ロビン・フッドのレビュー・感想・評価
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歴史を扱うならしっかり時代考証を!
ロビンフッドの時代もそしてラッセルクローも好きですが。
ラッセル・クローの「マスター&コマンダー」を観てからこの映画を観ると溜め息しか出ません😰
導入部も含めて順調に観る人の気持ちを掴む進展に
後半を期待したのですが…😅
フランス兵達が沢山乗り込んだ小舟が砂浜に到着すると、ここはノルマンディーのオマハビーチか😰
角張った船首に嫌な予感通り、上陸用舟艇と同じく
船首がバタンと前倒しに開きフランス兵達が勇ましく上陸を開始するのである。
もうこのシーンで興醒めしてしまい
リドリー・スコットを呪った、今まで心踊りながら観て来た時間を返せと!
キングダム・オブ・ヘブンでのエルサレムを攻めるシーンに出て来た攻城兵器はまあ眼を瞑ったが、
この上陸用舟艇を出した事でロビン・フッドを台無しにした。
【”英国危急存亡の秋、男が降誕する。そして王が愚かしき男と知った時、男は義賊となる。”今作はリドリー・スコット御大による中世の壮大なる戦闘、恋愛絵巻なのである。】
ー 今作を鑑賞すると、矢張り、古代、中世歴史戦闘映画と言えば、リドリー・スコット御大は抜群であるなあ、と再任認識した作品である。ー
■獅子心王リチャード1世(ダニー・ヒューストン)率いる英国軍は、宿敵フランス王フィリップ率いるフランス軍と激しい戦いを繰り広げていた。
だが、王は斃れ、王の冠を持ち帰ろうとした騎士ロバート・ロクスリー。だが彼も又闇討ちにあって息絶えようとする時、勇猛な兵士のロビン・ロングストライド(ラッセル・クロウ)に会い、領地ノッティンガムへ剣を届けて欲しいと頼まれる。
ノッティンガムを訪れたロビンは、領主であるロバートの父サー・ウォルター・ロクスリー(マックス・フォン・シドー)から同地にとどまって息子に代わって跡を継いでくれと請われる。そしてロバートには美しく気品高き妻マリアン(ケイト・ブランシェット)がいたのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤からの英国軍とフランス軍との戦いのシーンは、近作であれば「グラディエーターⅡ」を思わせる、矢が飛び交う中、鎧、鉄帷子に身を包んだ兵士たちが戦う姿は、リドリー・スコット御大の薬籠中の物であるなあ、と思いながら鑑賞続行。
・獅子心王リチャード1世が斃れた時に、弟のジョン王(オスカー・アイザック)がフランス貴族の女とベッドでいちゃついている姿から、容易にこの男は王の器ではないな、と分かる。
・案の定、戦場に出たジョン王は、フランスと通じていたゴドフリー(マーク・ストロング)の裏切りにより劣勢になる。
だが、ロビン・ロングストライドと義父を殺されたマリアンも参戦し、見事にフランス軍を撃退するのである。
<だが、愚かしきジョン王は、兵を出した領主たちに約束を違え重き税を引き続き課すことを伝えるのである。
その姿を見て、ロビン・ロングストライドと彼の妻となったマリアンは王を見限り、森の中で自由に暮らす道を選ぶのであった。
今作は、リドリー・スコット御大による重厚なる当時の戦闘意匠、衣装による中世歴史戦国絵巻であり、ロビンフッド誕生までを描いた作品なのである。>
ラッセル・クロウ版ロビン・フッド。ケビン・コスナー版と微妙に違うの...
孤独な一人の男がアイデンティティを確立してゆく物語
ラッセル・クロウお目当てのミーハー心で見ましたが、期待通りで大満足。更にマックス・フォン・シドーやオスカー・アイザックなど脇を固める新旧俳優陣の熱演がまた良し!
