこの映画は
B級になってたと思います。
取りあえず観に行ってきてください
アクションだけ最高。
ミュータントの人間ドラマ
やはり、タイトルがゼロというだけあって、生い立ち幼少の頃を含め青年期(年齢不明だけど)の人間関係、成長過程の葛藤が描かれており謎解きがされていく。
主人公は人が良すぎてだまされる。何度も裏切られる。
過酷な運命に翻弄される姿が痛々しい。その悲しさと、突然変異体の体を持て余す精神の悩みが描かれる。
最近の超人物で共通する悩みの展開。ウルヴァリンの場合は、見た目の特殊技能は超合金の爪だけ(不死身と自然治癒はスゴイが)なので、アイアンマン、スパイダーマン等、スーツから違う人と比べると地味です。
また、時代設定が若干昔らしく、クルマ・ヘリも最新型ではない分、ある意味身の丈に合った身体アクションをしています。
アクションの見せ方より、ストーリーに重点をおいて製作しているようで、アクションは控えめな印象を受け、悲しいストーリーが残りました。
監督と若手俳優のキャスティング・ミス
これはひどい。まず監督は「ツォツィ」でのギャビン・フッド、「ツォツィ」は煮え切らない映画だったが、その欠点はここでも同じ。幼少期の父親殺し、100年以上にわたる軍隊経験、ミュータントしての悲しみ、ときっちり描かないといけない要素があるのにさらっと流す。と言って本筋のウェポンXの話が良くできているかと言うと、ありきたりでつらないという困った内容。ブレット・ラトナーのほうがよほどいい仕事をしていた。
リーヴ・シュレイバーが演じてもセイバートゥースはセイバートゥース。ほかのミュータントはプロデューサーでもあるヒュー・ジャックマンが「おれよりカッコイイやつは出さん」と決めたのだろう、みんな地味。それはいいとして女子メンバーがパッとしないのはどうしたことか。スコットの扱いのひどさも泣ける。
アクション・シーンはばらつきがあるのは仕方ないが、ラスト・バトルの画がしょぼいのは大失敗。この監督にアクションのセンスがないことが明白だ。次があるなら交代を望む。
X-MEN知らない人もぜひ!
X-MEN ZEROという副題がつけられているように
あの有名なX-MENシリーズのエピソードゼロにあたる
プレストーリーです。
私はX-MENは知らないし、あの金属の爪が痛そうで、
予告編を見るだけで、びくびくしていたのですが
これがこれが・・・
「嬉しい大誤算」で、もうすっかり惹きこまれてしまいました。
病弱な少年と近所の優しいお兄ちゃん。
これがいきなりある日から「兄弟の契り」を結ぶ深い仲になります。
兄ビクターと弟ジェイムズ(ローガン)。
二人は成長して、ヒュー・ジャックマン(弟)と
リーヴ・シュレイバー(兄)が演じるのですが、
二人にはものすごい超能力があって、
手の甲からするどい爪がのび、
銃弾や銃剣くらいでは全くの不死身。
オープニングのタイトルバックですでに
彼らは戦いまくるのですが、
もうこの部分でふつうのドラマ1本分くらいの戦闘シーンです。
やがて彼らと同じような特殊能力をもつミュータントたちと
一緒に行動するようになるのですが、
彼らの能力がまたスゴイ!
剣の達人ウェイド、
早撃ちのゼロ、
電流を操れるブラッドリー、
テレポーテーションのライス・・・
こんな友だちいたら便利だろうな~
X-MENご存じの方には無感動かもしれませんが、
すでにこのあたりで私はテンション最高潮になりました。
ここでの任務が不満のローガンはロッキーの山の中で数年間、
教師の女性ケイラと幸せに暮らすのですが、
ボスのストライカーや兄に見つかって
妻を殺され、復讐の鬼となって、また舞い戻るローガン。
彼はそのために超金属のアダマンチウムを骨に置き換える
改造手術をうけ、その最中に
「今までの記憶も消し去れ」という指令に怒り、
暴れて全裸で逃走するのです。
改造人間となったローガンの新しい名前はウルヴァリン。
これは、月のために地上にバラを取りに行ったのに
トリックスターにだまされて月に戻れなくなった精霊の名前です。
後半はX-MEN本編にすんなりつながるような筋書きで、
ちょっとトリッキーなブブンもあったりで、
ホントにちょっとも飽きずに楽しめました。
ローガンは、獣とか復讐の鬼とかいいながらも、
優しい心を持ち合わせていて、いつも自分の任務との間で
苦しんでいます。
ヒュー・ジャックマンの知性にあふれた容貌は、
どんなに体がモノスゴイことになっても
善良さと品のよさが香りたっていますね。
私は筋肉ムキムキは大の苦手なのですが、
ヒューの体は、もう「人体」として美しい!!!
「オーストラリア」のときも、きったないカウボーイの恰好から
タキシードになったとき、「お、お~っ!」と感激。
今回も、着るものがなくて震えてるローガンに優しい農夫が
息子の服を貸してあげるのですが、
はじめてまともな服装になった彼のカッコイイこと!
脱いでも着ても素敵な人ですね、まったく。
兄ビクター役のリーヴ・シュライバーは、
「ディファイアンス」ではピエルスキ兄弟のなかで、
トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)の弟ズシュでした。
この兄弟も仲間なんだけど、考え方が違う。
兄かなにがなんでも「生き抜く」道をいくのだけど、
リーヴ演じる弟は、「戦い抜こう」というんですね。
今回の彼の役も、「戦うこと」「相手をやっつけること」自体が
好きな人なんでしょう。
目的はどうであれ、自分の能力を駆使して壊しまくり殺しまくる。
「楽しもうぜ」なんて言ってる。
こういう人が不死身なのって、恐ろしいです。
彼の心底「野獣」キャラが、ローガンを引き立てていましたね。
カードや棒術の達人レミー・ルボーとか、
生き残ったミュータントもたくさんいるので、
この先どうなるのか、(ほとんどの人が知っているのでしょうが)
私はとても気になり、本篇の方もぜったいに観ようと思います。
この手の映画が苦手、という女性も、
XーMEN観てない、という人も
(私は両方ともなので)
きっと満足できるのじゃないかと思います。
ホッタラケの島
ハルカの母への思いと思い出の回想シーン(鏡に映し出される思いで)では、思わずうるる。。。となってしまいました。
たかがアニメだとたかをくくって見に行ったけど、結構引き込まれて見ていました。テオの住む「ホッタラケ島」は、遊園地みたいで面白かったです。
いいかも
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