これは、勇敢だが孤独な一人の男が、生い立ちと父の遺志を知り、アイデンティティを確立して行く成長のドラマでもありますね。これに伝説や史実が背景に織り込まれて厚みが増し、ユーモアやロマンスも随所にあって魅力的な物語に。
世間的には賛否両論あるようですが、ロビン・フッド伝説にさほど詳しくないので全く気にはならず。特に終盤の戦闘シーンは圧巻!見終わった後は気分スッキリ、元気をもらえた作品でした。
「民衆の英雄」ではなく「諸侯の英雄」に違和感
フランス王の奸計に対抗するロビン・フッドの活躍を描く物語。
ロビン・フッドの映画は3作目の鑑賞ですが、それぞれ切り口が違って面白いですね。
この作品は、ロビン・フッド誕生の前日譚にあたる物語です。悪名高きイングランド王ジョンが行ったマグナ・カルタに絡めて、諸侯の英雄と言う描かれ方をしています。
結果として、戦史物としての描かれ方をしている為、「アウトロー」ロビン・フッドを期待していた私からすると、少々期待外れに感じてしまいました。
中世の戦争物としてみれば、それはそれで面白い映画だとは思いましたが・・・
私的評価は3にしました。
歴史物って人物相関が頭の中で混乱してしまってちょっと苦手なんだけど...
アクションはすごい
子羊はおそらく🤔・・
・・羊になりますね🐑‥良くて角付き🐏
主人公のパートナーになる相手の義父役を演じた老役者が我が姉のお気に入りらしく、BS放送でやる本作品の鑑賞をお薦めされたので観ました。
まあラッセル・クロウ氏が濃ゆい人なので全体的に私の中で(♫Now We Are Freeの曲のお陰で特に?)印象の良い作品『グラディエーター』と近い雰囲気だったなと。で後から調べたら同じ監督作品でしたね。
件の老役者マックス・フォン・シドーさんに限らず役者の皆さん素晴らしく、ありきたりで平凡なお話ではありますけれども安心して観られる物語でしたね。
実は自分も初めての鑑賞ではなくて、劇中の名言「幾度も立ち上がれ 子羊が獅子となるまで」を昔メモった記憶が呼び覚まされました✍🏼
それでそうなれたわけではなく、再びこのメッセージと出逢えた主人公のように点と点が結ばれ人生が覚醒したわけでもありませんが😑ソレガ私ノ現実ナノヨネ~
でも今一度書き留めておきましょう。これを目にして響くかもしれない誰かのために🔔⚡️
“RISE AND RISE AGAIN UNTIL LAMBS BECOME LION.”
傑作。
ラッセルご苦労
ウィリアム・ハートやマックス・フォン・シドーが渋い演技。ストーリーも実在の王や史実と絡み合わせ、ロビン・フッドがいかにしてアウトローになっていったのかを再現している。21世紀の流行でもある“ビギニング”、“エピソード0”といったイメージ。“正義”という言葉を使うのは為政者のみ。税金に苦しめられている庶民や諸侯の反乱も描かれてはいるが、これもロビン・フッドの本当の父親である石工ロングストライドが広めた、「政治がよくなるまで何度でも立ち上がれ」といった革命的思想によって信頼を得ているところが面白い。また、序盤ではイスラムの捕虜を惨殺したことを反省するロビンの弁も現代的テーマとなっていた。
リチャード王は映画と同様、1199年に死去しているが、通常のロビンフッドの物語ではほとんどが生きていたはずだ。そして悪政の中心は王の座を継いだ末弟のジョンに移行する。十字軍による国費の支出は莫大なもので、増税しなければ王室運営もままならない。そこで、税徴収の役目を果たすのがフランス王フィリップの手下ゴッドフリー(ストロング)だ!悪役ばかりのイメージが強い彼だが、やはりインパクトがあるのです。
リドリー・スコットだけあって迫力ある戦闘シーンも唸らされるが、それよりも社会派の内容を持ったストーリーがいいと思う。単なるスペクタクル監督ではない。その辺りが弟トニー・スコットと違うところだ。
リドリー・スコット版ロビン・フッド
☆☆☆★★★ ※ 鑑賞直後のメモから 物凄く分かり易く親切な作り。...
アウトロー
ロビンフッドがアウトローになるまでのお話でした。ロビンフッドは誰もが聞いたことがあるだろうけど、内容まではディズニーのアニメでしか知らない私。
ラッセルクロウということでかなり期待して観た。何度も何度も戦いのシーンが出てきたし迫力は十分にあったと思う。でももう少し私としてはロビンフッドの恋物語っていうのを期待しててそっちをメインに観ちゃったため物足りない感じ。
ただ単に見るぶんには楽しめる映画。ケイトブランシェットはいい女優さんだけど今回はちょっと向いていないかも? すこし意地悪そうに見えました。綺麗だけれども意地悪な綺麗さがあるので。
もう一度観たいとか後に残るような作品ではないけど良い作品だった。
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